記事提供:Doctors Me

医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
ここ数十年で、私たちの食卓はいろいろな変化が起こっています。健康志向を反映して、胚芽米や玄米などを日常の食事にとり入れる人も増えてきました。

そこで、最近ヘルシーでおいしい食用油として注目を集めている「米油」について、ご存知でしょうか?今回はこの米油について、医師に詳しい話を聞いてみました!

米油のとっても優秀な成分!

米油は英語ではライスブランオイルといわれ、米ぬかから作られた食用油です。米油の成分には、特筆すべき優秀なものが複数あります。

1. オレイン酸
オレイン酸はいわゆる悪玉コレステロールと呼ばれるLDLコレステロールを下げてくれる働きがあるといわれています。健康診断でいつも、LDLコレステロールの値を指摘されてしまう方は、揚げ物などをするときはいつもの油を米油に替えてみるとよいかもしれません。

2. リノレン酸
この成分も、コレステロールの低下、動脈硬化の予防に役立つと考えられています。

3. ビタミンE
アンチエイジングのカギになる物質の一つとして注目を浴びているビタミンEも、米油には豊富です。特に、トコトリエノールとよばれる、特に抗酸化力の強いタイプのビタミンEも米油には多い点も注目に値します。

4. ガンマーオリザノール
ストレスの多い社会に生きる私たちに、その効果が期待できるのが、米油に含まれるガンマーオリザノールという物質です。特に更年期障害や自律神経失調症に効果が高いとされ、同時にこれも米油に含まれる植物ステロールとの組み合わせで認知症や動脈硬化の治療目的でも使われているようです。

日本人にぴったり! 米油の味

栄養的に米油がとても優秀なことはわかっていただけたかと思います。でも、身体にいいという油はたくさんあっても、香りや味が強くて普段作る料理に合わない、ということもありませんか?

でも大丈夫。この点も、普段から私たち日本人の食事のベースになっているお米から作られた油だから安心です。天ぷらや、煮物など、おなじみの和食にもよく合って、あっさり仕上がります。

毎日作る料理に風味の点で合わせやすい食用油であるということ、とても大切なことだと思います。もちろん、好き嫌いはあると思いますが、この米油、興味をもたれた方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。

≪肥満の原因は生活習慣に隠れていることが多いのです≫
なかなか痩せられない理由、知りたい?【痩せない生活習慣】チェック

【医師からのアドバイス】

胃の弱い方にもお腹にもたれにくく、多少時間が経っても酸化せず風味が保たれやすいといわれています。家族とは食事の時間がずれてしまうかた向けの揚げ物などにもいいでしょう。

(監修:Doctors Me 医師)

この記事を書いたユーザー

Doctors Me(ドクターズミー) このユーザーの他の記事を見る

Doctors Me(ドクターズミー)は、医師、薬剤師、歯科医、栄養士、カウンセラー、獣医に相談できる、ヘルスケアQ&Aサービスです。医師をはじめとする専門家が解説する人気コラム、病気・症状の体験談等を配信中!

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス