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医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
花粉症などアレルギーがあるのはつらいもの。でも原因がわかっていれば対策をとることができます!

今回はアレルギーの検査の種類や、検査によってどんなことがわかるのかなどについて、医師から話を聞いてきました。

アレルギー検査の種類

現在行われているアレルギー検査には

・血液検査
・皮膚のテスト

があります。

昔はアレルギーが疑われる物質を食べてもらって実際にアレルギー反応が起きるかどうかを見ていました。陽性の場合はひどいアレルギー反応が起こり、危険な場合もあります。このために現在は行われていません。

1. 血液検査
血液検査ではアレルギーの原因となる物質の検索と今後アレルギーになりやすいかどうかがわかります。

2. 皮膚のテスト
皮膚のテストは濃度を薄くした対象の物質を皮膚につけて、赤くなるかどうかによってアレルギーがあるかどうかを見る検査です。この検査はアレルギーの可能性がある物質を直接に皮膚につけるので、たとえ濃度が薄くても、強いアレルギー反応が起きることがあります。

アレルギー検査でどこまでわかるの?

保険では全ての物質に対するアレルギーの可能性を一度に調べることはできません。ある程度可能性のあるものに対して検査を行います。例えばアレルギーが春に多いとか秋に多いとか傾向がわかれば、季節によって花粉などの種類が異なるので、検査をする対象を数種類選ぶことができます。

検査の結果が陽性であれば、対象の物質に対するアレルギーを持っていることになりますので、注意しやすくなります。ただし検査の結果が陰性でも対象に対するアレルギーがないと完全には言い切れませんので、その点は留意しておきましょう。

また、アレルギーの血液検査はいつでもできますが、生後1歳未満で検査の結果が陽性でも、今後ずっとその物質に対するアレルギーもち続けるという訳ではありません。陽性の場合は、免疫機能がある程度発達した2〜3歳以降に再度検査を受けた方がいいでしょう。

気づきにくいアレルギーもある!

通常のアレルギーは、皮膚に湿疹が出たり、アレルギー性鼻炎のように鼻水、鼻詰まり、あるいは目が痒いなどの症状が出るため、わかりやすいものです。この場合は病院を受診してアレルギーの検査を受ければ、何に対するアレルギーがあるかはっきりします。

しかしアレルギーの中にはこれらのようなはっきりとした症状を起こさず、だるい、気分が悪い、微熱が続く、疲れやすい等のはっきりしない症状の原因がアレルギーであることがあります。

しかもアレルギーの原因となる物質が日常的に接しているものであると季節性もなく、気づきにくいです。このような場合は病院を受診して一般的な血液検査をしても異常は認められず、気分的な問題、あるいは精神的な病気として安定剤等を処方されてしまうことがあります。

アレルギーの血液検査は簡単にできる検査ですので、はっきりしない症状がある場合、一度は受けた方がいいでしょう。

【医師からのアドバイス】

アレルギーの強さによって命に関わる場合もあるので、自分の体質については知っておく必要があるでしょう。気になる症状がある場合は、ぜひ検査を受けてみてください。

(監修:Doctors Me 医師)

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