記事提供:子ある日和

育児においての悩みに、甘えてくる子どもにどう接するかということがあります。子どもの甘えを受け入れるということと、子どもを甘やかすこととはどう違うのでしょうか?

甘やかすこととは?

『過保護』や『過干渉』という言葉に置き換えられるように、甘やかすとは親がなんでも手を出してしまうことでもあります。子どもからの要求の前に先回りして「危なくないように」「喜ぶから」となんでもやってあげてしまうことです。

また、子どもの要求を無条件になんでも聞き入れることも甘やかしていることになります。すぐに物を与えるなどもそうです。その場だけを見ると、子どもは喜ぶし、要求が通らないと泣いて騒ぐこともなく、親としても楽なように思えます。

でも、子どもは成長していく過程で、思い通りにならないことも受け入れたり折あったりしていかなければなりません。その時に甘やかされて育った子どもはどう対処できるでしょうか?親の手助けや子どもの自立と共に考えなければいけません。

甘えることとは?

子どもが親に甘えるということは、自分が受け入れられる存在だということを確認し、安心できるものなのです。

甘えるというのはわがままを通すということではなく、自分が受け入れられていると感じることなのです。この安心感によって情緒的な安定や自立心を高めながら成長していくのです。

子どもが甘えてきたら

子どもが甘えたいと求めてきたら、しっかりと受け入れましょう。小さな子どもは親の温もりを必要としていますから、抱っこをしたり手をつないだりしてスキンシップを図りましょう。

すぐに抱っこなどが出来なくても、声をかけて話を聞くなどすると、子どもは親に受け入れられていると感じるでしょう。甘えられるという安心感が自己肯定につながり、自立や他者への思いやりにつながります。

甘えられない子どもは

なかなか甘えの欲求を満たせなかった子どもは、親への不満を募らせるとともに、自分への自信も失っていく傾向にあります。

自分を肯定できないと他人への思いやりも育ちにくくなり、攻撃的になったり、自分の要求を無理にでも通したいとわがままを言い張ったりするようになります。

このように子どもを甘えさせることと甘やかすことは同じことではないのです。子どもが自分に自信を持ち、自立心や他人への思いやりをはぐくむ元になるのが甘えです。

なんでもすぐに子どもの要求通りにしてやるのが甘やかしで、そのように育てることは子どものためには良くないのです。親が甘やかさず、子どもの甘えを受け止めて、自立へと導いて育てていきたいものです。

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