日本国内のみならず海外からも人気の高い古都、京都!
歴史的建造物が多く、誰もが心を奪われてしまう魅力があります。

しかし、そんな京都の観光スポットでもイメージと違う!とガッカリしてしまうことがあります。歴史好きなら誰もが一度は感じたことがある、あるある3大がっかりスポットを紹介します。

1.本能寺

出典 https://ja.wikipedia.org

織田信長が家臣の明智光秀に襲われ、敗死した”本能寺の変”はあまりにも有名です。
信長は戦国時代の武将、武力の力で「天下人」となり戦国乱世の終焉に道筋をつけました。
「鳴かぬなら 殺してしまえ ほととぎす」
天下取りに挑んだ武将、織田信長の気性を表した句として有名ですね。
そのカリスマ性から大変人気のある偉人です。

そんな彼は本能寺で寝込みを襲われ、敵に包囲されたのを悟ると、寺に火を放ち自害して果てました。
日本の歴史が動いた瞬間です。
日本史好きであれば誰もが一度は本能寺に行ってみたいと思うことでしょう。

本能寺のイメージ

出典 http://ohmoriws1.ms.kagu.tus.ac.jp

堂々とそびえ立つ寺、武士たちが戦い、立ち込める炎、炎の影に織田信長の姿が。
小説やドラマなどで何度も登場した本能寺。
多くの方がロマンにあふれた壮大なイメージを持っているはずです。
実際の場所に訪れると・・・

現実

出典 http://www.oumi-castle.net

「・・・(・_・)」
そう、本能寺は織田信長と一緒に焼失してしまったわけですから、跡地が残っているだけなのです。これにガッカリ来る人が後を絶ちません。
跡地には特別養護老人ホーム,京都市立堀川高等学校、および本能寺会館などがありますが、信長の最期の地としてはあまりにもサッパリしています。

最近新しく建てられた石碑

出典 http://www.oumi-castle.net

最近、追加で新たな石碑が建てられましたが寂しい雰囲気は変わらず。

実は燃えてしまった旧本能寺は跡地しか残っていませんが、豊臣秀吉により寺町御池に再建された新本能寺があります。

移転されたので場所は違いますが、こちらで雰囲気を味わってください。

出典 http://www.kyoto-honnouji.jp

本能寺は不運にも何度も焼失しています。
そのため本能寺の「能」の字に含まれる「ヒㇶ」が縁起が悪いと言われ現在は「ヒㇶ」ではなく「去」と記載されるようになりました。

2.池田屋

出典 http://www.rekibito.com

「池田屋事件」ご存知でしょうか。
「新選組」好きなら誰もが知っている有名な旅籠・池田屋で起こった事件です。

京の治安を守る新選組は、ある日長州藩過激派を中心とした「テロ計画」の情報を入手します。その計画とは京の町に火をはなち、混乱に乗じて天皇を長州に連れ去るという内容でした。
その陰謀にかかわる密議が旅籠・池田屋の2階で行われているのを発見した新選組。
そこへ新選組局長・近藤勇と隊長の沖田総司・永倉新八・藤堂平助、計4名のみで斬り込んだという事件です。歴史ドラマなどでドキドキハラハラするシーンとして幾度となく登場するあの池田屋!現在はどうなっているのでしょうか。

池田屋のイメージ

出典 http://photozou.jp

京都らしいたたずまい、数々の偉人が訪れた歴史のある旅館、そんなイメージです。

現実

出典 http://japanserve.com

「なんやこれ。居酒屋?」
よく見ると左の方に石碑が建っていますが、地味です。

池田屋は事件後もしばらく旅館として営業が続けられていたそうですが現在建物は取り壊されてしまいました。
居酒屋が建つ前はパチンコ屋だった時期もあります。
幕末、新選組が駆け抜けた地にパチンコ店はちょっと・・・とショックに思われた方も多いはず。
現在の居酒屋は店内に二階に続く階段など当時の旅籠の雰囲気が感じられる内装がほどこされているそうで、歴史ファンとしては少しホッとしました。

3.五条大橋

出典 http://www.j-roman.com

平安時代末に牛若丸と弁慶が出会ったという伝説で知られる「五条大橋」。
「五条通」の鴨川に架けられています。

大男の弁慶が薙刀をふりあげて牛若丸にめがけて切りかかりますが、牛若丸はそれを避け、橋の欄干をひらりひらりと飛び移ったといいます。牛若丸の華麗な動きを前に弁慶は返り討ちにあってしまいます。それをきっかけに弁慶は牛若丸の家来となります。

出典 http://www.kumon-ukiyoe.jp

教科書などでも登場するとおり、浮世絵でのイメージが強いのではないでしょうか。美しい満月を背に戦うその姿。牛若丸の強さと美しさの伝説から想像するに、五条大橋もさぞかしきれいな橋なんだろうなとワクワクする自分がいます。

♪ 京の五条の橋の上 大のおとこの弁慶は 長い薙刀ふりあげて 牛若めがけて切りかかる
♪ 牛若丸は飛びのいて 持った扇を投げつけて 来い来い来いと欄干の 上に上がって 手をたたく
♪ 前やうしろや右左 ここと思えば またあちら つばめのような 早業に 鬼の弁慶あやまった
作詞・作曲者不詳

出典 http://www.j-roman.com

民謡で「牛若丸」という歌があるのは有名ですね。この歌はこの五条大橋での決闘を歌っています。

現実

出典 http://www.geocities.jp

「車多っ!」
五条大橋がかかる五条通は国道一号線でもあります。交通量が多く全く雰囲気はありません。牛若丸と弁慶をイメージした像が一応あります。なんだか複雑な気持ちに・・・。

別の角度から

出典 http://www.geocities.jp

う、うーん。なんともコメントしづらいです。

実は、この「五条通」は移転されたあととのこと。平安時代はこの場所に五条大橋はなく、元々は松原通へとつながる道にかかっていた橋が五条大橋と呼ばれていたそうです。
つまり、松原通りにある「松原橋」こそが当時の「五条大橋」だったと言われています。
「松原橋」はどんな橋なんでしょうか!?ワクワクですね。

こちらが松原橋

出典 http://www.geocities.jp

「・・・普通の橋や(´・ω・`)」
寂しくなってしまいました。

そもそも京都の町そのものが・・・

Licensed by gettyimages ®

どこか特定の場所にショックを受けるわけではありませんが、京都の町そのものにショックを受ける方も多いです。

京の都のイメージ

出典 http://iorin0225.com

京の都と言えばこのようなイメージでしょう。
時代劇などで出てきそうなこれぞ古き良き日本、京都に行けば江戸時代にタイムスリップできそう。町屋が並び、ゆっくりとした時間が流れ、四季折々の美しい風景が楽しめる、そんなイメージです。

現実

出典 http://livedoor.4.blogimg.jp

「がーん。」
なんてことない日本の町の風景も、京都が初見の人はショックを受けてしまいます。
ここがあの京都でしょうか。電線やら看板でゴチャゴチャしています。
特に外国の方は京都に「SAMURAI! JAPAN!」のイメージを持ってこられるのでやはりショックを受ける方が多いようです。サムライはどこ?となります。

もちろん、祇園、先斗町、東山、嵐山など「これぞ京都」とイメージにあったスポットもあります!ただ、京都の町全体がそうではないのであまり幻想を抱かないようにしなければなりません。

まとめ

Licensed by gettyimages ®

いかがでしたでしょうか。
ガッカリの連続で申し訳ありません。
他にも歴史的建造物ではありませんが、京都タワーや京都駅が京都のイメージとあわないなんて声がチラホラ聞こえてきます。木造建築ではないからでしょうか。

しかし結局「京都は美しい」のです。
上の写真は紅葉の時期のライトアップされた清水寺。ため息が出る美しさです。

京都は(CNN)米旅行誌「トラベル+レジャー」が発表した2015年世界の人気観光都市ランキングで1位に選ばれた町!
世界から見ても魅力的な町であることに変わりはありません。それだけに「ガッカリ」スポットがあると目立ってしまうといった感じでしょうか。歴史のある町ですから現在に至るまでに色々あります、それはガッカリも生まれてしまいます。
しかし、そのガッカリも含めて京都を楽しめるような人は京都好きの上級者なのかもしれません。

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