記事提供:Doctors Me

医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
食欲の秋。歯や口の健康も考えながら、美味しい秋の味覚を楽しみたいですね。

今回は、歯にいい食べ物について、歯科医師に話を聞いてきました!

なぜ現代は虫歯や歯周病が多いの?

古来、人類は狩猟民族だったので、歯周病や虫歯になる率が低かったと言われています。しかし食生活が多様化し、虫歯や歯周病に苦しめられるようになってしまいました。

虫歯や歯周病の原因となるのは糖分です。炭水化物や炭酸飲料など多くの食物に含まれていて、口腔内にいる虫歯菌の最高のごちそうとなり、虫歯菌は繁殖していきます。また、現代の食生活は柔らかいものが増えてきて、噛む回数が減って顎が小さくなってきたのも、虫歯や歯周病の原因です。こうしたことを踏まえ、歯に良い食べ物を紹介します。

肉などの硬いもの

よく噛むことで口の中の唾液はたくさん出ます。唾液は口の中をきれいにする働きがあって、口の中にいる虫歯や歯周病の原因となるバイ菌を洗い流してくれるのです。肉など、よく噛んで食べるメニューは歯にとてもよいです。たまにはワイルドにステーキなどの塊肉を食べるのもよさそうです。

また、子どものうちに硬いものをよく噛んで食べることで、顎の成長が促進され、よい歯並び、正しい噛み合わせになることができます。

最近は、菓子パンや、ジャンクフードにカップ麺など柔らかい食べ物があふれています。昔の食生活のように、骨ごと揚げた魚、煮干しなどを食べる機会は減ってきています。こういったものを食生活に取り入れられたら、歯にも体にもとてもいいのです。

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繊維質の根菜や野菜

繊維の多い食べ物、例えばゴボウなどの根菜類、水菜・ネギなどの野菜は歯に良い食べ物の代表。腸内環境を整えたり、栄養面でも健康に非常にいいものですが、歯の健康にも役立ってくれます。

繊維の多く含まれている食べ物は、口の中を清潔にしてくれるのです。口の中は何億という菌が住んでいます。その中のミュータンス菌という細菌が、歯と歯の間にくっつき虫歯を作ってしまいます。繊維の多い食べ物は、そんな口の中をきれいに保つ助けとなるのです。

お茶

お茶は歯を強くし、抗菌作用で口臭を防ぐ働きがあるといわれています。現代には口当たりの良い炭酸飲料やジュースがあふれていますが、ぜひお茶を飲む機会を増やしてほしいと思います。

また、歯はpH5.5以下で溶け始めます。つまり酸性になればなるほど、pHが低ければ低いほど歯は溶けやすく弱くなってしまうのです。pHが低い飲料の代表例は、甘い炭酸水やスポーツドリンク、ワインやジュース、お酢などです。特にスポーツドリンクは健康にいいイメージですが、非常にpHが低いため、注意が必要です。スポーツ時や病気のときなどに限定して、かしこく利用するといいでしょう。

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【医師からのアドバイス】

酸性のものは歯を溶かしやすいので気を付けましょう。お酢やオレンジなど酸味がつよいものを過剰摂取すると歯が溶け「酸蝕症(さんしょくしょう)」になる危険があります。すっぱいものを食べた後は、水を飲んだり口をゆすぐだけでも、効果的です。

(監修:Doctors Me 歯科医師)

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