記事提供:Doctors Me

医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
パートナーがうつ病になったら…とてもショックですよね。そんなときどのように振る舞えばいいのかわからず、戸惑ってしまったり「失敗した」と思うような行動をとってしまうこともあるかもしれません。

今回はパートナーや家族がうつになってしまった場合、どのように接すればよいのか、どのように考えればいいのかついて、医師に詳しい話を聞いてきました!

うつ病のパートナーへの接し方

パートナーや家族がうつ病になった場合、焦ったり混乱してしまうかもしれません。うつ病は、様々な症状を発症します。

・突然涙を流す
・朝からだるくて起きれない
・食欲がなくなる
・頭痛や、下痢、肩こりなどの身体的な不調

うつ病は、進行すればするほど改善することが難しくなり、自傷行為に至ってしまう場合もあるのです。家族やパートナーであるあなたはどう接したらいいのか、どう見守ればいいのか、きっと戸惑ってしまうでしょう。

まずパートナーのことを「今のままでいいよ」と、認めてあげましょう。なりたくてなった病気ではないですし、たくさんの努力をしてきたはずです。そのため、相手の話を傾聴し、否定してはいけません。ゆっくりと話す中で、何か治療のヒントがあることもあります。大切なパートナーを理解できれば、ゆっくり受け入れて行くことができるようになるでしょう。

うつ病が伝染する!?

うつ病患者の治療には、相手を理解するために話を傾聴し、共感する事が必要です。しかし、そのため相手に対する思い入れが強いほど、共感する気持ちが強くなり、それにつれてだんだんと気持ちが沈み込みやすくなり、マイナス思考になり、場合によってはうつ病になってしまうこともあります。

こんな風にうつ病がまわりの人にも伝染してしまったという話をたまに聞くことがあります。もちろん個人的な理由による発症もありますが、医療現場ではうつ病患者を担当していた看護師がうつ病になるケースまであるそうです。

現在、うつ病を抱えていても自宅療養する人が多くいます。このような場合に、一番近くにいる家族に伝染しやすいリスクがあります。特に夫婦間での伝染は多いでしょう。また、息子や娘がうつ病になった場合には、その両親に伝染する可能性もあります。まずはうつの伝染かもしれない気がついた時点で、精神科のある病院に受診しましょう。そこでうつ病と診断されれば、対処の方法を教えてくれたり、薬を処方してくれます。

周りの人の協力が必須なうつ病療養

どうしてもパートナーのことばかりで、自分自身のことがつい後回しになってしまう方は「大切なのは、そばにいる人こそ身体的・精神的に健康でなければならないこと」だとしっかり意識しましょう。パートナーの治療に専念し過ぎたり、効果がなかなか出ないことに焦りを感じたりと、支える側も気持ちがマイナスになっては、ストレスを感じ、場合によってはそのために自分自身もうつ病になってしまうかもしれません。そうなってはパートナーも自分のせいだと自分を責めてしまうでしょう。

まずはパートナーが通っている病院で自分の悩みも相談し、何よりも両親や友人など支えになる人に頼りましょう。なかなか自分のパートナーがうつ病と言えない人もいるでしょう。しかし、現在はうつ病に関しての意識も高まってきています。

もし話を打ち明けにくくても、気分転換や、休息をすることで、気持ちの変化や新しい発見ができ、それがパートナーの治療に繋がります。

≪自分でも気がつかないうちに心が病んでいるかも…≫
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医師からのアドバイス

パートナーを「治療」することばかりに必死にならず、ゆっくり見守りながら、二人らしい関係を一緒に築いていきましょう。大切なのは、過去よりも未来ですから。

(監修:Doctors Me 医師)

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