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医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
赤ちゃんが生まれると、新米のパパ・ママは戸惑うことだらけですよね。ミルクは何時間おきにどのくらいの量をあげればいいのか? 体重の増加具合は? 赤ちゃんのお腹の調子は? げっぷのさせ方は? 気になることは数限りなくあります。

そして、赤ちゃんも親御さんも落ち着いてお互いの意思表示が読み取れるようになると、今度は卒乳や断乳が気になり始めますね。今回は、卒乳・断乳のタイミングやその見きわめ方などについて、医師に聞いてきた話をお伝えします!

卒乳って何?断乳って何?

まず、卒乳・断乳の違いがおわかりでしょうか? 子供に授乳するのを止めること、という意味では同じですが、

卒乳:子供が自発的に母乳やミルクを欲しがらなくなること
断乳:子供は母乳やミルクを欲しがっているけれど授乳をやめること

という定義になります。しかし、お子さんがある日突然母乳やミルクを受け付けなくなるようなケースを除いけば、プロセスはどちらもおおむね同じです。

年齢の目安

首の座りからはじまって、ハイハイ、つかまり立ち、あんよ、言葉の出はじめと、特に初めてのお子さんの親御さんは何かと周囲のお子さんと比べて焦ったり不安になってしまいがちです。卒乳・断乳も例外ではないのではないでしょうか。

おおよその時期では離乳食でかなりいろいろなものが食べられるようになってくるだいたい1歳も半ばを過ぎたら、そろそろ卒乳や断乳をするお子さんが増えてくるかと思います。卒乳・断乳のピークはおおよそ、2歳くらいまでが多いのではないでしょうか。ただし、年齢的にはもちろん、離乳食の進み方などに個人差が大きいところですので、2歳を過ぎても特に焦ることはありません。

離乳食とのバランスを考える

卒乳・断乳を考えるうえで、一番大きなポイントになるのは、やはり母乳やミルクがなくても十分成長に足る栄養が取れているかという点です。離乳食をたくさん食べて、なおかつ母乳やミルクも欲しがる食欲旺盛な赤ちゃんもいますが、体重が増えすぎるようなら少しずつ母乳やミルクの回数や量を減らして調節していくとよいでしょう。また、どうしても離乳食が進まない母乳やミルク好きの赤ちゃんは、授乳回数を減らして栄養を食事のほうからとらせる努力をする、というパターンも考えられます。

同時に、哺乳瓶やお母さんの乳首からだけでなく、コップやストローマグなどできちんとお茶や果汁などが取れるようになっていることも大切なことです。

余裕のある時期を選ぶ

断乳という形になると、赤ちゃんによってはかなり抵抗して大変なこともあるので、お母さんが気持ちや体調に余裕のある、調子の良いときを選びましょう。可能であれば、暖かい季節のほうが風邪などもひきにくく好ましいかもしれません。

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【医師からのアドバイス】

大切なのは、授乳を無理してやめる必要はないということです。親子のコミュニケーションの一環として自然にやめるまで長く続けたいということならそれでも何ら問題はありません。ずっと乳離れしない赤ちゃんはいないものです。ゆったり構えて子育てをしていきましょう。

(監修:Doctors Me 医師)

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