人間から虐待され、保護施設に入れられた犬たちの反乱を描いたハンガリー映画『ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲』が、いま世界的に話題を集めています。

現在深刻な社会問題になりつつある捨て犬や動物殺処分について、改めて私たちに考えるきっかけを与えてくれる作品と言えるでしょう。

どんなストーリー?

物語の舞台となるのは、雑種犬の飼い主に重い税を課す新たな法律が施行されたある都市。13歳のリリは理解のない父親によって愛犬ハーゲンを捨てられてしまう。

ハーゲンを探し回る孤独なリリ、そしてハーゲンも安住の地を求めて彷徨っていた。やがて弱肉強食の世界に放り出されて次々と危険な目に遭ったハーゲンは、 数百匹もの犬の群れを率いて、傲慢な人類への反乱を引き起こすのだった……。

出典 http://www.whitegod.net

カンヌ映画祭でも大反響を巻き起こした衝撃作で、毎日数多くの動物を殺処分している現代社会への警鐘をならす作品として注目されています。日本では2015年11月21日全国公開予定。

この映画のテーマとは?

動物愛護を考えている皆様にとっても『ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲』は、過酷な現実と向き合いながらもたくましく生きようとする“私たちと同じ動物としての犬”の姿から、命の大切さについて多くの共感と感動をお届けできる作品であると確信しております。

出典 http://kibi-dango.jp

邪魔になった犬を捨ててしまう人間たちの身勝手さ、そして毎日何万頭もの犬たちを殺処分しているという現実をまず知ってもらうこと。そこから命の大切さを学んで欲しいという作り手からの思いが、この作品の大きなテーマとなっているようです。

出演しているのは実際に施設にいた250匹の保護犬たち!

その250頭もの犬は、全て施設で保護されていた犬たちなのです。彼らは1か月以上にわたる指導を受けて撮影にのぞみました。そしてこの映画は海外で高く評価され、第67回カンヌ国際映画祭で「ある視点」部門のグランプリにまで選ばれたのです。その250頭もの犬は、全て施設で保護されていた犬たちなのです。

出典 http://ciatr.jp

映画のクライマックス、250頭もの犬が駆け抜けるシーンは、ハンガリーの首都ブダペストで道路を全面封鎖して撮影されとか!

そして出演したすべての犬たちは新しい家族のもとへ…

出演した犬たちはほぼ保護施設から集められた。撮影後、施設に帰すのを不憫に思った監督たちが里子を募ると、「映画に出たスター犬を飼いたい!」と話題になり、すべての犬たちが無事に新しい家族のもとに引き取られていった。

出典 http://www.whitegod.net

たった一つの映画が与えた社会への影響力、素晴らしいですね。

"きっと私たちの動物愛護のきっかけになる”

本作品の日本の配給映画会社であるシンカは、この映画を日本で公開するにあたり公益社団法人アニマル・ドネーションの活動への賛同し、そして寄付活動として保護施設で殺処分の危機においやられている犬たちの保護支援金を集めるためのクラウドファンディング・プロジェクトを立ち上げています。

そしてこのプロジェクトを企画するに至り、私たちのこの小さな一歩と同様に、”動物愛護に関心はあるけれど何からスタートすればよいかわからない。”といった方達の一歩を踏み出すきっかけにしたいと思いました。

出典 http://kibi-dango.jp

”映画「ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲」を観て動物保護活動をサポートしよう!”をコンセプトに立ち上がったこちらのクラウドファンディング、特典アイテムとして映画観賞券など一口1500円から支援できるというもの。

募集期間は11月17日23:59まで。

映画を観ることで動物愛護において最初のきっかけを作ることができる”小さな、けれども大きなチャンス”と言えます。

最初のきっかけ、この機会にぜひ作ってみてはいかがでしょうか。

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