次から次に不正をする若者がでてくるのにうんざりします。

食品スーパーに勤めています、うちで1年以上勤めている若いフリーターの男性。パートさんが最初に、「この子はちょっと怪しいんじゃないか?」とレジでの明らかに不審な動きに気付きました。

パートさんの話によると、彼は知り合いらしいお客さんに商品をレジで通すふりをして、実際は通さずに、かごに入れて渡しているように見えたそうです。おそらく、商品全てをすると、ばれやすいので、いくらかはちゃんと通しているようです。早速、パートさんが教えてくれた時間帯の防犯カメラの映像を確認しました。

レジカゴに商品を移している姿を見ている限りでは、不正をしているかどうか判断しにくいと思いました。しかしカゴの中身は野菜やお肉や総菜などが確認できたので、その時間の彼のレシートを確認すると、やはりパートさんが言うようにレジを通した商品と通さない商品があることが分かりました。

彼は罪を認めました。

彼の次の出勤日。私と上司が彼に事務所で防犯カメラの映像とレジのレシートを照らし合わせて不正の事実を突き付けました。普段一緒に仕事をしていた私には彼に情があるため正直いってとても話にくい内容でしたので、話はほとんど上司にしてもらいました。

彼は罪を認め、そして解雇になりました。そして不正をした分は後日、弁済してもらうことになりました。彼に「どうしてそんなことをしたのか?」と聞いても答えてくれず、「ばれないと思ったのか?」と聞くと静かに首を縦にふりました。

パソコンに映し出されるカメラの映像は手元までくっきりと見えません。

防犯カメラをズームにして手元を映すと、小さな商品だったらぼやけて、何の商品か良く分からないように見えます。これだったら従業員もどうせ見えないだろうと不正をするかもしれないから、手元をくっきり分かるカメラに交換してほしいと上司に言いました。

すると、その最新式の防犯カメラは1台20万円するそうです。たったそれぐらいと思いがちですが、レジが10台あったらカメラも10台、その他、工事費や、レコーダー代などもかかるし、それを特別に私たちの店だけにするわけにはいかないという返事でした。

不正は発見する事よりも、させないことに力を入れるように言われました。

ここ5年間で3件の不正による解雇を目にしました。そのうちの2人はベテランです。防犯カメラの映像は常に事務所のパソコンの画面に映し出されています。それでも不正をするのは新人もベテランも関係なくばれないと思い込んでいるのだと思われます。

防犯カメラを最新の手元がくっきり分かるものに交換しても、不正をする人はすると思うのです。どうせ防犯カメラなんて見てないだろうという考えがあるからです。だから発見することよりも、させないことに力を入れることにしました。

不正をさせないため、みんなで意見を出し合いました。

本部へ今後、このような不正がないようにと改善報告書を提出しました。内容は、みんなで意見を出し合い決めました。その一番のポイントは不正は必ず見つかるということと、不正をするとこうなるんだということをみんなで理解することでした。これが一番大きな抑止力になると、みんなの意見は一致しました。

さらに普段からのコミュニケーションで不正をさせない信頼関係を築き、さらに不正が出来るだろうと思われるスキをださないこと。不正をする人はあきらかに整理整頓が出来てないだらしない店を不正が簡単に出来るように見えるものです。だから普段からだらしない姿を見せないこと、つまりスキを見せないように注力すると報告しました。

不正を見付けた時、一緒に働いていた人間の不正はとても残念で、なんで?と思います。まさかこの人が?と思うこともあります。しかし魔が差すと言う言葉があるように、誰も見てない、ばれないと思われることにも原因があるように思います。様々な仕事における不正防止の参考になれればと思いこの記事を書きました。

最後までお読み頂き有難うございます。ブログで食品スーパーでの出来事を書いています。よろしければ見に来てくださいね。

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ロバート・熊 このユーザーの他の記事を見る

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