記事提供:Doctors Me

医師をはじめとする専門家が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。今回のテーマは「痩せる体質ストレッチ」。パーソナルトレーナー・生西 聖治さんのコラムをご紹介します。

ダイエットの相談で多いのが、標準体型なのに
「下っ腹だけポッコリ出てヤバいんです!」という女性の相談です。

事実、ホルモンの関係上、男性より女性の方が脂肪はつきやすく、特に下っ腹は子宮など大切な臓器を守るため、余計に脂肪がつきやすくなっています。

加えて「運動に時間とお金を費やすなら、お酒飲んでた方がいい」という人は、アルコールの摂取によって中性脂肪の貯蔵が助長され、基礎代謝の低さから、一度溜め込んだ脂肪が燃焼されにくい状態になってしまっています。

「はっ、それって私のことだ!」
と下っ腹をつまんだ女性も多いのではないでしょうか?

■ 下っ腹の「部分痩せ」は可能か否か?

「部分痩せ」という言葉は誤解を招きますので、私は使いません。
ただ、実際以下2つの方法で、短時間での部分的な引き締めは可能です。

1つ目は、体液を移動させむくみを解消させたり、重力によって下がっていた脂肪細胞の位置を変えたりすることでもたらされる、物質移動による一時的な引き締め。

2つ目は、運動不足や長時間のデスクワークなどで、本来の機能を失っている筋肉の働きを取り戻すことでもたらされる、構造強化による一時的な引き締めです。

運動機会が少ない人の下っ腹の筋肉は、仮死状態になっていると言っても過言ではありません。

考えてみてください。起床してから就寝するまでの間で、下っ腹の筋肉を使っているなぁと自覚できる瞬間はどのぐらいありますか?

使われない筋肉は、細く弱くなり、身体のラインを保つことも出来なくなります。そして血液やリンパ液の不毛地帯と化し、脂肪にとっては格好の溜まり場となるのです。

■ 眠り姫は王子のキスで目を覚まし、 下っ腹はストレッチと呼吸で目を覚ます。

筋機能が仮死状態で、血液やリンパ液の不毛地帯と化した下っ腹に対し、まずやるべきことは、「眠っている筋肉にストレッチを加え、伸縮性を取り戻す」ことです。

眠っている筋機能が正常に働くようになれば、皮膚や脂肪のたるみを抑え込み、
・血液やリンパの流れ
・細胞間の体液の交換
などが、スムーズに行われるようになります。

また腹式呼吸を意識してやることで、下っ腹のストレッチ感があがり、酸素と二酸化炭素の交換が十分に行われることから、脂肪燃焼効果も高まります。

■ 目覚めよ、下っ腹! Let'sストレッチ!

STEP1:仰向けになり、万歳のポーズ。

STEP2:両手と両足が遠くに離れるよう意識しながら、お腹に息を吸い入れる。

STEP3:両手と両足は遠くに離れる意識を保ったまま、お腹に入っている空気を本気で全て吐き切る。ウェストのお肉が背骨にギューっと近づいていくイメージで。

STEP4:息を吐き切ったら一旦リラックスし、片足ずつ膝を胸に引き付ける。下っ腹の筋肉を縮めてやるイメージで両膝を抱え込む。呼吸は自然な感じでOK。

重力抵抗の少ない横になった状態なので、体液の移動がスムーズに行われ、むくみの解消にも効果的です。

「たったこれだけ?」と思われるかも知れませんが、しっかりと呼吸を意識して5回ほど繰り返せば、身体が芯から温かくなり、じんわり汗が出てくるはずです。
身体作りにおいては、何か1つでも努力し始めれば、必ず成果は表れます。

起床した時就寝前に、ぜひお試しください。

~パーソナルトレーナー:生西 聖治~

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