出典 http://www.antoinegeiger.com

アントワン・ガイガー(ANTOINE GEIGER)作 SUR-FAKE

歩きスマホが社会問題になっています。スマホを操作するのは悪くなくとも、歩行しながら扱う事で他の歩行者に迷惑をかけ、挙げ句の果てには人身事故や暴力事件に発展しています。今後は益々増えるとみられるスマホユーザーですが、はたして人はいつまでテクノロジーに魂を奪われ続けるのでしょうか?

出典 http://www.antoinegeiger.com

アントワン・ガイガー(ANTOINE GEIGER)作 SUR-FAKE

ここに掲載しているのは、フランスの写真家、アントワン・ガイガー(ANTOINE GEIGER)さんによる作品、SUR-FAKEです。SUR-FAKEとは、Surface(表面)と、Fake(偽物)をかけて作った造語のようです。デバイスによる上辺だけの繋がりを揶揄しているのでしょうか、どのイメージも顔がスマホに吸い込まれています。あたかも、スマホに魂を抜かれているようにも見えます。

出典 http://www.celesteprize.com

こちらは、マックス・キャバレリ(Max Cavallari)さんの作品で、LONELINESSです。やはり、風刺写真でしょうか、スマホに魂を奪わる乗客の姿が撮られています。

出典 http://www.celesteprize.com

マックス・キャバレリ(Max Cavallari)、LONELINESS

出典 http://www.antoinegeiger.com

アントワン・ガイガー(ANTOINE GEIGER)作、SUR-FAKE

どこにいてもスマホは手放せず、魂はその場にはいないようです。

心だけではなく命まで奪われる!?

アントワン・ガイガー(ANTOINE GEIGER)作、SUR-FAKE

一時的に魂を抜かれるようなことなら、スマホだけではなく色々なことが考えられます。趣味に没頭している時などは、心ここにあらずといった状態でしょう。しかし、スマホに魂を奪われたユーザーが行きつく先は、その程度の軽微な次元ではありません。

当時の新聞記事

東京都板橋区で十六日夜、携帯電話を操作しながら歩いていた男性が踏切に進入し、電車にはねられ死亡する事故があった。スマートフォンや携帯電話の画面に気を取られ、駅のホームから落ちたり、人と接触したりする事故が相次いでおり、警察や鉄道会社は注意を呼びかけている。

板橋署によると、死亡したのは区内の無職男性(47)。現場は東武東上線大山駅に隣接する踏切で、事故当時、左右両側から遮断機が下り、警報機も鳴っていた。男性は携帯電話を操作しながら、中央部分に数センチ開いた遮断機の隙間を通り抜けて電車と衝突し、死亡したとみられる。

署が男性の家族に事情を聴いたところ、「自殺する原因は思い当たらない」と話したといい、「携帯電話の画面に気を取られ、誤って進入した可能性がある」と署幹部。近くにある飲食店の男性店員(38)は「同僚が事故を目撃した。警笛が鳴り、男性は踏切の中で驚いた顔をしていたそうだ」と話した。

今年五月には、新宿区のJR中央線四ツ谷駅のホームで、携帯電話を見ながら歩いていた小学五年の男児がホームに転落する事故が発生。その際、電車が進入したが、男児はホームと電車の隙間にいたため、あごをけがしただけで済んだ。携帯電話をめぐる事故を受け、鉄道各社は車内放送やポスターなどで注意を促すキャンペーンを始めている。

東武鉄道(東京都墨田区)も先月三十日以降、駅構内や電車内に「スマートフォンや携帯電話の『ながら歩き』は危険」という内容のポスターを掲示していた。広報担当者は「今回の事故は遮断機が下り、警報機も正常に作動していたので、電車の接近は気づくはず」と戸惑いがちに話した。

東京新聞(10月17日夕刊)

2014年12月。

広島県尾道市の西瀬戸自動車道で、乗用車と軽ワゴン車が正面衝突した事故がありました。

軽ワゴンは大破してしまい、乗車していた2人が死亡。2人が重軽傷を負いました。この事故では、乗用車を運転していた男性がが、運転中にLINEを操作しており、カーブに気づかず走行してしまったために引き起こされてしまった事故だと考えられています。

出典 http://sim-tell.jp

車を運転しながらのスマホ操作は、自殺行為にも等しいのかもしれませんね。

年別救急搬送人員

出典 http://www.tfd.metro.tokyo.jp

歩きスマホによる年間の救急搬送者の数、東京消防庁。

2014年6月

富山県高岡市内でスマートフォンを使用しながら自転車を走行していた17歳の少年が路肩を歩いていた81歳の女性に後ろから追突して儒軽傷を負わせてしまった事故がありました。

こうした事故で怖いのは、もちろん追突された方の容体もそうですが、追突した方が多くの場合保険などに加入しておらず、多額の請求を支払わなくてはいけなくなってしまう点。

これは「当たり屋」などの格好の的になってしまうため、注意が必要です。請求額は5000万円とも1億近くともなりますので、当たり屋に狙われてたら最悪です。

出典 http://sim-tell.jp

人生を棒に振りたくないのなら、歩きスマホは止めましょう。

事故種別ごとの救急搬送人員

出典 http://www.tfd.metro.tokyo.jp

事故種別ごとの救急搬送人員(平成22年~26年)

年齢区分別救急搬送人員

出典 http://www.tfd.metro.tokyo.jp

年齢区分別の救急搬送人員(平成22年~26年)

この数を多いと見るか少ないと見るかは、あなた次第です。普通に前を見て歩いていれば起こらないのに、ある日突然事故に会い、最悪の場合は命を落とすことにもなりかねないのです。それでもまだ、この数字が少ないと思えるでしょうか?

自身の命が危険に晒されるだけなら「悲劇」でも済むのでしょうが、他人の命をも巻き込むとなればこれはもはやモラルの問題では済みません。今、緊急に対応が求められています。

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今季おススメのアニメは「うしおととら」。海外ドラマでは「ブラックリスト」。これまでに見た映画の中では、個人的トップ10の常連である、「フィッシャー・キング」です。

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