新聞、雑誌、TVにweb。何かと耳にすることが多くなった「インターン」という言葉。正確には「インターンシップ」といい、学生が一定期間研修生として企業で働き、自分の将来に関連のある就業体験を行えるという制度です。

簡単に言うと職業体験制度なのですが、広い意味で言えば、アルバイトやパートも同じなのでは? と疑問に思う人もいるでしょうか?しかし、そこにはこの制度だけのメリットがあるのです。今さら聞けない「インターン」について、詳しく解説していきましょう。

アルバイトとどこが違うの?

そもそもインターンとは参加者が大学生であるということが前提です。主に労働力を求めるアルバイトと大きく異なり、学生に就業体験の場を与えることで就職活動を前に、自分の将来について改めて考えてもらうということが目的となっています。基本的には「体験してもらうこと」がメインとなるため、無報酬であるケースが多いようです。

また近年では、採用活動が後ろ倒しになったことを受けインターンを重要視している企業も増え、企業内の仕組みや業務を理解できるより本格的な研修内容を組んでいるケースが多くなってきているようです。

どんな業界に募集が多い?

インターンを紹介する情報サイトを見ると、IT関連企業とマスコミ関連企業の募集が特に多く目立ちます。また、実施率においては金融が圧倒的に多く、近年ではサービス業や流通・商社などでも目立ちはじめています。

企業にとっては新卒採用における選考期間が短くなっていることも背景にあり、早い段階で自社を知ってもらうこと、またその業界志望の学生に出会うことが重要と考える傾向にあるようです。目当ての企業がインターンを行っていない場合でも、同じ業界や同じ職種体験ができる他企業に挑戦するということもおすすめです。

インターンで得られるメリットは?

インターンで得られる最大のメリットは「仕事はもちろん、その業界を実際に体験できること」があげられます。社会人の先輩や価値観の違う同じ立ち位置の学生など、多くの人と出会うことで社会を知り、自分の視野を広げることができます。

また、会社説明会やOB・OG訪問でもわからないことが体験できるため、就職活動時の面接などで必要な志望動機がより具体的に書ける、または語れるということもメリットになるでしょう。

インターンに参加したからといって、直接内定に繋がるわけではありませんが、特に志望企業のインターンに参加した場合には、「この会社をよく知っている」という点において、面接での自信にもつながります。その際、体験を通して何を学び、またどのように成長できたかをしっかりと自分自身で感じ取れていれば、より良いでしょう。

インターンにも種類がある

一言にインターンと言っても、その中にはいくつかの種類が存在します。まずはワンデーインターンシップ。これは1日限定で行われるインターンで、実質的には長めの会社説明会というところです。しかし通常の説明会よりもより実践に近いため、ゼロから業務を知りたい人にはおすすめです。

次にプロジェクト型インターンシップ。一定の期間内に就活生チームで課題に取り組むタイプです。期間としては1~5日くらいが中心。大手企業やベンチャー企業などで多く設けられており、新規事業プランの考案やマーケティング戦略など、ディベートやディスカッション力を身につけるにも最適でしょう。

続いて、選考直結型インターンシップ。外資系やベンチャー企業などを中心に開催される、選考に直結するインターンシップです。期間は2週間から1ヶ月ほど。主に研修生として現場業務に携わるパターンとプロジェクト型インターンシップのように課題をチームで解くパターンの2つのパターンがあります。

最後に長期実践型インターンシップ。ベンチャー企業や中小企業を中心に開催され、研修生として企業に入り、社員の業務を手伝うことになります。期間は1~6ヶ月ほど。週2日以上と拘束がキツイ場合もありますが、一番現場に近くより実践的です。自分にあったインターンを探し、うまく活用してみてください。

最後に

大学生が前提である「インターン」。直接的にお金を稼ぐことは難しいですが、それとは引き換えにアルバイトともまた違う貴重な体験ができる場です。仕事の経験はもちろん、同じ志を持つ仲間、社会人の先輩…。自分の可能性を広げるために、「インターン」を利用して見てはいかがでしょうか。

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