8歳の頃からの熱狂的なスターウォーズファンで、余命宣告を受けていたダニエルさんの「死ぬ前にスター・ウォーズの最新作を見たい」という願い。その思いが多くの人の心を動かし、そして夢が実現した数日後、2015年11月10日に静かに息を引き取ったと妻のアシュリー・フリートウッドさんがFacebookで報告しました。享年32歳でした。

2人で最後に撮った写真を公開し、ダニエルさんの死去を報告したアシュリーさん。「ダニエルは最期の瞬間まで立派に戦いました。彼は今、神とフォースとともにあります。彼は、眠っている間にそのまま静かに息を引き取りました。彼はこれからも私の憧れであり、ずっと私のヒーローです」

2013年にガンの一種である紡錘細胞肉腫と診断されて以来、夫婦力を合わせて闘病生活を送ってたダニエルさんが余命宣告を受けたのは、2015年9月の事でした。医師から余命1〜2カ月と告げられてしまいます。

それでもずっと楽しみにしていた最新作「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」をダニエルさんに観せてあげたいと「#ForceforDaniel」キャンペーンを展開、多くの人の心を動かした結果、ついにルーク役のマーク・ハミルさんの元に届き一気に拡散されます。

そしてついに、J・J・エイブラムス監督が直々に「ディズニーがダニエルさんの願いをかなえてくれる」と、フリートウッドさんに電話を。その翌日には、緩和ケアを続けていたダニエルさんの実家で、編集前のノーカットバージョンの特別上映が実現します。

妻のアシュリーさんは「ダニエルの最後の夢がたった今叶った。みなさんがフォースと共にあらんことを」とFacebookを通じてコメント。世界中から喜びの声が溢れていました。

ダニエルさん永眠の報告を受けて、このキャンペーンがなかったら、繋がる事のなかったであろう世界中の人たちが、ダニエルさんとアシュリーさんに祈りを捧げています。前回の記事でも書きましたが改めて、この様な奇跡を観客と制作者が一緒に起こせる事も、映画の持つ力の素晴らしさのひとつだと感じます。

「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」は、2015年12月18日18時30分(日本時間)全世界同時刻一斉公開です。

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