記事提供:Doctors Me

医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
「夢精」という言葉を聞いたことがある人は多いと思いますが、「遺精」という言葉をご存知でしょうか、

遺精と夢精について、また、なぜ起こるかのメカニズムについて医師に伺ってみました。

Q1. 遺精と夢精とは?

遺精とはセックスや自慰行為をすることなく快感の絶頂感(オーガズム)を伴ない射精をすることをいいます。ただし、勃起やオーガズム感がない場合もあるとされます。昼間にエッチな(性的な)刺激を見たり聞いたり想像することで射精する場合は昼間遺精といい、夜間,睡眠中に性的な夢を伴って射精する場合を夢精といいます。

遺精の一種に夢精が含まれるというわけです。男性の誰もが経験するものではなく個人差があり全く遺精や夢精を経験したことがない人もいます。また初めてそのような経験をされたときはビックリされたかもしれません。下着が汚れたりしますので少々厄介な現象ではありますね。

Q2. それぞれの原因は?

精子の分泌腺の分泌機能が盛んな若い男性に多くみられるもので、精嚢(せいのう)というものが拡張し前立腺が分泌液で満たされていて、尿によって膀胱が充満するとこれら臓器が圧迫されます。そこに性的な刺激が加わることによってセックスや自慰行為などをしていない状態でも射精が起こりやすくなります。これが遺精・夢精が起こるメカニズムと考えられ、活力あふれる若い男性の生理的現象の一つと考えられています。私たち人間も子孫を残すために常に造精機能が働き続けています。そのためセックスや自慰行為などで精液を出す機会が少ないと、この遺精や夢精は出やすくなります。

Q3. 遺精、夢精が起こりやすい人の特徴は?

先ほども述べましたように遺精や夢精は病的なものではなく活力あふれる健常な若い男性の生理的な現象の一つです。自慰行為の回数の少ない人や性行為の機会が少ないに人、寝る前でも日中でも性的な刺激に触れる機会が多い男性などは比較的多く見られるということになります。もちろん個人差はありますので誰しもそのような状況になったからと言って起こるわけではありません。生理的現象ですので起こりやすい人、起こりにくい人に分けて悩んだりする必要は全くないということですね。

Q4. 改善法、予防法、治療法は?

やはり下着が汚れてしまうのは少々困ることにはなってしまいますね。自慰行為をすることは体に何も悪影響はありませんので適宜性欲が出たときには精液を出しておくことが遺精や夢精の回数を減らすことにはなります。また下着の下に漏れ出たときのために女性の生理用品の代わりのようなサポーターなどを付けておかれるのもよいかと思います。蒸れるとかぶれますので通気性によいものを選んで排尿時になるべく邪魔にならないようなものを選ぶとよいでしょう。替えの下着をあらかじめ携帯しておくのもいいかもしれませんね。あくまで生理的現象ですので治療などというものはありません。

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【医師からのアドバイス】

遺精や夢精は子孫を残すべく男性に備わった造精機能でできた余剰な精液を排泄し、常に新しい精液として子孫繁栄につなげるためのうまくできた体の仕組みです。悩むことなく健康な証拠と考えてできうる範囲で対処されればそれで十分です。

(監修:Doctors Me 医師)

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