見ると「スカッ!」っとするTBSドラマ「下町ロケット」。

精密機械製造業の中小企業「佃製作所」の社長「佃航平」と、社員達が自らの夢とプライドを捨てずに様々な困難を乗り越えていくストーリーで、高視聴率のようです。

「言いたいけど言えない」ことを勇気を出して言ってみたり、夢をあきらめて「現実」を選んでしまう大人達が忘れかけていた「夢」や「プライド」を追い求める姿は、実にすがすがしく、つい夢中になって見てしまいます。

この「スカッ!」とする感じ、何かに似ていると思ったら、日本テレビの水曜ドラマ・「花咲舞が黙ってない」と同じ原作者(池井戸潤さん)でした。

「花咲舞」にしても、普通は言えない正論を目上の人にストレートにぶつけたり、「バカ」がつくほど直球でまっすぐな「花咲舞」の正義感が、普通は変わらないはずの周りをも動かしていくという話でしたね。

池井戸潤さんの作品は、他にTBS日曜ドラマ「半沢直樹」、フジテレビ「ようこそ、我が家へ」などが有名になりました。

なんだかナレーションが「懐かしい」と思ったら・・・

「下町ロケット」ドラマで男性のナレーションが入るのですが、「なんだか懐かしい」と思ったら、元NHKアナウンサーの「松平定知(まつだいらさだとも)さんではありませんか!

実は「下町ロケット」の期待感をあおるようなナレーションも話題になっているそう。

「下町ロケット」ナレーターの松平定知さん

出典 http://www.nhk.or.jp

松平定知さんは、現在、日本のフリーアナウンサーで、以前はNHKのニュースキャスターや紅白歌合戦の総合司会を務めるなど、「NHKの顔」として活躍されていました。

松平さんの家系は、徳川家康の異父弟・松平定勝を祖とする家系だそうで、伊予松山藩久松松平家の分家「旗本」の子孫に当たるそうです。知らなかったわ~。

松平定知さん・38年間のNHK人生の中の「深いい話」

松平さんのアナウンサーとしての心がけやポリシーを感じさせる話を見つけました。

高知勤務3年目の7月。土砂崩れで一度に60人もの人が生き埋めになるという大災害が、土佐山田町繁藤で起きた時のことです。

何度目かの現場中継で、被害者の母がカメラの前に立った。

その母は、放送に入る随分前からカメラの前で、横にいる松平さんの手を固く握って一言も発しない。放送に入って、FDからキューを出されても一言も発しない。

現場のFDは「早く、感想をきけ」と矢のような催促をする。

松平さんは以前から災害中継の際、現場の遺族に「今のお気持ちは?」とマイクを向けるリポーターの無神経さが許せなかった。だから、松平さんは、その被害者の母に手を握らせたまま、彼女が口を開くまで彼女にはマイクをむけまいと思った。

放送が始まった。松平さんが状況説明をするが、彼女は黙ったまま。と、30秒ほどたったころだったか、彼女が松平さんの手を握ったまま、もう片方の手で前方の土砂を指し「あそこに息子が埋まってる」と、絞りだすような声で、ひとことそう言ったという。

「不躾にマイクを突きつけず、彼女の心をよく忖度してくれた、ね」と、後日、東京のアナウンサーの先輩から言われた。「これが、私の38年間のNHK人生の中で、唯一、褒められた経験でした。」

出典 http://www.nhk.or.jp

「下町ロケット」でナレーターとして活躍

2015年10月から放送されているTBSテレビ「日曜劇場・下町ロケット」で、松平定知さんはナレーターなので、お姿は見られませんが、民放での初レギュラー出演ということになります。

12月までまだまだ見逃せないTBSドラマ「下町ロケット」。

一昔前と違い、今は「努力しても報われない時代」とみんなが思い込んでいるように感じます。

「夢」「努力」「プライド」など、現代人が忘れかけているものを思い起こさせてくれる「下町ロケット」のナレーターとして、NHK番組降板や局次長級エグゼクティブアナウンサーから部長級チーフアナウンサーに降格するなど経験されながらも、その後も現役で頑張っていらっしゃる松平定知さんはピッタリだな、と感じます。

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