先月、堀江貴文氏のこのツイートが話題になりました。

イケてる寿司屋はそんな悠長な修行しねーよ。

きっかけは、2014年12月26日配信のYouTube「ホリエモンチャンネル」の中での、堀江氏のQ&Aへの解答を、求人@飲食店.COMので2015年4月10日付けの記事の中で「ユニークで斬新な考え」として紹介した事でした。

出典 YouTube

そんな「ホリエモンチャンネル」で、飲食業界にまつわるユニークなQ&Aが放送されたので、その内容をご紹介しましょう。
■視聴者の質問
「コロンビアで寿司屋を開きたいのですが、どう思いますか?」
■堀江氏の回答
「いいんじゃないですか。寿司アカデミーで学べば数か月でノウハウが学べますよ。開店資金も自分で貯めずに、現地の金持ちに出資してもらえばいいよ。“自分はノウハウあるから店の運営やりますよ”ってね」

出典 https://job.inshokuten.com

「ホリエモンチャンネル」で紹介された「コロンビアで寿司屋を開きたい」という質問に対しては、堀江氏の「寿司アカデミーで学び、短期間で寿司職人になればいい」という回答がまさしく正解でしょう。しかし、これが「銀座でミシュランの星を獲得できる寿司職人になりたい」という質問だとしたら、別の答えが用意されたのかもしれません。

出典 https://job.inshokuten.com

しかし寿司は日本の伝統食であり、美食の象徴でもあります。やはり一流を目指すとなると、現在第一線で活躍する巨匠たちの辿ってきた道、つまり“飯炊き3年握り8年”を実践するのが一番確かな道です。

出典 https://job.inshokuten.com

これに対しての答えが、冒頭のつぶやきの「バカなブログだな。今時、イケてる寿司屋はそんな悠長な修行しねーよ。センスの方が大事」です。この発言にネット上では、賛否両々が飛び交います。反対派の意見に対して、堀江氏は持論を展開。

冒頭に紹介した「ホリエチャンネル」配信時にも、賛否両論の意見が多く寄せられましたが、その際も堀江氏は以下の様にツイートしています。

更にFacebookでこの記事をシェアしてコメント

こういう事実があっても下積み原理主義者や時間を掛けて修行をしないと原理主義者は「なにか大事なものが欠けてるのでは?」などと揶揄したりする。多分大事なものが欠けてるのはお前らの脳だと思うよ。俺は。

出典 https://www.facebook.com

まともな努力と経験って時間とは関係ないよね笑。ダメな奴は時間かかるし、有能な奴はすぐにできること。

出典 https://www.facebook.com

この発言により両者の意見対立が再熱

賛成派の意見

「たしかに古い考え方の人の下について何年もやるのはナンセンス。」

「下積みってのは、ただの奴隷制だと思います。人生の貴重な時間を奪っています。ないしは、能あるものに限られた客数を奪われなくするための先達の言い訳ではないでしょうか」

「もうこういう「修行が全て」みたいな職人界の慣習、やめないと、ほんと日本文化が廃れる一方だって。」

「自分の水に合う業界にて、ある程度最前線的な仕事に関わらせていただければ 3ヶ月程度でノウハウ的な物は身に着いちゃうと思います。更に賢い人ならこの業界で勝てるには・・・的ネクストも同時に浮かんじゃうのかと。。。」

「下積みしようがしまいが結果を出したもの勝ちだしね。そして時間は有限。何十年も下積み重ねても結果を出せない人は出せない。」

反対派の意見

「センスも大事だと思うけど、長い時間をかけて修行するのって、仕事を覚える以上に礼節を学ぶためだと思います。」

「私は何十年もかけて寿司技術を磨いてきましたって店と、私は天才で才能があったので数ヵ月で寿司技術を身につけましたって店 俺は前者の寿司を食べてみたい」

「握る技術だけなら数か月でできるけど それ以外にも洗い場、仕込み、目利きとか色々学ぶことあるんじゃないの?人が一生懸命やってることをバカ呼ばわりするのは人としてどうかと思う」

「独学や数ヶ月で形にしたとしてもお客さんへの心遣いおもてなし、考え方や心持ちなんかは数ヶ月じゃ絶対育たない。寿司が作れる人じゃなく、寿司職人って呼べるようになるには年月が必要だと思いますよ。」

「経験も無いのに、畑の違う職種について軽々しく意見するのはどうかと思う。」

両立派の意見

「どっちのやりかたでも成功者がいて失敗者がいるから、各々自分がどっちなのかとしっかり見極めるのが大事よね」

「「ホリエモン」の問題提起は、ヨシとする 現実もそうなってるかも知れない でも文化も大事にしてほしい」

「色々な寿司屋があってもよいと思う。」

「評価は、いい悪い含め他人がすること。自分が行ってアリだと思えればいいんじゃない…」

「私は修業期間はあったがそれに対して、自分で決めたことだから、なんとも思ってない。ただ記事にある店を揶揄する気はさらさら無いし、私も自分の修業して来たことを馬鹿にされる筋合いはない。」

この騒動について尋ねられた松本人志氏が持論を

8日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』内で、この件について尋ねられた松本人志氏は「堀江さんの言っていることは何も間違っていないと思います」と発言。

ただ、否定的な声が上がる原因を「間違ってないんですけど、モヤモヤっと何でするんやろうと思うと、たぶんこの人が寿司の皿を一枚も洗ったことがないからだと思うんです」と分析し、「寿司職人の名人と言われる人が全く同じセリフを言ったら誰も何も文句もない。気持ち良く聞けるんですけど」「たぶん言う人が違うんやろうなと。セリフは間違ってない」

出典 http://news.mynavi.jp

松本さんの意見に同調するコメントも多いのですが、やはり松本さんの意見にも、同じく賛否両論が起きている様です。こういった問題は、なかなか両者が納得がいく終着点はありませんが、お互いの主張を理解した上で発言するのか、または相手を言いくるめたいだけなのか、様々な意見で出てくる間に段々と混沌としてきてしまうのは残念だと感じます。

現在はネットの普及などにより、一気に様々な意見を知る事ができる様になりました。今回の堀江氏の発言の様に、初めから議論をする気がないと感じられる言葉をあえて選んでいる場合もあるでしょう。それでも、賛成でも反対でもその意見を自分の中に新しい視点の生まれるきっかけに出来れば、より有意義なのではないでしょうか。

この議論、あなたはどの様に感じますか?

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