記事提供:しらべぇ

東京で待ち合わせスポットの代表格といえば、渋谷のハチ公前広場。そこには、10年ほど前から派手な緑色のレトロな電車が置かれているのをご存知だろうか。

現在、渋谷区の観光案内所として活用されているこちらの車両は、昭和中期に東急東横線などで活躍した「東急5000系(初代)」。その見た目から「青ガエル」という愛称で親しまれていた。

出典 YouTube

製造から60年あまりを経た年代モノの電車が、全国で唯一、熊本市でまだ元気に走っている。

■熊本電鉄で日曜のみ運行

これがその証拠写真だ!およそ60歳の青ガエルが走っているのは、熊本電鉄の「上熊本駅⇔北熊本駅」間。10分程度の短い区間で、現在は日曜日のみの運行とのこと。

2016年3月までで最後の1両が引退する予定のため、走っている姿を見られるのはあと数ヶ月だけである。

■JR、路面電車などで市内中心部から上熊本駅へ

熊本電鉄の終点である上熊本駅までは、JR熊本駅から在来線で1駅。市内の繁華街から路面電車でも20分ほどだ。ほど近い北熊本駅との間をシャトル運転しているため、30分ほど待てば青ガエルが入線する姿を見ることができるだろう。

■車内には愛あふれるメッセージが

引退が差し迫った青ガエルの車内は、老若男女を問わずたくさんのメッセージが飾られている。地元・熊本だけでなく、東京から駆けつけた鉄道ファンも多いようだ。

■つり革の広告は「渋谷109」

つり革は、おそらく東急線時代から取り替えられておらず、若者ファッションのメッカ「渋谷109」の広告がついたまま。何十年も熊本の人たちに渋谷の魅力をアピールし続けてきたのだろう。

天井には扇風機、外装と色を合わせたレトロなベンチシートなど、車内は懐かしさに満ちている。

■青ガエルと一緒に「昔の銀座線」も走る

東急5000系の引退にともない、東京メトロ銀座線で活躍した「営団01系」も今年から熊本デビュー。どちらも渋谷にゆかりのある電車ながら、並んでいる光景が見られるのも今年度いっぱいだ。

のどかな単線を気持ちよく走る青ガエル最後の勇姿を見に行くなら、今しかない。

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