HIV一度感染すると完全に排除することはできず、発症・悪化すると死に至るとても恐ろしいウイルスです。

ですが、そんなHIV感染より死亡者が多い感染症があるのをご存知ですか?

しかも、その感染症は、みなさんも聞いたことがあるもの!
一体それは何なのか?詳しく見ていきましょう。

感染症では世界No.1の死亡者数!

その原因になった感染症とは、なんと結核。昨年、結核によって亡くなった方の数が、HIV感染による死亡数を抜いて世界一になりました。

結核ってどんな病気?

結核とは、その名のとおり結核菌が原因で起こる病気で、人から人に感染します。症状は咳・痰・発熱など、一見風邪のようですが、症状が長引くのが特徴です。

ひどくなると、血の混じった痰が出たり、最悪のケースでは、呼吸困難で亡くなることもあります。

日本でも昔は死亡原因第1位の感染症でした。

日本では予防接種が大活躍!!

現在の日本では、結核患者さんに実際に出会う機会はめったになく、いまいちピンと来ない方も多いのではないでしょうか?

でもそれは、予防接種のおかげ!赤ちゃんの時に受けるBCGのおかげで、患者数をぐんと減らすことができたのです。

結核は決して過去の病気ではありません!

患者数が減ったとはいえ、結核が完全になくなったわけではありません

近年、免疫を持たない方・抵抗力が落ちてしまった方が増えたために感染しやすくなったり、検査が遅れたために集団感染をおこしたりと、再び問題になっています。

予防・早期発見・正しい治療が大切

結核は、エイズなど他の感染症に比べると、残念ながら、話題性が低く地味な印象があります。そのため、啓発・普及活動、またそのための資金作りも難航しています。

ですが、結核は治すことができ、先に述べたように、予防接種などで予防できる感染症です。

避けられた感染症で亡くなってしまう、しかもその数が世界第1位だなんて、とても悲しいですよね。

日本ではそこまで悪化してしまうケースは珍しいかもしれませんが、結核に感染しないために、また、周囲に結核を広めてしまわないように、正しい知識を身に付け、疑わしい時は早めに保健所や医療機関に相談してください。

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オーストラリアで育児満喫中。面白くて役に立つ情報を分かりやすくお伝えします。

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