「印税」と聞くと、とても大きなお金のようなイメージをしている方も多いのではないでしょうか?さらには「印税生活うらやましい!」なんて思う人もいますよね。

しかし、そんな気になる印税の裏側を綴った、あるツイートが話題になっていました。

「印税ガッポリ入って儲かってるんでしょ?」

漫画家の山崎浩さんが印税の真実をTwitterで公開したことが話題になっていました。

印税の仕組みをわかりやすく綴っています。

さらに2巻からは取り分の割合が引き下げられたため、一気に手元に入ってくる印税が少なくなりました。「印税がっぽり」という生活はものすごく売れているごく一部の作家・漫画家さんになりそうですね。

『火花』が大ヒットした又吉さんの場合

最近ヒットした小説といえばピース又吉さんが執筆した「火花」が有名ですよね。累計部数も100万部を超えたことが話題となりました。

ピース又吉直樹のデビュー小説「火花」はいまでも毎週1万部ほどが売れており、累計40万部超えの大ヒットとなっている。本体価格が1200円なので、又吉には5000万円近くの印税が入る計算だ。

出典 http://www.asagei.com

現在までに8,300万円ほどの印税が生じているが、又吉が所属するよしもとクリエイティブ・エージェンシー(以下、吉本)を経由するため、実際に本人に渡るのは4,000万円ほどになるという。

出典 http://news.livedoor.com

吉本クリエイティブエージェンシーに所属している又吉さんは。さらに事務所の取り分として引かれるため、思ったほどの印税は入らないことが予想されています。

スガシカオさんも訴えた

1200円のシングルCDが3万枚売れたと仮定すると、720万円程度の経費を確保できますが、ダウンロードの価格は1曲250円程度になるので2曲売れたと仮定しても、CDの半分以下の売上になってしまうのです。

作家の東浩紀さんも現実をツイート

そもそも印税とは

印税(いんぜい)は、著作物の利用者(レコード会社、出版社、放送局など)が、著作物を利用する対価として著作者・著作権者に支払うロイヤルティーの一種。著作権使用料と同義。

出典 https://ja.wikipedia.org

本来は、検印の数(発行数)に応じて支払われることが、《出版社から見ると税金に似ている》という観点から、「検印」を収入印紙(税)に見立てて「印税」という言葉が作られたってこと。

出典 http://www.yuraimemo.com

「税」とついていますが、税金の一種ではありません。また印税は一般の人が本やCDを発売しても支払われます。

印税の現実

一方、印税はそこまで多くありません。例えば、1000円の本が1万冊売れたと仮定し、この時の印税が10%だとします。このときは、「1000円 × 1万部 × 0.1 = 100万円」となります。

100万円という数値だけを聞くと多いように思えます。しかし、前述の通り一冊の本を書くためには1年かかります。つまり、月に計算しなおすと「100万円÷12ヶ月≒8.3万円」です。月8.3万円の報酬であることを考えると、印税がどれだけ儲からないか分かると思います。

出典 http://pharm-kusuri.com

計算は1万冊売れたということを想定していますが、1万冊売れる本は新刊全体の1%に満たないと言われています。さらに執筆した本が出版されるには1年ほどの時間がかかります。それまでは執筆に対する対価は入ってこないのです。

一発当てれば、楽に生活できていいなぁなんて思いがちな印税。しかし現実は甘くなく、かなり売れる作家さんにならないとそんな生活はできないようです。夢の印税生活に憧れるよりも、現実を見てきちんと働いたほうが良さそうですね…。

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白うさぎ このユーザーの他の記事を見る

芸能ニュース、芸能ゴシップ好きの33歳女性。ブログをお休みして、最近はSpotlightでの執筆にハマる日々です。

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