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電車やバスなどの交通機関で起きる犯罪の一つに痴漢があります。

男女問わず、被害を受けた側としては心身ともに傷つきますし、決して許せないことです。

しかし、痴漢は現行犯でなければ逮捕が難しいですし、「やめてください!」の一言が言いにくい側面もあります。

こういったことを踏まえて、ある女子高生がお母様と一緒に「痴漢抑止バッジ」というグッズを考案しました。

バッグなどに付けるだけ!

出典 https://faavo.jp

殿岡たか子さん(仮名)は電車通学を始めたことをきっかけに、毎日痴漢被害に遭うようになってしまったのです。

防犯グッズ、電車での立ち位置を変える、警察へ相談するなど、あらゆる対策を講じるも効果はありませんでした。

たか子は、「痴漢にあってから、行動を起こすんじゃなくて、痴漢にあいたくない」と考え、どうしたら痴漢がやる気をなくすだろう?と自分なりに考えたのです。

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誰だって好き好んで痴漢被害に遭っているわけではないですし、できることなら未然に防ぎたいと考えています。

そこでたか子さんは「痴漢の心を折る方法」について考え、行き着いたのが「泣き寝入りはしない」という意思表示でした。

手作りのバッジですが、これを付け始めてから被害はピタッと収まったのです。

たか子さんとお母様は、同じような被害に悩む女性のためにも、もっと手に取りやすいデザインの選定と、恒久的にバッジを必要としている方に届けるためにクラウドファウンディングを開始しました。

アイデアを具現化し、多くの人に広めることで社会貢献にもつながる素敵な取り組みだと思いませんか?

しかし、何故かこの取り組みに批判の声も上がっているのです。こちらをご覧下さい。

取り組みを批判する声が…

何故か被害に遭う人が悪い、痴漢くらいで騒ぐな、など…諸悪の根源は痴漢なのですが。

こういった批判に対して、怒りの声が多く見られました。

自分の身内や大切な人が痴漢に遭っても、同じことを言えるのでしょうか?

同性からも批判の声があるということに言葉を失いました。

被害者なのに責められること自体が理不尽では?

男性の中にも、批判をする声に疑問を抱く人がいました。

被害者が何をしても気に入らないのでしょうね…。

読んでいて情けなくなりますね。

本当にやっていないのだとしたら、示談金というのは発生しないと思うのですが…。

冤罪はあってはならないことですが、冤罪前提では防犯対策として脆弱に思えます。

素晴らしい取り組みのはずなのに、なぜ批判されるのか…バッジに反対する理由の多くは「冤罪」を上げていました。

この「冤罪」について、たか子さんのお母様は次のように話しています。

被害者側も冤罪を恐れている

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痴漢問題については、「痴漢冤罪被害」もついてまわります。痴漢行為がなければ、女性が痴漢冤罪被害者をつくることもありません。

痴漢問題については、「痴漢冤罪被害」もついてまわります。たか子も、「混んだ電車の中で、犯人じゃない人を間違えて痴漢だといってしまうのが怖い」と言っていました。

出典 https://faavo.jp

痴漢の被害者も、犯人だという確信がない状態で声を上げるのは怖いのです。

そもそも痴漢行為をゼロにすれば、冤罪という被害も起きません。

おわりに

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「被害に遭ったら声を上げればいい」と言いますが、実際に声を上げられるような人が果たしてどれ位いるのでしょうか?いざ恐怖に直面したら、声を上げられないかもしれません。

そういった意味でも、付けるだけでOKのこのバッジはお守りとして有効なのではないでしょうか。

この取り組みが広く知られることで、痴漢発生件数そのものがもっと減少していくことに期待したいと思います。

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