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医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
お子さんのうれしい日々の成長とともに、親御さんは日常生活で、やることがどんどん増えていきます。 お子さんの歯磨きもその一つ。

歯磨きは毎日のことなので、お子さんとママやパパと毎日楽しく過ごせる時間になるといいですね。今回は、乳児期~2歳ぐらいまでの歯磨きについて、歯科医師に詳しい話を聞いてきました。

お子さんの歯を上手に磨くポイント

【歯磨きをする体勢 】
小さいお子さんは授乳するような抱っこで、少し大きくなったらお子さんの後ろに回り、親御さんの膝の上や太ももに頭を乗せ、仰向けにした体勢で磨きましょう。上から顔をのぞきこみながらだと磨きやすいです。仰向けが落ち着かないお子さんには、目元にタオルをかけてあげると安心するようです。
 
【歯磨きの道具】
・ガーゼ
生えたての歯は歯ブラシを使うのではなく、ガーゼを指に巻き付け、それでお口の中の汚れを拭ってみて下さい。お子さんが口を開けることに慣れたら、歯ブラシを使ってみてもよいでしょう。

・歯ブラシ
ヘッドが小さく毛先がやわらかい歯ブラシを選びましょう。小さな子の口の中は敏感です。なかなか口を大きく開けることができないので、お口に入れやすい小さなヘッドと、歯肉に強く当らない毛先がやわらかい歯ブラシを使いましょう。

【磨き方】
歯ブラシはやさしく歯に当てて小刻みに動かしましょう。歯ブラシの柄をペンを握るように持ち、小指と薬指はお子さんのあごに当てて支えをつくり、指先だけを動かして歯ブラシの毛先で磨くと、力が入り過ぎませんし、お子さんが突然動いた時でも歯ブラシが歯肉に当たるのを防げます。

1. 表側
1本につきだいたい5秒ぐらい、歯ブラシの先端だけを使い、歯の表面に対して垂直に当て、優しく歯に当てて左右に小刻みに動かします。

2. 奥歯
奥歯の溝も、歯ブラシを垂直に当て小刻みに動かして、シャカシャカと少し音をさせながら磨きます。

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お子さんの歯磨きで気をつけたいこと

1. 歯肉を傷つけない
新しい歯が生えたときはその周辺の歯肉が薄く傷つきやすいです。 歯肉に歯ブラシの毛先が強く当たらないように気を付けましょう。

2. 上唇小帯に当てない
上唇から前歯の間に伸びている筋(上唇小帯)に歯ブラシが当たると痛いので、上の前歯の表側を磨くときにはそこに当たらないよう、空いている指を当て、カバーするといいでしょう。

3. 手早く、丁寧に
歯ブラシに時間がかかるとお子さんが飽きてしまうので、短時間で手早く、ただしなるべく丁寧に、そして楽しくやりましょう。

4. 毎食後の習慣に
歯ブラシは毎食後の習慣になるようにしましょう。また、お子さんが眠いときや機嫌が悪いときは、歯磨きを嫌がる原因にもなりますので、できるだけ避けて下さい。

「自分で歯磨き!」の適齢期は?

お子さん本人が歯の面に歯ブラシを正しく当てて、きちんと歯磨きができるようになるのは、歯が生えそろう2歳半以降になるようです。

また、お子さんが食事の時にスプーンなどを自分で使えるようになったり、家族のかたが歯を磨いているのを見て、自分でも歯ブラシを持とうとしたら、自分で磨くことを促してみましょう。テレビやビデオの中で誰かが歯磨きをしているのを見ると、その真似をして歯ブラシをもっとやりたくなるかもしれません。

歯磨きの知育絵本を一緒に読んだり、ぬいぐるみと歯ブラシで「歯みがきごっこ」をすれば、楽しみながら歯磨きに興味を持てるかもしれません。

お子さんが歯磨きをしている間は必ず近くに誰かが一緒にいてあげてください。また、小さいお子さんが歯磨きを上手にできなくても、終わったらほめてあげましょう。それから、お子さんが歯磨きした後は、大人が「仕上げ磨き」をしてあげてください。

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【医師からのアドバイス】

歯磨きの時間を決め、歯磨きをお子さんに習慣づけることも大切です。そのためにお気に入りのキャラクターなどの歯ブラシも揃えてあげるといいですね。

時間がある週末などに親子で歯磨きを一緒に楽しんでみてもいいと思いませんか。そして家族みんなで楽しく歯磨きができるといいですね。

(監修:Doctors Me 歯科医師)

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