米・テキサス州に住む32歳のダニエル・フリートウッドさんは、2013年にガンの一種である紡錘細胞肉腫と診断されました。それ以来、夫婦力を合わせて闘病生活を送っていましたが、2015年9月に医師から余命1〜2カ月と告げられてしまいます。

8つか9つの時に初めてスター・ウォーズを観て以来、熱狂的なスター・ウォーズファンだったダニエルさん、最新作「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」の公開を心待ちにしていたのだそうです。しかし、自分は公開日にはもういないかもしれない、あんなに楽しみにしていた最新作は観られないかもと悲しんでいたダニエルさんのために、ダニエルさんの妻アシュリーさんはある行動をします。

TwitterやFacebookで、#ForceforDanielというハッシュタグを使い「彼の命の尽きる前に、公開日前ではあるがスター・ウォーズをダニエルさんに観せてあげたい」と訴えたのです。

実は以前にも、2013年にJ・J・エイブラムス監督が、余命わずかなファンのために『スター・トレック イントゥ・ダークネス』のラフカット版のDVDを贈った事もあり、今回も願いが叶って欲しいと賛同者達は強く祈り、ハッシュタグ#ForceforDanielは拡散されます。

10月30日にはニュースサイトNerd Fuが「FORECE FOR DANIEL」という画像付きでツイートします。そこからは一気に拡散、ついにマーク・ハミル(ルーク・スカイウォーカー役)さんとジョン・ボイエガ(フィン役)さんに届きます。そして2人がリツイートした事により更に拡散されました。

そしてツイートは、ディズニーやルーカスフィルムに届き、J・J・エイブラムス監督がフリートウッドさんに直々に「ディズニーがダニエルさんの願いをかなえてくれる」との電話が。そしてその翌日「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」を自宅での特別上映が実現したのです。

スター・ウォーズグッズに囲まれた自室で、2人ベットに並んで幸せそうに映画を観たダニエルさん夫婦。妻のアシュリーさんは「すべての人に、本当にありがとう。ダニエルの夢が叶いました!」とFacebookを通じてメッセージを送っています。

ダニエルさんの夢が叶った事で、多くの賛同者が同じ様に喜びを分かち合い、感動しています。この様な奇跡を、観客と制作者が一緒に起こせる事も、映画の持つ力の素晴らしさの一つではないでしょうか。

一足先に映画を観たダニエルさんは「本当に素晴らしかった!」と語っています。「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」は2015年12月18日18時30分(日本時間)から全世界同時刻一斉公開されます。

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