記事提供:長谷川豊 公式ブログ

皆さんはこのニュースを聞いてどう思うだろうか?

「女性トイレ禁止は差別」提訴へ 性同一性障害の公務員(朝日新聞デジタル)

簡単に記事内容をまとめよう。

経済産業省に40代の職員がいる。彼は、戸籍や肉体的なものは男性だが、心はれっきとした女性だ。入省後に「性同一性障害」の診断もうけ、ホルモン治療や女性の容姿に近づけるための手術を重ねてきた。2011年には名前も女性的なものに変更。

今では初対面の人にも女性として認識され、職場の女子会に呼ばれる。

戸籍上は男性であっても、もう彼女はれっきとした女性だ。なので、経産省も女性の服装を着用することを認め、女性用の休憩室の使用を認めていた。

しかし、彼女には越えられない壁があった。

「戸籍」がまだ男性なのだ。

日本の法律は、世界的に見れば情けないほどにLGBTに対して理解が遅れている。今やあのロンドンやニューヨークであっても同性婚が許可されている。当然だ。LGBTは「単なるそういう特徴」であって、本人たちは何も悪くないからだ。

しかし、日本は性同一性障害に苦しむ…正確に言うと、性同一性障害を差別視するこの日本社会の風潮に苦しめられている多くの方々に、相変わらず優しい手を差し伸べようとはしない。

日本において戸籍の変更は非常に手間がかかる。何よりも卵巣や子宮、睾丸(こうがん)を摘出するといった性別適合手術が必要となるからだ。高額なだけでなく、要は

「お前ら、自分を女だって言いたいんなら体も女にしてから言えよ」

ってことなのだ。私の番組の月曜日レギュラーのカルーセル麻紀さんが、当時、世界でモロッコしかその手術をしていなかったために、モロッコまで行き、九死に一生を得る手術をして性転換し、戸籍も女性に変更したのが日本では初めての例。

当時、カルーセルさんには大量の差別的視線や侮蔑的な言葉が浴びせられ続けた。それでも明るく、負けないでいたのはさすがに、日本のLGBTの草分け的存在としていまだにリスペクトを集めるカルーセル麻紀さんならではの話。

普通はもっと精神的には厳しいはずだ。

話を経産省の彼女に戻すが、彼女は皮膚疾患があるために、現在ある性転換手術を受けることが出来ない。つまり、戸籍は一応、まだ「男性」のままなのだ。この彼女に対して…経産省は

「障がい者用トイレを使え」

と言ってきているのである。

彼女は人事院に対して、何度も待遇の改善を求めたのだが対応されなかった。その為、経産省を相手取って訴訟に踏み切ることにした…と言うのが記事の中身だと思ってほしい。

ドンドンやればいいのだ。

日本の中央の連中がどれだけアホでどれだけ時代錯誤な連中なのか、よく分かる事例だ。叩きのめしてやればいい。日本国憲法では明確に

第十三条 すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。

出典日本国憲法第十三条

と記されている。有名な「基本的人権の尊重」の項目だ。日本人は個人個人を最大限尊重されなければいけない。こんなこと、小学生で学ぶ程度の知識だ。

彼女は、自分が悪い訳ではない。生まれつき心が女性なのだ。なので、ホルモン注射などの努力もしてきている。背が高い、とか足が速い、とかと同じだ。そういう「特徴」でしかない。証拠として医師の診断書も出ている。

省内でも「女性」として認知され、女子仲間には「女子会」にもお呼ばれする彼女に対して…

「障がい者用のトイレ以外使うな」って?

しかも、記事を読むと分かるのだが、もし障がい者用のトイレが工事中などで使えなかった場合は、「暫定的に認められた2階以上離れた女性トイレ」を使用させられているのだという。

2013年には上司から「手術を受けないなら男に戻ってはどうか」という、完全に差別発言と受け取られてもしょうがない言葉まで浴びせられているというのだ。

ずいぶんご立派なバカ達が、日本の経済と産業を司っているのだ、と感心する。

全員やめちまえ、経産省の職員。

バカが中央にいて税金を食い物にするんじゃない。とっとと辞表を出してあの建物、潰しちまえ、と言いたくなる。そんな時代遅れで、何の理解力もない人間が「経済」を発展させられるわけがないだろうが!役立たずは辞めろ。

この裁判、私は全面的に彼女を応援する。経産省の対応は100%間違っている。裁判でしっかりと断罪されるべきだ。まだまだ世界的に進まない、日本のLGBTへの理解。いったい何時になったらこんな恥ずかしい話題をしなくてよくなるのか…。

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