国立感染症研究所によって『マイコプラズマ肺炎』の患者数が増加傾向にあることが発表されました

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国立感染症研究所などの発表によると『マイコプラズマ肺炎』の患者報告数が10月半ばから軒並み増加傾向となっていることが分かりました。

都道府県別の感染者報告数は多い順で、香川、東京、富山、大阪、愛媛、愛知、佐賀、埼玉となっているようです。

乾いたせきや発熱などの症状が出る「マイコプラズマ肺炎」の全国の患者報告数が増加傾向となっていることが、国立感染症研究所などがまとめた10月19日から25日までの週の患者報告で分かった。

出典 http://www.cabrain.net

週の基幹定点医療機関当たりの全国の患者報告数は、前週比23%増の0.75人となり、26都道府県で前週の報告数を上回った。

 都道府県別では、香川が2.2人で最も多かった。以下は東京(1.84人)、富山(1.6人)、大阪(1.59人)、愛媛(1.5人)、愛知(1.36人)、佐賀(1.33人)、埼玉(1.3人)などの順だった。

出典 http://www.cabrain.net

全国的に流行の兆しがみられる『マイコプラズマ肺炎』とは?

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咳と鼻水が出るようになり、体が怠く、なんだか熱っぽい…。かぜの諸症状のようにも見えますが、これも立派な『マイコプラズマ肺炎』の特徴。

単なるかぜだと思っていると、高熱が持続するようになり、レントゲンによって肺炎だと気がつくケースもあるようです。

痰(たん)が少ない、乾いた咳が長く続く場合はは、マイコプラズマ肺炎の疑いがあるといわれています。

初期症状は普通の風邪と変わりないことが多く、咽頭痛、全身倦怠、筋肉痛、発熱が最も多い。

出典 http://www.mbiotech.org

せきのかぜとして治療していくうちに、高熱が持続するようになり胸部レントゲンでさまざまな肺炎像を示してきます。

出典 http://www.miyake-naika.or.jp

初期症状が風邪に似ているため見分けがつきにくいのですが、乾いた咳が長く続くような場合には、マイコプラズマ肺炎の疑いがあります。

出典 http://www.skincare-univ.com

小児に多い感染症で、現在都内の感染者数の半数以上が9歳以下となっています

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『マイコプラズマ肺炎』は小児、若年成人に多いとして知られている感染症。現在、都内では9歳以下の患者が全体の患者数の半数を超えていることが分かっています。

乳幼児にも感染しますが、肺炎の症状が出てくるのは5歳以上になってからが多いようです。

マイコプラズマ肺炎は小児・若年成人に多発。乳幼児にも感染するが、肺炎になることは少なく、風邪や上気道炎で終わることが多い。5歳以上になると肺炎症状がでてきます。

出典 http://www.mbiotech.org

全年齢の患者数が前週比2.1倍となった東京都では、9歳以下が半数超を占めた。例年よりも多い状況となっている熊本県は「患者は主に小学生までの小児」としている。

出典 https://curation.ameba.jp

予防するためにはどうしたらいいの?

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マイコプラズマ(Mycoplasma pneumoniae)という微生物によって引き起こされるマイコプラズマ肺炎。

マイコプラズマに対するワクチンはないため、予防接種での予防はできません。

感染経路は飛沫感染と接触感染のため、マスクの着用やうがい、手洗いの励行が有効とされています。

しかし、発症までの潜伏期間が2週間~3週間と長いため、幼稚園や小学校などの集団生活の場や家庭内で感染することが多く、一度免疫を獲得しても免疫が持続しないため、何度も繰り返し再発する可能性があるようです。

マイコプラズマはそれほど強い感染力を持つものではありませんが、潜伏期間がとても長いため、家族間や幼稚園や学校といった小さな集団で、発症に気が付かないうちにマイコプラズマに感染していしまっている可能性があります。

出典 http://news.mynavi.jp

感染を予防するには、マスクを着用したり、手洗いやうがいを徹底したりすることが有効です。マスクは鼻と口を覆い、手洗いの際には石鹸を使って洗うようにしてください。また、体調が悪く体の抵抗力が弱っているときや、流行時には、人ごみを避けるとよいでしょう。

出典 http://news.mynavi.jp

前回、「マイコプラズマ肺炎」が日本で大きく流行したのは2012年。

以前は4年に一度流行することから「オリンピック病」などとも言われていた感染症ですが、近年はこの傾向も薄れ、毎年秋・冬に患者数が目立つようになってきました。

これからの季節は、特に手洗いうがいの励行やマスク着用などを心掛け、体調管理をしっかり行っていくようにしましょう。

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amaneck このユーザーの他の記事を見る

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