記事提供:Techinsight

カナダ・オンタリオ州西部に位置する人口12万人の都市ケンブリッジから、6歳の娘を持つ母親が10代の少年にあてた心温まる手紙がネットに投稿されたのは10月初めのことであった。英『daily star』など、複数のメディアが伝えている。

「スケートパークにいた親愛なる10代の少年へ」6歳のペイトンちゃんの母ジェニーン・トーマス(Jeanean Thomas)さんの手紙はこう始まる。

「あなたはたぶん15歳くらいかしら。まだまだ遊びたい盛りよね。今日はどうしてもあなたに感謝の気持ちを伝えたいの。私の娘ペイトンは何か月もの間、どうしてもスケートボードがしたいって私にお願いしていたの。

スケートボードっていうと男の子が夢中になるものっていうイメージがあるけれど『女の子がやったってちっともおかしくなんてないわよ』って娘を励まして、あの日はやっとの思いでスケートパークに行ったのよ」

「でもそこはタバコを吸うふてぶてしい態度の10代の若者で占領されていたわ。あまりの異様な雰囲気に、『ここは娘を連れてくるようなところではなかった。娘があんな子達と関わって怖い思いをするのもかわいそうだし…』とそそくさと家に帰ろうと思ったの」

「娘も同じ気持ちだったみたいよ。『ママ、おっきいお兄ちゃんばっかりだよ』と泣きそうだったから。でも私は『ここはみんなの公園なんだから』と娘に言い聞かせ、平静を保とうとしていたの。

あの若者達に文句を言ったら妙にお説教ぽくなっちゃうし、彼らに話しかけるのも面倒だから、娘がボードに挑戦するのを黙って見ていたわ」

「娘がランプ(斜面)を2~3回滑った直後よね。娘のすぐ横で勢いよく宙を舞っていたあなたが突然娘に近寄り『ヘイ、ちょっと…』と声をかけてきたのは。

私は『娘のような初心者だってここを使っていいはずよ』って言葉が喉元まで出かかっていた。でもあなたは『それじゃあ、足が違うよ。僕にできることあるかい?』って優しく声をかけてくれたわ」

「そしてそれから1時間近くもボードのバランスの取り方やコントロールの仕方を娘に教えてくれたのよね。

娘が転んだ時は手を取って起こしてくれたり、怪我をしないようにレールから離れるようにアドバイスしたり…。娘はあなたの言葉にしっかり耳を傾けていたわ。大の大人だってそんなことできない。

あなたの友達はそんなあなたを冷やかしていたけど、私はこの町にそんな若者がいてくれて誇りに思うわ。本当にありがとう。あなたのおかげで娘は何だってできるという自信と達成感で帰途につくことができたのよ」

このジェニーンさんのTwitterのシェアは現在40,000を超えている。

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