遊びに行くときも寝る時も、肌身離さず子どもが持っているぬいぐるみ。

だんだん汚れてきて白かったクマさんもベージュ色や薄茶色になってしまっています。
薄汚いし、もうそろそろ卒業してほしいのだけど・・・
でも、「そんな汚い人形、もう捨ててしまいなさい!」なんていうのは、良くないみたいですよ。

ぬいぐるみはお母さんそのものです

心理学では、このようにお子さんが肌身離さずに持っている物を愛情の「移行対象」と考えています。

胎児の頃はまさにお母さんと一心同体です。そして、この世に産まれてきた後もしばらくの間は、お母さんに守られた世界で毎日生活します。
しかし、幼児期に入ると自分の足で歩き、子どもたちは厳しい今のご時世の中で生きていかなくてはなりません。

一人で生きていく不安を和らげるのが、肌身離さず持っているぬいぐるみやタオルなのです。
お母さんの分身とも言えます。

「そんな汚いぬいぐるみ、捨てなさい!」と言うことは、お母さんなんて捨ててしまいなさい、と言っているのと同じようなものなのだそうですよ。

ぬいぐるみとお風呂に入らない?

ぬいぐるみの汚れが気になるようなら、一度「一緒にお風呂に入って洗ってあげたら、(ぬいぐるみの)○ちゃんも喜ぶよ」と誘ってみてはどうでしょうか?

濡れたらかわいそう、と言うかもしれませんが、「タオルでよく拭いてドライヤーで乾かしたら乾くよ」と。
ぬいぐるみの素材によっては、ドライヤー程度ではなかなか乾かないかもしれませんが、大丈夫そうな素材でお子さんが嫌がらないようなら、解決策の1つだと思います。

最近は、水でぬらさなくても洗える洗剤などもあるので、「お化粧してあげようか?」などと誘ってみても良いでしょう。

温かく見守りましょう

多くは2歳~5歳くらいで少しずつ消えて行きます。

中には、人前ではぬいぐるみやタオルを手放すけど、家で一人でいる時は中学生くらいまで持つ子もいます。
また、高校生くらいになって復活する人もいます。
人気の女性アイドルの中には、ぬいぐるみが手放せない子も多いのですよ。

高校生以降になると、母親の分身というよりは、彼氏の分身なのでしょう。

私が3年前に入院した時、同室に3歳くらいのお子さんがおられるお母さんが入院されていましたが、ぬいぐるみがいつもベッドに寝ていました。
お子さんの分身なのかな?

汚れたぬいぐるみを肌身離さず持っているお子さんを見ると、汚いし・・・・と思ってしまいますが、無理やりに取り上げないで、温かく見守ってあげましょう。

この記事を書いたユーザー

不死身のひみこ このユーザーの他の記事を見る

患者からの目線と元医療従事者としての目線とで、医療や健康に関する記事をメインに書いています。
4度の手術に膠原病でバツイチで・・・と波乱万丈の人生ですが、”人生に喜びや笑いを添付したら結果は出るはず!”という「喜笑添結」で毎日を過ごしています。

得意ジャンル
  • 育児
  • 暮らし
  • 美容、健康
  • 感動
  • コラム

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス