もう今や、スマホとは一心同体という人も少なくない世の中。朝起きてスマホ、ごはん食べる時もスマホ、寝る前までスマホと一緒のべったり生活。そんな日々を送っている人は世界中にいます。

でもこの「ながらスマホ」のせいで事故が多発していることも、既にみなさんご存知でしょう。NTTドコモの調査では、歩きながらスマホを見ていると視野がなんと通常の20分の1になってしまうという結果を出しています。

その他、衝突件数、転倒件数、スマホ落下件数も年々その数字が伸びているという深刻な問題に。子供を連れている親は特に注意しなければいけないことでも、つい「ながらスマホ」をやってしまう人の目立つこと。海外でもそれは同じです。

ながらスマホをして歩く人は絶対に前を見ていない

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これ、自分が危ないだけでなく周囲にも迷惑極まりない行為です。筆者の住む街でも学生が多いので、道路には「ながらスマホ」の学生が。スマホに夢中で前を見ていないから危うく子供を連れた筆者とぶつかりそうに。子供にぶつかって、転んで怪我をしたらどうするんだ、って言いたいですね。

筆者は外ではスマホを使うのは電話する時だけ。画面に夢中になっていると危ないのは明らかで何か事故があったら責められるべき相手は自分だからです。子供と出かけても子供の写真を撮るのに使いますが、それ以外は触りません。

もし誰かからメールが来たら歩かずに止まるように心がけています。それだけでも事故防止に繋がるのではないでしょうか。

Facebookに夢中で息子を溺死

出典 http://www.theguardian.com

イギリスの東ヨークシャー州で、スマホでFacebookのチェックを夢中でしていた母親が2歳の息子が自分の傍を離れたことも気付かずに、庭の池にはまって溺死させるという悲しい事件がありました。

気付いた時には既に息をしていなかった息子に蘇生を試みるも、息子は搬送先の病院で亡くなりました。その後、ノッティンガムに引っ越した母親の身辺を警察が調査したところ、普段から育児放棄の疑いがあったことが判明。今回の裁判で、懲役5年の実刑判決が下されたのです。

いつもスマホに夢中になっていた母親

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2013年にも、この母親がスマホに夢中になっていた為、息子が危うく車に撥ねられそうに。それを見ていた近所住民が児童福祉課に連絡するという出来事もあったそう。普段からスマホ優先で子供に目をやっていないと、いつか大変なことになるということを、この時にこの母は学ばなかったようです。

今回の裁判で、裁判長は母親に「あなたにもし、いつかまた子供ができる時が来ても、あなたが自分の子を育てて行くことは許されません。私達があなたから子供を引き離すことでしょう。子育てとは子供の安全を責任を持って守るものであって、それを自覚している人にのみ許されるものなのです。」という厳しい言葉を投げつけました。

毎日忙しい中、ちょっと息抜きをしたいと思ってスマホを見ることはいいんです。誰でも息抜きは必要です。でも、子供の面倒を自分が見なければいけないという責任がある時に、目を離すことはやっぱり親としての自覚が足りないのではないでしょうか。

子供は特に「ちょっとの間」に色んな悪戯をします。それが取り返しのつかないことにだってなる可能性もたくさんあるわけです。スマホをじっくり触るなら、子供を寝かせてから、またパートナーに子供を見てもらっている時にしましょう。親の責任不行き届きで子供の命を失うことほど愚かな行為はありません。

自分のお子さんの命を大切に。ちょっとしたことから大きなことに繋がるという怖さだけは常に自覚していたいものです。

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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