カチカチ山と言えば、典型的な因果応報の昔話と思っていましたが最近は内容が残酷すぎるという理由で、ラスト自体が変わった物語もあるようです。


残酷とされているパターン

お爺さんが畑に豆をまこうと、畑を耕していたが、そこにたぬきがやってきて播くはずの豆を全部食べてしまった。怒ったお爺さんはたぬきを縛り上げて天井から吊して畑仕事にでかけた。
狸はおばあさんに自分が悪かったと反省するふりをして縄を解いてもらうと、杵をつくのを手伝うと言ってお婆さんを杵でつき殺してしまう。
お爺さんは悲しみのあまり何日も何日も墓の前で泣いていた。それをみかねた前山に住むうさぎが仇を討つと約束する。
うさぎは狸に薪を拾うのを手伝ってくれと言い、狸の背負った薪に火をつけて狸に大やけどを負わせる。その後、やけどの薬と言って味噌に唐辛子を混ぜて摺ったものをぬり、追い打ちをかける。そして仕上げに魚を食べさせると言って、泥で船を作らせて狸をおぼれ死にさせた。

出典 http://nihon.syoukoukai.com

おばあさんは殺され、うさぎが仇をとってタヌキを殺すという話です。

私が昔読んで記憶していた話もこの通りです。


更に残酷なパターンも

更に残酷なパターンでは、おじいさんがいつも畑を荒らすタヌキに罠をかけ、生け捕りにしてきておばあさんにタヌキ汁を作るよう頼んで出掛けます。
ところがいざ作ろうとした時に、タヌキがおばあさんを騙し、逆におばあさんを殺してしまい、ばば汁を作ります。
その後おばあさんに化けて、帰ってきたおじいさんに食べさせ、そのことをばらして「やーい!ばあさんを食った!」とはやしたてます。

その後の話は、先程の話と同じですが残酷さが増していますね。


ところが最近はハッピーエンドなのです

ところが最近の改訂版では、

おばあさんが殺される
→おばあさんは怪我をするが死なない

ばば汁をつくる
→完全カット

タヌキは泥の船で沈んで溺死
→タヌキは反省しみんなで仲良く暮らす


このようにハッピーエンドになっているようです。


因果応報は古いの?

他国で死刑が廃止されている流れも受けて、日本でも死刑廃止を叫ぶ人たちが増えていますね。
このハッピーエンドへの改訂は、その影響もあるのかもしれません。

ただ、世の中悪いことをしても反省すれば全て許されることばかりではないと思います。
人を殺してそれ相応の罰がなければ、「どんなに人を殺してもどうせ無期懲役にしかならない」という考えが生まれるのも当然です。
生活が苦しく、刑務所なら衣食住は保証されるために進んで罪をおかす人もいるのですから。

せめて昔話では、悪いことをすればその報いが必ずくることを語り継いでほしいものです。


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