デビューから28年。当時と変わらぬどころかますます魅力を増し、メディア再進出が留まることを知らない森高千里さん。キャリアを重ねた今、再び冠番組を抱えテレビやラジオ、CMなどに引っ張りだこの存在となっています。かつてを知る世代にとっては、懐かしい印象を受けるかもしれません。

ですがつい先日、森高千里さんが大学学園祭の前夜祭ライブイベントにゲスト出演し、“大トリ”を飾るという新たな動きが!観客である学生にとってはまさに“お母さん”世代。そんな森高千里さんに、今往年のファンのみならず、若い世代が待ち望み、虜となっている理由とは…。そこには、“アーティスト森高千里”に隠された10のエピソードが存在していました。

1. 今の音楽シーンを代表し、テレビ•ラジオのレギュラーに!

今春、なんとフジテレビ史上21年ぶりとなる“生放送”音楽番組『水曜歌謡祭』に、自身初司会として抜擢された森高千里さん。『FNS歌謡祭』、『FNSうたの夏まつり』の制作スタッフが集結した本格音楽番組として、毎週水曜日の顔ともいえる存在に!

『水曜歌謡祭』は10月から毎週金曜23:00〜にお引越しをし、アンジャッシュの渡部建さんとの司会コンビは健在に『Love music』のタイトルでパワーアップした放送をスタートしています。

「音楽が好きな人がいっぱい集まりますし、私も渡部さんも音楽が本当に大好きなので、その思いが伝わればいいなと思います」

「森高さんはアーティストの経験が豊富で、音楽談義する中で一言一言が貴重」(渡部さん)

出典 http://www.oricon.co.jp

活力ある司会には、デビューから“28年”培ってきたアーティスト経験が反映されているのだと実感せざるを得ません。また、テレビだけではなく、この秋からは、森高千里さんの“17年ぶり”となるラジオレギュラー番組『森高千里の KOSÉ MUSIC ON THE EDGE』(TOKYO FM/JFN)が始動!

テレビ、ラジオ番組ともに、音楽シーンの今を、“アーティスト森高千里”独自の視点で切り取るプログラムと早くも話題を呼んでいます。

2. 前代未聞ともいえる“200曲セルフカヴァー”企画発動

自身の楽曲、“200曲”のセルフカヴァー動画をアップするー…。あまりにも壮大で、逆にピンと来ないかもしれません。遡ること3年前、デビュー25周年を迎えた森高千里さんは、YouTubeに公式チャンネルを開設。その目玉企画として発表されたのが、「200曲セルフ・カヴァー企画」なるもの。

1987年のデビューから、育児専念のため音楽活動を休業する1999年までにリリースしたシングル40枚、オリジナルアルバム13枚のほぼ全曲の“200曲”を、まるでPVのように動画とした上で披露していく、前代未聞ともいえる企画にご本人も…。

「大変そうだな、と思い、『ちょっと考えさせて』と言いました」と、苦笑いを浮かべる。それでも挑戦することにしたのは「過去の曲を今歌えば、自分の世界が広がると感じたから」

「歌詞の意味の理解は深まりました。あまり歌っていなかった曲を意識するきっかけにもなり、ライブに盛り込むようにもなりました」

出典 http://www.sankei.com

大ヒットナンバー“気分爽快”に、家庭への愛を重ねて

デビューの頃歌っていた楽曲は、改めてセルフカヴァーに挑むことで「歌詞の意味の理解は深まりました」と捉え方が変貌。例えば、CMソングとして今なお親しまれている「気分爽快」は、自身のご家族への愛情を反映した、“今”の森高千里さんとしての解釈でリメイクされているそう。

「サビだけを聞くと、お酒を飲んで騒ごう、という内容の歌に思えてしまうかもしれない。でも、これは失恋ソング」と解説する。

発表したときは独身だったが、(中略)「(夫に)失恋したら(家庭が)大変なことになってしまう。今は嫌なことを忘れて楽しもう、という自分の心の強さを示すような感じで、歌っています」。

出典 http://www.sankei.com

ご家庭を愛するゆえのとても素敵なエピソードですね。公式チャンネルには続々とセルフカヴァー楽曲がアップされています。人生経験を反映し、深みを増した解釈で歌い上げる楽曲と、初々しいオリジナルを聴き比べるのも楽しみの一つとなっていますよ。

3. その“200曲”のほぼすべてを、自ら作詞!

ファンや音楽通には普遍のことですが、実は森高千里さんは自身ほぼすべての楽曲の“作詞”を担当されています。独自の個性的でユニークな言葉遣いにハッとさせられ、それでいて引き込まれて胸に詰まされる…若干10代にしてその世界観を確立した森高千里さんには、あの吉田拓郎さんも…。

「我々ミュージシャンが、今まで何十年もの期間をかけて作り上げた詞の世界観を、森高が一瞬で破壊してしまった」

出典 https://ja.wikipedia.org

それほどまでのインパクトを日本の音楽史に刻み込むこととなった森高千里さんに、尊敬の念を示しています。また、楽曲によっては作曲も手掛けられていることでもお馴染み。詞曲ともに世界観を堪能できる“森高サウンド”はマストで体感したいものです。

4. どこまでもマルチな“オールラウンドプレイヤー”だった

ボーカルだけには留まらず!ギター、ベース、キーボード、ドラムス…このすべてをマルチに弾きこなしてしまうってご存知でしょうか。もう、お一人でバンドが完結できちゃいますよね。実際、プロミュージシャンの音ではなく、森高千里さんが演奏された音源で収録されている楽曲も多く存在しています。先ほどご紹介した、“200曲セルフ・カヴァー企画”では、新たに演奏をお披露目している楽曲も!

そんな数々のプロミュージシャンが絶賛した、凛々しくキメ細かいドラミングをご覧ください!

出典 YouTube

ブラボー!まさに、曲名通り“気分爽快”になれる圧巻のパフォーマンスですね。他にも、ライブでは「渡良瀬橋」の間奏フレーズをリコーダーで演奏する一幕も。渡良瀬川のせせらぎを思わせる、切なく美しい音色を奏でられていました。

5. ミニスカートは永遠!なにより好きなライブが本格再始動

2012年、デビュー25周年を機にファン待望のライブを再開した森高千里さん。その後も実に15年ぶりのコンサートツアーや、フェス出演など、メディアだけでなく“ライブ”に焦点を当てた活動を繰り広げられています。

音楽活動でも、私はとにかくライブが好きです。ライブのためにがんばって歌詞や曲を書いてるっていうぐらい、比重を置いているんですね。

会場に合わせてつねに衣装やセットリストも考えていくので、大好きなライブを今後も続けていけたらいいなって思ってます。

出典 http://www.oricon.co.jp

特に2015年のライブでは、会場ごとにコンセプトの違うステージを展開。前年秋のツアーでダンスビートアレンジで構成されたコーナーが好評だったことを受けたダンスチューンのセットリスト公演、一方で別会場では、真骨頂ともいえるスタンダードな“ザ・森高ソング”で構成するという異なる“今”の姿を披露。ですが、そんな回を追うたびチェンジアップするパフォーマンススタイルは、並々ならぬひたむきな姿勢があってこそ。

もちろん、いろいろやってますよ。ステージに立つ数ヶ月前から走ったり、ジムに通ったり、夜は炭水化物を食べなかったり。そういう細かいことを20代の頃はそんなにやってなかったけど、いまはやっぱりやらないと(笑)。で、あとは好きなことをやっていることが原動力になってるので、そこが一番大きいかもしれない。家庭でも仕事でも何でも、楽しむってことは大事ですからね。

出典 http://www.oricon.co.jp

さらには、トレードマークともいえる大好きな“ミニスカート”をはくためにも身体作りに励んでいるそう。「ムリだからやめてくれ」と周囲に止められるまではき続けたいと宣言されています。なんだか、ファンならずとも嬉しくなっちゃいますよね。日々楽しみながらライブに向けてのトレーニングに勤しむことで、パフォーマンス力だけでなく“奇跡”とも呼ばれる美貌や美脚も生み出されていったのかもしれません。

6. “森高ボイス”を切り、貼り、繋げ…

日本のダンスミュージックのパイオニアとして君臨する、寺田創一さん。そして、21歳にして国内外から才能を評価され、クラブミュージックシーンを担っていく新世代アーティストのSEKITOVA(せきとば)さん。

そんな世代の異なる二人のダンスミュージック・プロデューサーが、森高千里さんをフィーチャーしたミニアルバム『百見顔(Hyamikao) / Foetus Traum』を制作!

「寺田さんは、多分、私と同じくらいの世代で、SEKITOVAさんは、私の子どもぐらいの年齢の。年齢差もありながら、でもやっていることが尖って、かっこよく、いいことやっていらっしゃって。その中に私が入っていくというのは、話を頂いた時には、すごい面白いなって思ったので。もう、私の声でも何でも使ってください、という感じでした。」

出典 http://www.barks.jp

“声を使う”とあるように、「百見顔(Hyamikao)」は森高千里さんのボイス音源を切り貼りし、繋げるようにトラックメイク。そのため、節々に使用される「ヒャミカオ」というフレーズは歌詞ではなく、言葉の音を置いた結果生み出された造語だそう。何語でもなく意味もないはずなのに、聴き手に委ねられた解釈でどこまでも世界が広がっていく可能性を秘めています。“今”の森高千里さんが凝縮され、癖になってしまうこと必至です。

7. あのロックフェス“サマソニ”で入場規制を記録!

2014年には、国内最大級のロックフェス・SUMMER SONIC(サマーソニック)に出演。平成生まれながらも、メジャーシーンの大物アーティストとのコラボレーションを成功させ、若者から絶大な支持を誇るtofubeats(トーフビーツ)さんとダンスビートを効かせたパフォーマンスを行い、当日は会場から観客があふれ入場規制もかかるほど!

特別にリミックスしたお互いの楽曲などを40分間ほぼノンストップで披露し、会場をダンス・フロアへと変貌。新たな客層を虜にしたこの日は、森高千里さんのニュースタンダードを確立したといっても過言ではありません。

8. “学園祭の女王”が帰還

かつて、“学園祭の女王”と呼ばれ、ワンシーズンの間に全国21箇所の大学に訪れる“学園祭ツアー”も行っていた森高千里さん。学園祭は、一人の方が同じ年に何箇所もの大学に行くことはないイメージがありますが、森高千里さんはツアーと称して全国を飛び回っていました。どれほど若者たちの憧れの存在だったかが一目瞭然ですね。

そしてついに2015年!約20年の時を経て、早稲田大学学園祭の前夜祭ライブイベントに出演。近年のダンスビートアレンジの楽曲などをきっかけに、今の学生世代が待ち望むアーティストへと変化を遂げていたことを実感させてくれます。観客の“お母さん”世代とは思えない、圧巻のステージを繰り広げた森高千里さん。ご本人も、久しぶりの学園祭イベントを心から楽しまれたそうですよ。

9. 今をときめくアイドルが歌い継ぐ

自身のナンバーを多様なアレンジで歌い継いでいる森高千里さんですが、ご本人に留まらず名曲は時代を超えて継承されています。学園祭イベント出演など、若い世代が関心を持っていることは明白ですよね。今をときめくアイドルグループ・℃-ute(キュート)は、「この街」をカヴァーしシングルリリース。2013年に行われた℃-ute初の武道館公演には、森高千里さんも応援に駆けつけ…。

花束を持ってステージに現れた森高に℃-uteのメンバーは口々に「申し訳ない」と連呼し恐縮するも、一緒に森高の持ち歌で℃-uteもカバー経験のある「この街」で初共演を果たした。森高は「私の後輩はたくさんいるけど私の曲をやってくれるとうれしい」と満面の笑みを浮かべて見せた。

出典 http://www.oricon.co.jp

他にも、誰もが知る「渡良瀬橋」は、松浦亜弥さんや後藤真希さんなどトップアイドル歌手がカヴァーしたことでも記憶に新しいのではないでしょうか。

10. 究極の“新高音質”で生まれ変わったベストが発売に!

様々な10の角度から、“アーティスト森高千里”の魅力をお伝えしてきました。その大トリを飾るエピソードこそ、究極の新高音質で登場するベスト盤発売のニュース!

UHQCD(Ultimate Hi Quality CD)と呼ばれる、既存のCD製法を根本から覆す、生まれ変わった高音質CDで、ヒットソングの数々が生まれ変わることが決定しました。厳選しても1枚に収まるわけがなく、『森高千里 UHQCD THE FIRST BEST SELECTION ’87~’92』、『同•’93~’99』の2枚が、11月25日(水)に同時発売!今、アーティストとして進化した森高千里さんが幅広い世代に求められ続けていることを実感しますね。

今の音楽シーンを担う存在として、往年のファンからご自身のお子さんたちと変わりない若い世代までをも虜にしているアーティスト・森高千里さん。28年のキャリアをベースに、日々音楽史を凌駕する試みを追求されている姿には、尊敬の念を抱かずにはいられません。デビュー30周年、そしてその先へとますますチェンジアップしていくことを予感させてくれますね。

今回ご紹介した10のエピソードをはじめ、森高千里さんの魅力に引き込まれていく入り口は角度豊富に存在しています。関心を持ったエピソードを筆頭に、ぜひアーティストとしての“今”の森高千里さんに魅了されてみてくださいね。

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有名人の意外な素顔・夫婦愛を中心に書いています。まだ世の中で隠れている素敵な出来事に、スポットライトを当てることが出来たら嬉しいです。

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