記事提供:長谷川豊 公式ブログ

維新の党のゴタゴタ劇は別のブログですでに指摘したのですが、この騒動はもう終わっています。後は法的な判断を待たないといけないので、裁判所に任せればいい話なのですが…この騒動を通じて、一般の皆さんが学べることが一つだけあります。

今回のケース、私は10月15日にもう終わってるんですよ、と。松野さんたち「自称:執行部」が160人以上という膨大な数の地方首長や地方議員・国会議員たちを…「なんのヒアリングもなしに」除籍処分にした時点で完全アウトだって話を書きました。

これに対して何にもわかってないバカな人たちがツイートで「維新の党規約には『党紀委員会が処分はしていい』って書いてあるんだから問題ないんだぁぁぁ」

っていう、頼むから5分くらいでいいので勉強してよ的なツイートを恥ずかしがりもせずに拡散しているので、一体何でこのツイートがバカなのか解説しときますね。

ちなみに、松野さんたちも、162人の処分を上記ツイート内容を論拠として行ったはずなんです。答えだけ先に言っとくと、最低レベルの法律の知識を持ってる人に、その後注意されたらしく、除籍したにもかかわらず、

今になって除籍した議員たちに「今後ヒアリングします」とか言ってるらしい。あまりにもアレなので、もう笑ってあげてください。何があったのかも含めて、全部解説しますね。

維新の党の党規約に「党紀委員会で何らかの問題のあった議員を処分できる」ということは書かれているそうです。では松野氏たちは「自分たちは執行部!」と主張しているわけだから、一体何の問題があるのかって話。

では一度想像してみ?

長谷川が政党を作ったとしましょう。執行部は長谷川ひとり。で、信じられないカリスマを発揮した長谷川はなんと、国会議員100人を集めちゃった!

政党交付金が50億円、支給されたとしましょう。政党交付金は国会議員の数に従って支給されます。党の運営のために使われることになっています。

で、銀行にお金が入った瞬間…

長谷川、残りの99人を「勝手に」開いた「自称:党紀委員会」で、「こいつら、ボクちゃんのこと、バカにしてるっぽいんだぁぁぁぁぁ!」と叫んで…

全員、除籍処分にしたらどう思う?で、50億円、長谷川が独り占め!

要はこういうことなんです。松野さんたちのやったこと、このレベルのことなの。なので、橋下さんがすかさずツイッターで「維新の党の議員たちは弁護士たちに相談しているのか?」と書き込んだってわけです。

そう。最低レベルの法知識があれば、これはありえないのです。表立っては報じられていないけれど、松野さんたちは現在、焦って弁護士たちに確認したはずです。そして、「完全アウトです」という助言をもらったはずです。

では、ちょっとだけ専門的に解説しますね。

松野氏たちの行為はただの「懲罰権の乱用行為」

皆さんは「懲罰権の乱用(ちょうばつけんのらんよう)」という言葉を知っていますか?

最低レベルの法知識を持ってる方ならだれでも知ってる常識中の常識なんですけれど、日本って『法治国家』でしょ?なので、ちゃんとしたいくつもの決まりがあって、その中でもとても大切なものが

「しょせん『人』ごときが『人を裁く・処分する』場合は、ものすごくちゃんとした手続きをしなさいよ」

ってことだと思っておいてください。裁判官もすっごい勉強してるでしょ?で、国家試験とか通過してるでしょ?そのうえでものすごい研修とかを受けて、やっとの思いで裁判官になるわけ。

で、正式に「こいつ、サイテーだよ!」と主張する検察側と、「いや、この人、いい人です~」という弁護士とで両論を聞くわけ。超めんどくさいけれど、これはみんなやってるんです。

大事なことなのでもう一度言いますね。

たかだか『人』ごときが『人』を処分するのって、ものすごく、ちゃんとしなきゃいけないんです。

それを好き勝手やることは日本では明確に禁止されていて、なんで私がこれらについてそこまで詳しいかっていうと…

私が昔いた会社と一番揉めたのがこのポイントだからです(断言)。

安心してください。懲罰についてなら、そこら辺の弁護士に負けない知識あるから(←嬉しくない)。で、「人が人を裁く」原則ってのが、通説では4種類あって(これも弁護士さんたちには常識なのだけれど…)、

①罪刑法定主義類似の諸原則

→会社の就業規則に、ちゃんと書いておきなさいよー、いきなり、懲罰って言ってもだめですよって話です。

②平等扱いの原則

→「俺、こいつ嫌い」とかの理由で処分内容を変えちゃダメですよ。一度、この罪にはこれって言う処罰をしたのなら、みんなを同じ処分にしなさいよーって話ですね。

③相当性の原則

→1円横領したからクビだーなんてダメですよーって話ですね。ま、常識的に考えて普通でいきなさいよって話です。

④適正手続きの原則

→ちゃんと本人に話聞きなさいよって話ですね。一方的はだめよ、と。

ま、全部当たり前のことなんですけれど、これらをちゃんとしてないと、人は人なんて処分出来ないんです。日本では。これは法律を知ってる人なら誰でも知ってる最低レベルの話。なのに、どうやら松野さんたちは知らなかったらしい。

なので橋下さんがツイートしたってわけです。「一度、弁護士に相談しろよ」と。説明するのもアホらしかったんでしょ。それくらいの基礎知識だから。

余談ですけれど、「事実と違います!」と主張する私を処分するにあたって、例の台場のテレビ局が私の話を聞きもしなければ、私が提出した13もの資料をつぶしたりしていたことが明らかになったので、

会社に対して抗議したとき、あるアホ上層部が返してきた言葉は「じゃあやめろよ!会社にいて給料もらってるなら会社の決定に文句言うな!」だったんで、あぁ、この会社、辞めよう、と。

もうダメだ、お台場は、と。そうなったんです。懐かしいなー。

だって、そんなアホしか上層部にいない会社ですよ?ダメに決まってるじゃん。私はどうせ世間が判断する、とほっとくことにしました。結果は火を見るよりも明らかだと思っています。視聴率と営業成績、どうなってたっけ?ファイト、現場のみんな。

私はもう、あの連中は相手にしないで、私は私でちゃんと誰が見てもわかるように成功してみせると決めたんです。相変わらず、裏ではくだらない嫌がらせをしてるバカもいるみたいだけれど、上等だよ。いいハンデだ。潰せるつもりなら潰してみな。

松野さんたちにはもう2択しかない

さて、話を戻しますが、もうわかった通りで、松野さんたちは上記した③と④が絶望的に足りてないんです。なので、僕が言うことでもないんだけれど…

あの、162人の処分は絶対に認められません。どこの裁判所に持ってっても同じことしか言われません。

これは、労働裁判とかでも同じで、「懲罰権の乱用」による「処分の取り消し」は日本全国で山のように同様の訴訟が起きてるから、皆さん、興味があったら調べてみてください。私の言ってることが分かるから。

まぁ維新のケンカは維新メンバーでやっておいてもらうとして、規約に『党紀委員会で処分できる』って書いたところで、そんなもん、自由にはできません。会社でも、皆さん、不当な扱いや不当な処分をされたら、バンバン訴えてやってください。

ちなみに、労働裁判って、労働者側がほとんど勝てるから。私みたいに『相手にしてる時間がもったいない』って価値観じゃない限り、訴えまくってください。ほぼ勝てます。

それくらい、日本の企業の役員たちは、バカなのに自分たちの思い通りにできるって思いこんでる連中が多いから。

今後、松野さんたちは除籍処分にしたにもかかわらず、除籍したメンバーからヒアリングをするんだって。要は④を満たそうとしてるわけ。でも大阪組は、弁護士軍団が山のようにいるので、多分裏では次のように言え、と支持されてるはずです。

「イシンノシッコウブニハンコウスルツモリハマッタクアリマセンデシタ」

これで試合終了です。だって③を満たさなくなるから。

松野さんら維新の東京組は「除籍できなかった162人を含めた党大会を行う」か、「おおさか組の言い分を聞く」以外の選択肢はありません。

前者だった場合、論外な強硬処分を行った松野氏ら執行部が、今度は430人の維新の党のメンバーにつるし上げられるだけです。やめた方がいいと思います。カッコ悪いだけだし。

以上が、私が「10月15日に勝負は終わってるんですよ」と書いた理論です。反論したきゃ、受けて立ってやるからしてみ?しょうもないツイート、拡散しないように。

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