アメリカメリーランド州でこんな光景が目撃されました。

男性は、何か書かれたダンボールを持って交通量の激しい幹線道路脇に立っています。服装から察すると、どうやらホームレス?

ダンボールに書かれた文字を読んでみました。

”私はホームレスではありません。運転中の携帯テキスト禁止に違反しているドライバーをみつけようとしているモンゴメリー郡の警察官です。”

出典 http://www.bethesdamagazine.com

なんと交通取締り中の警察官だったのです。

南側車線で、この日2時間にわたり、運手中の携帯使用、シートベルト不着用者を取り締まりました。まず、ホームレスに扮したロビンソン警官が違反者を前方で待っているほかの数人の警官に、運転者の特徴、ナンバープレートの番号、車の特徴などを伝えます。そして、その車を止めて違反切符を渡すというシステムです。

1時間で30人もの違反者を発見しました。ロビンソン警官の話によると、この朝ざっと20%のドライバーが携帯やその他のディバイスに気を取られていたということです。シートベルト不着用のドライバーは、それよりもずっと低い割合だそうです。

アメリカでは州によって法律が異なり、まだまだ全面的に運転中の携帯使用を禁止している州は限られています。

メリーランド州では、運転中に手で持った(Bluetooth使用はこの類でないとされている。)携帯電話使用の罰金は83ドルから180ドル。テキストメッセージの使用は70ドル、1ポイントン減点が課されます。

この日は56の違反切符がわずか2時間の間で渡されました。加えて、22件の厳重注意も行われました。注意の中には、わき見運転、車検切れ、ライセンスプレートの不備なども含まれています。

モンゴメリー郡では、同じような取締りが毎週どこかで行われているそうです。他の州でも、取締りを厳しくして欲しいものです。ホームレス風に扮した警官を使った取締り、いかにもアメリカらしい面白い方法ですね。

この取締り方法について、否定的意見が多いだろうと思いましたが、驚いたことに肯定的な人が殆どでした。これは、アメリカでは運転中にテキストを送ったり、電話をしたり、という危険運転が多くみられ、死亡事故が多発していることを反映した結果なのだと思います。

全米でもっと厳しく取り締まってもらいたい。そして、特に若い高校生のドライバーたちに、テキストしながらの運転がどれだけ危険で、自分だけでなく周りの人々を危険にさらす行為であるか、きちんと認知させるという教育を進めていく必要があると思います。

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公式プラチナライター。テキサス州在住。料理研究家でフリーランスのコラムニスト

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