「おら、駄目だ。全然モテねえ。仕事は契約社員で安月給、クルマも持ってねえ、友達も少ねえ、彼女なんざいるわけねえ、婚活パーティ?恥さらしに行くだけだべ…」

低収入、契約社員、クルマも持てず移動は自転車、夢も希望も無い…。

そんなアナタでも大丈夫です。なんとかなります。

婚活パーティーに出掛けましょう!素敵な異性を見つけて明るい未来を築くのです。私は婚活パーティーに参加を繰り返し惨敗を続けていく中で、或る法則に気付きました。上記の境遇に全て当て嵌まる私だって、婚活パーティーで好印象を勝ち取るコツがわかるようになりました。目下、カップル成立三連勝中なのです。

とりあえず、ほめろ!

男は黙って背中で語れ、なんて言葉がありますが、婚活パーティーに於いては、全く役に立たない格言であります。無口なクールガイを装っても、単なる暗い人だと見做され、印象に残りません。

規模にもよりますが、パーティーで一人の異性と会話する時間は大体一分から三分と非常に短い時間です。ベルトコンベアみたく順々に席を移動し次から次へせわしなく話をしていきます。自分の名前、年齢、職業、趣味等を書いたプロフィールカードと呼ばれるものを正面の異性とお互いに交換して話を進めます。

ここで陥りがちなのが、緊張もあるのかも知れませんが、カードに目を落としたままで、あまり相手の顔を見なくなってしまうことです。先ずは相手に視線を向けて明るく挨拶、そしてカードで相手の名前を確認して、言いましょう。

「A子さん!綺麗ですね」

ほめられて嫌な気分になる人は、多分この世には、いないでしょう。先制攻撃で相手をのせましょう。正直どこからどう見ても綺麗では無い人はアイテムをほめましょう。リボン似合いますね、帽子女優みたいでかっこいいです、マニキュア素敵です、その髪型すごくタイプです、等々何でも良いのです。それでもほめる所が分からない。アイテム全てがダサすぎる。どうしようもない。そんな場合に私は…。

「赤が似合いますね!」

色をほめました。茶色が、深い緑が、淡いベージュが、と着ている服の色を大きく発音して誤魔化すのです。ほめようがない人と別にカップル成立しなくてもよさそうですが、パーティーでモテまくる為には必須要件なんです。

わろとけ、わろとけ!

口角を上げましょう。笑顔は相手の緊張を解き放ち、安心感を与える一番の武器です。

実は、会話の内容よりも、表情や声といった非言語分野の情報が人の印象を左右するのです。短時間で判断されてしまうのを常に念頭に置きましょう。

元々、表情が硬く怒っている風に見られがちな人はパーティー前に「ウイスキー」と十回唱え、大きく口を動かし、顔の筋肉をほぐすことをお勧めします。頬を引き上げるイメージを描いて下さい。

のっとけ、のっとけ!

「どいつもこいつもディズニーランド、ジブリ映画、韓国ドラマ、休日は温泉にドライブ。旅行行くなら、海外はハワイ、国内なら京都。ストレス発散は友達との飲み会かよ!似たようなことばかり書きやがって。無個性集団が!」

毒を吐くのはやめましょう。趣味、嗜好がピタリと一致する異性なんざいないのです。相手を尊重しましょう。寄り添うのです。共感しましょう。

「ディズニーランド好きなんだあ。あの耳?カチューシャっていうの。あれつけて歩くんですか?うわあー絶対似合いそうですね。めっちゃ可愛いだろうなあ」

私は個性を出そうと、シュールでお洒落なボケとして、プロフィールカードに行きたい海外旅行先を“ポルトガル”と記したところ、女性たちから質問攻めにあい「本場のカステーラを食べたい」と何度も同じ返答を繰り返し、全く会話が盛り上がらない地獄を味わいました。

白シャツ着とけ!

清潔感が大事です。白シャツの女性ウケは安定感があります。

ファッションセンスに自信が無い男性なら、取り敢えず、白シャツにジーパンに革靴、といったシンプルな装いがお勧めです。男らしさを勘違いして、タンクトップ一枚、ダブルライダースの革ジャン等は避けましょう。最近流行っている半ズボンも、のび太感が出てしまうので危険でしょう。スーツでも全然オッケーですが、土日開催の婚活パーティーだと「今日はお仕事帰りですか?」と散々同じ質問を浴びる羽目になります。

職業は曖昧に!年収欄は書くな!

女性は本能的に男性に対して、自分と子供を養う能力があるか、十分な生活環境を提供し保護してくれる存在かどうかを判断します。

つまり、金を持っているかどうか、を気にしているわけです。

医者や弁護士、国会議員ならプロフィールカードに職業を書くだけでモテることでしょう。金持ち宣言ですから。私は馬鹿正直に「警備員年収180万円」とカードに記し、フリータイムに美人だなと思った女性のもとに馳せ参じたのですが、交換したカードをじっと見つめた女性は「…はあ。警備員、ねえ」と言ったきり背もたれに身体を預けたまま怠そうに黙ってしまいました。年収を書いた欄へちらっと黒目が動いたのが分かりました。早くフリータイムよ終了してくれ、時間よスピードを上げろ、と私は切に願ったのです。

それから、職業は「会社員」で年収欄は「空欄」を貫いています。

まとめ

婚活パーティーは短時間勝負です。ほめて、相手の話を聞いて、笑って、何とか乗り切りましょう。

ちなみに婚活パーティーでカップル成立三連勝の私ですが、すぐに正体がバレ、誰とも関係は続いておらんのです。儚い繋がりはあっけなく終焉を迎えてしまいます。

この記事は、あくまで婚活パーティーでカップル成立する方法論なので、その後は御自身の努力と工夫で頑張って下さい。応援してます!

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久留米の爪切り このユーザーの他の記事を見る

男は久留米という砂漠の中の一粒の砂であり、クルマ、金、女に縁がないライター志望の孤独で吝嗇な三十路だった…http://ameblo.jp/kt660cc http://tabelog.com/rvwr/002224433/

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