今、ちょうど人生の折り返し地点にいるアラフォーの筆者。運が良ければ今まで生きて来た年数を生きられるでしょうが、人の運命は誰にもわからないもの。でも、アラフォーになって、これまでの自分の人生を振り返ることも多くなったような気もします。

子供が生まれてかけがえのない存在が自分にできて、その大切な愛する人を残して自分がこの世からいなくなってしまう時には、何かの形で自分の存在を大切な人に残したいと思う人も少なくないでしょう。

アメリカのテキサス出身のミッチェル・ウィゼンハントさん(当時26歳)も、生まれてまだ1歳半しか経っていない最愛の娘と妻に、たくさんの手紙を残して亡くなりました。

ミッチェルさんが生前に書いたラブレターは30通以上

出典 https://www.youtube.com

27歳の誕生日を目前に、難病であるマルファン症候群で亡くなったミッチェルさん。わずか26年の命でした。でも後日、妻のアシュリーさんはミッチェルさんが残した手紙に気付きます。なんと30通以上もの手紙が残されていたのです。

マルファン症候群とは、約5,000人に一人という確率で発症すると言われている先天性の遺伝子疾患です。全国に約25,000人の患者がいる事になります。75%は親からの遺伝ですが、25%は突然変異としてどの家庭からも生まれる可能性があります。

細胞と細胞をつなぐ結合組織が弱くなるため、柔らかい関節、水晶体の偏位や亜脱臼、側わん、自然気胸、大動脈拡張、大動脈の解離、大動脈弁や僧帽弁の閉鎖不全、などの症状がいくつか現れます。人によって現れる症状は異なり、程度も異なります。(中略)適切な治療をしなければ、若くして命を落としたり、手術を繰り返すこともあります。

出典 http://www.marfan.jp

そのうちの17通は最愛の娘へ宛てた手紙だった

出典 https://www.youtube.com

娘が誕生日を迎える度に開けて欲しいと言うメッセージを手紙に残したミッチェルさん。封筒には2歳から17歳まで一枚一枚彼の字で書かれていました。アメリカでは16歳の誕生日はとても大切なので「16歳おめでとう」という言葉と共に書かれているのを見たアシュリーさんは、ミッチェルさんの思いやりに涙をこらえることができませんでした。

「今でもひょっこり帰って来そうな気がします」

出典 https://www.youtube.com

ミッチェルさんが残した30通以上の手紙の中には、難病の自分をサポートしてくれた団体への感謝の気持ちが綴られた手紙もあったそう。更には夫婦の記念の日への手紙、愛する妻アシュリーさんへの手紙もありました。

「お葬式代のことで迷惑かけてごめんね」最後のさいごまで気を配るミッチェルさんの思いが伝わって来るようです。アシュリーさんは「今でも主人が帰って来そうな感じなんです。」と話しています。

「周りのいろんな人のことを考えていた人でした。」

出典 https://www.youtube.com

ミッチェルさんの願いは、いつか娘が成長した時に自分の存在を覚えていてもらうこと。17年間の手紙を残すということはミッチェルさんにとって唯一の選択肢だったのでしょう。「死期が近づく中で、自分以外の全ての人のことを考えていたんだと思います。」きっと優しいご主人だったのでしょうね。

手紙を毎年開ける度に大きくなっていく娘さんは、短いながらもミッチェルさんと過ごした日々を、そして手紙を通して伝わる父の愛を感じることができるのではないでしょうか。17年間分のミッチェルさんの思いが込められた大切な手紙、きっと娘さんにとって一生の宝物になることでしょう。

出典 YouTube

この記事を書いたユーザー

Mayo このユーザーの他の記事を見る

公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

得意ジャンル
  • 話題
  • 動物
  • 社会問題
  • 海外旅行
  • 育児
  • テレビ
  • 美容、健康
  • カルチャー
  • ファッション
  • コラム
  • 感動
  • おもしろ

権利侵害申告はこちら