出典Spotlight編集部

10月31日、映画『俺物語!!』がついに公開される。少女マンガ雑誌『別冊マーガレット』で連載中の同作は、格闘家顔負けの肉体を誇りながらも、純情で優しい心根を持つ高校生の主人公・剛田猛男と、おっとりしていて何事にも一生懸命な女子高生・大和凛子が織りなす青春ラブストーリーだ。

その映画公開に先駆けて、主人公の剛田猛男役を演じる鈴木亮平さんに今回インタビュー。話題になった30キロの体重増加のエピソードなど、役作りに関しての話はもちろん、現在のマイブームまで様々なことを語ってくれた。

オファーに「やっていいんですか!?」

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-まず、この話が来た時の率直な感想を教えて下さい。

「え、やれるんですか?やっていいんですか!?」ですね(笑)。まさかこの歳(※鈴木さんは現在32歳)になって学園モノ、ましてや少女マンガの主人公をやらせていただけるとは思ってもいなかったです。

-その主人公の猛男は15歳という設定だったんですが、どうやって自分を猛男に近づけましたか?

まずは原作をとにかく読み込んで、猛男という人間の内面を掴もうとしましたね。だけど、どんなに内面を作っても、物語の根幹としてあの“おっさんゴリラ“のような外見に近付けない限り、映画を観に来るお客さんには伝わらない。なのでどうしよう…と。

ー確かに猛男の外見はかなり特徴的です。

それに話をもらってから撮影まで1ヶ月ちょっとしかなかったのと、当時は他のドラマの関係で20キロ体重を落としていたんですよ。なので、僕はリバウンドにすべてを賭けようと思いました。食べたものを全部吸収する自信があったので、急に食べたら前以上に増量できるだろうと。

とにかく食べて30キロ増量

出典(C)アルコ・河原和音/集英社 (C)2015映画「俺物語!!」製作委員会

ーそれが見事に成功したわけですね。太るためには具体的にどんなことを?

パンばっかり食べていました(笑)。特に、炭水化物と糖質を同時に摂れる甘いパンを1日最低10個食べるようにしてましたね。毎朝撮影の時にスタッフの方に買ってきてもらって。それも元々甘いものが好きだから続けられたんだと思います。

-ちなみに猛男の体重設定は120キロでしたが…(笑)。

さすがにそれは無理でした(苦笑)。一応そこを目指してはいたんですけどね。

ー他には役作りでどのようなアプローチを?

あとは声ですね。普通に喋っちゃうと猛男の外見についてこない。どうしよう、と考えていた時に、ちょうどアニメ版『俺物語!!』がスタートしたんです。そこで猛男の声を務める声優・江口(拓也)さんの声を聴いた時、僕がイメージしていたものと同じような声でやられていて。声の表現の幅が圧倒的に広い声優さんがやってもこうするんだ、と確認できたし、凄く参考になりました。

お化け屋敷は苦手

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ー撮影中のことについてお聞きします。高校が舞台のお話ですので、共演者には10代、20代の方が多かったと思うのですが、どんな会話をしていましたか?

音楽の話をよくしていたんですけど、共演の坂口(健太郎)くんは60年代の音楽を聴いていたり、(永野)芽郁ちゃんは芽郁ちゃんで、ギターが趣味みたいなんですけど「どんなの弾くの?」って聞いたら「ビリー・ジョエルとか弾きます」って(笑)。3人とも世代を超えた趣味だったので、共通の話題は多かったですね。あと、芽郁ちゃんは一人だけリアル高校生だったので、普段から一緒に遊ぶことで、高校時代を思い出すことができました。

ー映画には遊園地で絶叫マシーンに乗る場面がありましたが、何でも鈴木さんは絶叫マシーンは得意とお聞きしました。


好きです。でもお化け屋敷は苦手なんですよ、僕。

ーそうなんですか!お化け屋敷に入るシーンもありましたけど…

あれはセットなんでギリギリ大丈夫だったんです(苦笑)。高校生の時も、皆がお化け屋敷に行くとなったら一人で外で待っていましたね。意味がわからないです、お金を払って怖い思いをするのが。なのでホラー映画も一切観ないです。

ーではもしホラー映画の出演のお話が来たら…

多分やらないです。事務所がどうしてもって言うなら、清めの塩を持参して撮影に臨みます(笑)。

プライベートでも猛男寄り?

出典(C)アルコ・河原和音/集英社 (C)2015映画「俺物語!!」製作委員会

ー鈴木さんをテレビや雑誌のインタビューで見る限り、何事も器用にこなす印象を持っているのですが、その辺は不器用な猛男とは真逆ではないですか?

いや、全然です。僕は基本的に鈍くさいんですよ、しょっちゅう撮影現場でケーブルには引っかかるし、どこかに頭をぶつけるなんてのはデフォルトです。これで一番困るのが電車に乗る時ですね。降りる時はぶつけてもそのままサッと降りればいいんですけど、乗っちゃったら逃げられないですからね。そういう時は恥ずかしいので車両を移動します(笑)。

ーそれは意外です(笑)。てっきり鈴木さんの印象から砂(※砂川 誠。猛男の親友)の方に近いかと思っていたんですが。

いやあ、全然ですね…いたんですよ!高校時代、砂みたいにクールで女の子にモテテた奴が。なんでコイツはこんなにモテるんだろうと思って観察してたんですが、女性はたまに見せる優しさにギャップを感じて惹かれるんでしょうね。僕には無理です…

共演者に「かわいいーー!!」

出典(C)アルコ・河原和音/集英社 (C)2015映画「俺物語!!」製作委員会

ー映画では猛男が大和に対して「好きだあああ!」と心の叫びを上げるシーンがありましたが、鈴木さん自身が最近そう思った瞬間はありますか?

最近ですか?「好きだあああ!」とはちょっと違うんですが、芽郁ちゃんと撮影で一日一緒にいると何回も「かわいいーー!!」と思いましたよ(笑)。

ー(笑)では学生時代はありましたか?

それはしょっちゅうでしたね。一番思い出に残ってるのが、初めての彼女が出来て、初めて手をつないだ時のドキドキ感。その後の恋愛においても、最初に手をつなぐ時は毎回ドキドキはするんです。でもあの時の感動に勝るものはないですね。ちょっと触れただけで「ビビッ!」とするような感覚。映画では、今ちょっと鈍感になったその“感覚”を初期化するというイメージでやってました。

フォルムが「好きだあああ!」

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ーそれ以外に「好きだあああ!」と思うものはありますか?

(即答で)チョウザメ!
フォルムがめちゃくちゃカッコいいんですよ。「なんでこんなにカッコよく進化したんだお前は!」って言うぐらいに。フォルムが「好きだあああ!」ですね。ただ一点、ナマズみたいなヒゲがあるんですよね、それさえ無ければ完璧なのに。

ーその完璧じゃない部分も含めて好きなのでは?

いや、僕はチョウザメには完璧であって欲しいんです(笑)。他にもフォルムが好きなのが一杯いて、名前は忘れちゃったんですけど、サメみたいなんだけど、エイみたいな生き物。僕はそれを「どっちつかず」と呼んでいましたが(※調べた所、シノノメサカタザメという名前でした)。あとはウバザメとマッコウクジラ。それもフォルムに一目惚れしましたね。

ーでは今サメがブーム来ている感じですか?

来てますね、小ブーム来てます。

ー(笑)では、最後に映画を見る人に向けてのメッセージをお願いします。

観終わった後、好きな人に素直に「好きだあああ!」と言いたくなる作品だと思います。青春まっ只中の人はもちろん、最近キュンキュンしてないという人にも、これを見てトキメキを思い出してほしいなと思います。

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