22日に放送されたトークバラエティ番組『ヨソで言わんとい亭』

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普段めったに聞くことができない“ココだけの話”を語るトーク番組「ヨソで言わんとい亭」(テレビ東京系)

22日の放送では、かつて存在したゲームソフト制作会社「コンパイル」の創業者であり、人気落ち物ゲーム『ぷよぷよ』の生みの親、仁井谷正充さんが登場。

ぷよぷよの誕生からコンパイルの転落、そして仁井谷さんの現在についてを赤裸々に語り話題になっているようです。

日本を代表するゲームクリエイターの一人でもあった仁井谷正充さん。一体、ぷよぷよの生みの親になにが起こってしまったというのでしょうか?

1990年代に社会現象を巻き起こすほどの人気だった『ぷよぷよ』

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落ちてくるブロックを4色重ねると消すことがでる落ち物系パズルゲーム。

1990年代に社会現象を巻き起こすほどの人気を博し、現在でもシリーズ化されている『ぷよぷよ』は1984年に旧ソ連で開発された落ち物パズルゲーム『テトリス』の4000万本を超える大ヒットをきっかけに開発されました。

すでに発売されていたドクターマリオと同じルールのゲームをこっそり開発

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当時、ゲーム会社を立ち上げたばかりだったこの『テトリス』のようなゲームが作りたいと思っていたという仁井谷さん。

そんななか、社内の企画会議からあがってきた「落ちてくるドミノを4つ添えると消える」ゲーム。

これは当時任天堂から発売されていたドクターマリオと同じルールでしたが、とりあえず売れるソフトを作りたいとの理由でこっそり開発を進めることになったんだとか。

しかし、発売するに当たってドクターマリオのパクリだと思われるのは嫌だったという仁井谷さんは、当時落ち目になっていた任天堂のディスクシステムに目をつけ企画書を通し、任天堂から発売することで「任天堂から発売≒パクリではない」の図式を作ることに成功したんだそうです。

ヒットの理由はギャラリーを楽しませることができたこと

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当時大人気だったストリートファイターⅡ。ゲームセンターでは常にギャラリーがついている光景を目した仁井谷さんは「テトリスではギャラリーが付きそうにない」「(ぷよぷよには)ギャラリーが付くようなアイデアを入れなさい」と指示。

仁井谷さんが目指したのはテトリスのようでありながら見ているギャラリーも楽しめるストⅡのようなゲーム。

例えばゲームとは関係のないキャラクターが踊っていたり、ぷよぷよを連続で消すとキャラクターをカットイン(画面にキャラクターの決めポーズが出てくる)させるなど、見ている人が楽しめるゲームにしたこと。

ぷよぷよの場合、こういったことがよかったのではないかと語っています。

そして、もともとあったはずのシステムを『連鎖』として意味付け

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またドクターマリオにもあったはずのシステムに『連鎖』と名付け、さらに相手に”おじゃまぷよ”を落とすことで意味付けに成功。落ち物パズルゲームとしては新しいシステムを導入しました。

結果『ぷよぷよ』は累計にして1000万本以上を売り上げ、会社の年商はMAXで70億円。内9割がぷよぷよ関連の売上だったんだそうです。

しかし、その栄光は長くは続かなかったといいます

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コナミやナムコなどの国内有数の大手ゲームメーカーを目指していたという仁井谷さん。

「あのくらいの規模を目指すのであればこのくらいの人数は必要だろう」

1982年に仁井谷さん一人で立ち上げた会社コンパイルは創業16年で社員を400人まで増やすことになりました。

しかし、問題になったのが従業員の給料。400人の社員に一人1000万の計算で年間40億円の支払い。給料の支払いだけで資金ショートを起こしてしまったんだそうです…。

1998年には『ぷよぷよ』の権利を別会社へ譲渡

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そして1998年には現金不足のため、『ぷよぷよ』の権利を某ゲーム会社に譲渡することになったコンパイル。

この某ゲーム会社とはセガのことで、セガからコンパイルに対しては2002年8月まで『ぷよぷよ』の使用許可が与えられていました。

しかしその後はヒット作に恵まれず『ぷよぷよ』の権利を買い戻すことが出来ないまま、コンパイルは倒産してしまいます。

また倒産時の負債70億円が基本的に個人名義の借金だったという仁井谷さん。会社の倒産とともに仁井谷さん自身も自己破産に陥ってしまったとのことです…。

そんな仁井谷さん、現在は家賃5万円のマンションでアルバイト生活をしながら一人でゲーム開発を続けているそうです。

今年65歳にしてゲーム業界への再起を誓う仁井谷さん。次回作『にょきにょき』は近いうちに発売を予定しているとのことです。

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amaneck このユーザーの他の記事を見る

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