短くはしたいけど結べないと不便だな・・・と言うことで
「結べるギリギリの長さに切ってください」なんてオーダーした事はないでしょうか?


実はこの「結べるギリギリの長さ」って結ぶ位置によってできるヘアスタイルが変わってくるんです


ではその結ぶ位置にあったヘアスタイルとは?
理由と共に紹介していきます

出典筆者撮影

結ぶ位置が変わると何が変わるのか?

髪を結ぶには髪がそこに届かなければなりません。

そこで大事になってくるのが「生え際の毛が届くかどうか」です。

実際に「結ぶ位置の変化」による「生え際の必要な長さ」を考えてみましょう

次のような図で考えていきます

出典筆者作

では結ぶ位置が高い場合を考えていきます

額、もみあげ、襟足、それぞれが結ぶポイントに届く長さがどうなのかを図に書いてみるとこんな感じになります

出典筆者作

分かりやすいように色付けをしてみると

出典筆者作

この様に高い位置で結ぶ為には前上がりのスタイルにするのが綺麗にまとめられる長さになります




では低い位置で結ぶには?
同じ様に色付けをしてみると・・・

出典筆者作

今度は前下がりのスタイルになりました。


まとめる位置によってかなりヘアスタイルに違いが出ることが分かると思います。

まとめる頻度とまとめ方

ヘアスタイルを作る上で毛量調整は欠かせない技術の一つですが、まとめる時にはパラパラ落ちやすくなったりする原因になってしまうので、
「まとめる頻度」が多ければ生え際の毛は短い毛ができない様に毛量調整する必要があります。
「まとめる時のスタイリング剤の有無」で毛量調整できる範囲を変える必要があります。

出典筆者撮影

まとめる頻度によって何故、毛量調整に違いが出るのかというと
「まとめる為の毛量調整」と「下ろす為の毛量調整」が全く違う考えかとをするので、まとめる頻度によってどちら側に寄せた毛量調整をするかが変わってきます

まとめる為の毛量調整

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まとめた際に表面になる髪をすいてしまうと、短い毛が落ちやすくなるので表面はすかない様にしていきます

下ろす為の毛量調整

出典筆者撮影

下ろす為の毛量調整は表面になる毛に短い毛を作らない様にしていきます
短い毛を作ってしまうとパサついて見えたりするので重めにする事で髪質を綺麗に見せていきます

上の図の様に全く違うこの2つをまとめる頻度に合わせて掛け合わせたカットにしていく必要があるのでまとめる頻度は必ず伝えなければなりません




「スタイリング剤の有無」についても基本的にはまとめる為の毛量調整と同じように考えます。
スタイリング剤をつけると短い毛を抑え込む事ができるので下ろす用に毛量調整をしても綺麗にまとめられる様になるので

スタイリング剤をつける=下ろすようの毛量調整メイン
スタイリング剤をつけない=まとめる為の毛量調整メイン

の様な構図になってきます

前髪の有無

まとめた時の前髪の有無や形なども事前にしっかりと考えておくといいと思います。

前髪も後ろでまとめたいのか?それとも耳にかかればいいのか?まとめた時でもしっかりと前髪が欲しいのか?

特にサイドバング(サイドにつながる部分の前髪)をどうしていくのかは必須項目になってきます

出典筆者撮影

まとめた時の前髪のあり方をしっかりと考えましょう

実は前髪の取り方も「まとめる用」と「下ろす用」があります

まとめる用とはまとめた際にサイドに分け目が出ないように深めから取っていきます

深くから取る事で分け目の上にかぶるようにサイドバングが落ちてくるので分け目の出ない自然な前髪ができます

出典筆者作

顔まわりは生えグセの強い部分でもあるので奥から取ってあげるとクセも出にくくなるので前髪のある方は是非奥から取るようにしてみてください

まとめ

いかがでしたか?

まとめられるギリギリの長さに切るには皆さんのまとめ方や仕上げ方で大きくカットが変わっってくるという事がお分りいただけたでしょうか?

カットに行く際に「まとめられるギリギリの長さ」というオーダーをされる際には是非上記の事を考えてから行かれると希望通りのまとめやすく、まとめても美しいスタイルになると思います。

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