自動車保険を使用すると、等級は絶対に下がるの?

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一度も保険を使用したことが無い方は、多くの方がそのように感じるようです。また、自分に非が無い事故の場合は保険会社に報告をしないケースもありますが、報告をすることで良い情報を得られるケースもあります。

損害保険の約款、条件は各会社によって異なりますが、今日は一般的に言われている内容をご紹介します。まず、等級とは、このような意味です。

等級”とは、ドライバーの優良度をはかる尺度です。無事故無違反に近ければ近いほど優良ドライバーというわけです。しょっちゅう事故をしている方は、「事故をする確率が高い」ため、保険料を割増されていくという制度です。

出典 http://www.okuruma.info

この等級は1から20等級まであります。自動車保険に新規で加入した場合、通常は6等級からスタートし、無事故や保険を使った場合でもノーカウント事故(等級が落ちない事故)での使用であれば、1年ごとに1つずつあがるものです。通常、1つの事故で保険を使うたびに、3等級ずつダウンしていきます。
でも、事故の内容によっては「1等級ダウン」「ノーカウント事故」という扱いが出来るものがあります。

1等級ダウン事故は、保険加入者に非が無い、偶然の事故が対象。

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例えば、フロントガラスの飛び石、落書きやいたずら、火災、飛来物や落下中のものとの接触等、加入者では防ぎようが無い偶発的な事故が対象になります。

※保険会社によって対象案件が異なりますので、実際に保険を使用する際は必ず保険会社や代理店に相談をしましょう。

1等級ダウン事故は、両保険のうち車対車の事故や単独事故ではなく、予測不可能な事故や災害が該当します。損害額の大きさではなく、どうすることもできなかったような偶然の事故が該当します。

出典 http://www.hajimete-carhoken.com

そんな事故、あまり無いと言う方もいらっしゃいますが、思った以上に1等級ダウン事故は多く発生しています。

ノーカウント事故は各特約の使用などが対象。

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例えば、車の運転中ではなく、歩行中に自動車の事故に遭い、弁護士さんに交渉をしてもらいたい場合、弁護士費用補償特約を付帯(保険をつけている)していれば、弁護士費用が発生した時の補償を一定額でしてもらえます。自分の車に乗っていないときの事故でも補償してもらえるケースがあります。契約状況によって異なりますが、確認してみると良いでしょう。

保険会社によってノーカウント事故が適用される保険や特約が異なりますが、対人・対物保険や車両保険以外の保険を使うものはノーカウント事故になることが多いです。

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多くの金額が動くとされている、対人・対物保険・車両保険以外を使用したい場合は、ノーカウント事故や1等級ダウン事故になる可能性がある、と覚えておくと良いかもしれません。

搭乗者傷害保険・・・自分の車の搭乗者の補償
人身傷害保険・・・搭乗者や歩行中の事故の補償
無保険車傷害特約・・・相手が無保険車だった時の補償
弁護士費用補償特約・・・弁護士費用が発生した時の補償
ファミリーバイク特約・・・原付バイクの事故を補償
ファミリー傷害特約・・・家族の入院、通院を補償

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ノーカウント事故の一例がこちらです。見ての通り、通常の事故ではあまり見かけない名前が並んでいますよね。車以外の事故でも何らかのトラブルにあった場合、契約状況によっては使える特約もあります。事故は無いにこしたことはありませんが、いざという時のために知っておくと良いでしょう。

等級制度の改定後、無くなった特約もあります。

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ここ数年、保険の約款を見直していない方は注意が必要です。

1年間の保険契約期間中、1回目の事故に限り、保険金を請求しても翌年の等級がダウンすることなく、現在の等級が適用されるという「等級プロテクト特約」は2012年10月の等級制度の改定後に廃止になっています。

同じく、以前は「等級据え置き事故」として扱われていた制度も廃止になり、この事故に該当していた殆どの用件は、現在は1等級ダウン事故として扱われています。

また、等級据え置き事故は廃止になりましたが、ノーカウント事故は、使用することが出来ます。

事故報告をしても保険を使うかどうかは、自分で決められます。

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事故報告をしたら、必ず保険を使わなければならないか。と言う質問を戴くことがおおいですが、実際に保険を使用するかどうかは、事故報告の後に決めることが出来ます。例えば、フロントガラスの飛び石で保険を使用して、1等級ダウンをすると、翌年の保険料が上がります。保険料を考えた場合、特に小さな事故では保険を使うより自分で払った方が良いというケースでは、保険を使わない方も多いです。

いざという時、様々な内容でチカラになって貰えるかもしれない自動車保険、ぜひこの機会に契約内容を見直してみてはいかがでしょうか。

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