忘れもしない、2013年10月31日。

自宅で一人、仕事をしていると、家のチャイムが鳴りました。インターホンのカメラを覗くと、そこに映っていたのは、見たことのない…8歳前後の女の子2人。

『はい。どなたですか?』

マイク越しに質問するも、女の子たちは何も答えません。私は何かあったのかと思い、玄関を開けました。すると、一人の女の子がようやく口を開き

「今日はハロウィンです。お菓子を下さい!」

と言うのです。正直、10月31日がハロウィンである事をすっかり忘れていた私。思わず

『え!?何それ!?流行ってんの?』

と聞くと

「はい。」

と女の子たちは答えます。(なお、女の子2人は仮装をしていません。)

まさか、自分の知らない所で、ここまでハロウィンが浸透していたとは…

驚きと戸惑いの中、私は、とりあえず台所へ向かい、お菓子を探したのですが、運悪く、なかなか子供が喜ぶようなお菓子が見つかりません。焦る私。おそらく5.6分は費やしていたのでしょう。そして、ようやく見つけた、チョコレートを手渡そうと玄関に行くと、女の子たちは、玄関の中に入って待っていました。

『待たせてごめんね!』

「いいえ。ありがとうございました。」

チョコレートを貰い、喜ぶ女の子たち。私も、まさかハロウィンを、こんな感じで体感するとは、夢にも思っていなかっただけに

『クリスマスかよ。すげーな。ハロウィン』

と、思ったのですが、次の瞬間、突如、襲ってきた恐怖。それは…

女の子2人が、玄関の中まで平然と入ってきたということ。

正直、私は

『この女の子たち。息子の同級生なんだろうな…』

と思っていました。しかし、息子に聞くと、そんな子は知らないと言うのです。また、我が家は、外観を“ハロウィン仕様”にしているわけでもありません。という事は、女の子2人は、全く知らない、見ず知らずの家に飛び込んできたという事になりますよね。

これ怖くないですか?怖すぎますよね。

そして…1年後の2014年10月31日。

恐怖は更にエスカレートします。

昨年とは違う…9歳前後の女の子が1人。チャイムを鳴らし、玄関の前で待っているのです。

『ん!?どうしたの?ハロウィン?』

去年の事もあってか、そう聞くと

「はい。お菓子を下さい」

と言う女の子。そして、噂を聞きつけたのか、30分ほど過ぎた頃、今度は6~7歳と思われる女の子が一人でチャイムを鳴らし

「お菓子を下さい」

と言うのです。お世辞にも閑静な住宅街とは言えない場所に住んでいる私。そんな家に、女の子が一人、玄関の中まで入ってくるという…恐怖。

これ事実です。信じられますか?

さらに、家に帰ってきた息子が開口一番!

『ハロウィンだから、お菓子を貰いに行ってきます!』

と言い放ち、玄関を飛び出します。

私は慌てて息子を掴み、

『おい!どこに貰いにいくんだ?』

と聞くと

「まだ決めていない」

という息子。どうやら子供たちの間で…

ハロウィンはお菓子が貰える日。どこの家に行っても貰える。

という噂が話題になっているようで、貰った子供たちが自慢しているのか、もはや、学校では、知らない人がいないという状況になっているとのことでした。

ちなみに、余談ですが、アメリカでは

玄関先のハロウィンの飾りつけ = お菓子をあげる準備が出来ている

というサインでして、飾り付けのない家には、子供は絶対に近づきません。そんなルールを知る由もなく、ただお菓子が貰える日だと勘違いをする子供たち。

この状況。

いずれハロウィンの日に子供がこつぜんと消える…そんな失踪事件が起きるのは、当然の流れではないでしょうか?

考えすぎかもしれません。しかし、勝手に少女が家に、しかも、玄関の中まで入ってくるんですよ。これは何かあってもおかしくはありませんよね。

あまりの恐怖に、私は保護者会で、この事実を学校に伝えました。すると返ってきたのは

・そのような事実は初めて知った。

・私たちは YES or NO でしか判断する事が出来ない。だから、ハロウィンは中止するしかない。

という答えでした。

もちろん、先生たちの意見もわかります。

しかし、ハロウィンブームが加熱する中、学校がNOと言ったところで、はたして生徒達は、すぐにやめるでしょうか?

むしろ、学校には内緒で、更にエスカレートするのでは?

ハロウィンという文化。とても素晴らしいと思います。日本にはない…素敵な文化。しかし、ルールがあるからこそのハロウィン。現状のままでは、いずれ“大事件”が起きるのような気がしてなりません。

なお、去年は私の実家にも、十数人の子供達がやってきたそうです。

なんのルールも教えないまま、お菓子が貰えるというだけで、知らない家に飛び込む子供たち。これを止めるには、もう…

自分の子供たちは自分で守る。

という方法しかありません。

『ウチの子供は大丈夫!』

と思っている方。私もそう思っていました。しかし、これは、子供たちの間で急速に広まっています。ですので、とりあえず出来る対策として

・10月31日の行き先を把握する

という事と…

知らない人の家に行くことが…どれだけ怖いことなのか

という事。しっかりと子供に伝えてあげて下さい。また、近隣住民と話し合いを設け、学校でそのような行為が、流行っているという事を、たくさんの人々に知ってもらって下さい。

もう一度言いますが、私はハロウィン容認派です。

こんな事で、子供から楽しみを奪うのは嫌です。

ただ、近所に、どんな人が住んでいるのか…わかりません。ひょっとすると、違う意味で“子供が大好き”な大人だっているかもしれません。

そんな危険な場所に自ら出向くという、ルールのないこの

“お菓子を貰うだけの行為”

これは考えるべきだと言っているのです。


今年のハロウィンはおそらく、倍近い子供達が私の家にも訪れるでしょう。


最悪なハロウィンにならない為にも、親たちはこの自体をしっかりと把握し、予期せぬ事態にならぬよう、子供たちと早急に話し合うべきではないでしょうか?

子供を守ること、それは“親の役目”なのですから。

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