記事提供:バズプラスニュース

アメリカで直面する彼らに対する強い恨みの感情は特に珍しいものではありません。アメリカ以外の国でも、イスラム教徒の人たちはテロリストだと思われ、恐れられています。

ニュースを通して恐怖を伝えている人たちや、両親がイスラム系の人たちに向けて持つ偏見を子供に教えることで、イスラム教を信じている人たちには注意をするべきだと世間に促しています。

このイデオロギーによって全てのイスラム系アメリカ人、またイスラム教徒と見られる人たちへ悪魔のような扱いをする始末になっています。

・イスラム系アメリカ人を巻き込んだヘイトクライム

アメリカ人の心理を変えることになったターニングポイントは9・11の悲劇が起きた時でした。タワーが崩れる映像、多くの人たちが愛する人を失ったストーリーなどはそう簡単には忘れることはできません。

このあとに、前大統領であったブッシュ大統領がテロリズムにおける戦争を始めたり、全世界での空港のセキュリティーが厳しくなったり、イスラム系アメリカ人を巻き込んだヘイトクライム(憎しみによる犯罪)などが急上昇していきました。

ここで気づくべき大事なことは、このようなテロリズムは個人によって引き起こされたもので、イスラム人全ての人がやった訳でもなく、その宗教によって支持された犯罪でもないということです。

・先生に自分の作った時計を見せたがために逮捕

9・11は14年前に起きたことでありつつも、今日に至ってもまだその影響は残っています。イスラム教徒とみられる人たちは空港で人種差別を受け、「みんなにやってるから」という口実でバッグのチェックを度々受けてい事実があるのも残念です。

自分の住んでいる近所を歩いているだけで、自分の国に帰れ!と言われることもあれば、昏睡状態になるまで地面に叩きつけられることもあります。

イスラム教徒の女性たちは今だに、周りの人が不愉快になるからヒジャブを脱げと言われています。14歳の男の子も、先生に自分の作った時計を見せたがために逮捕されることもあるんです。

・筆箱の中に新たに時計を作る作業

先月、テキサス州アービングの高校で、高校1年生の男の子アハンマド君はイスラム教徒に対する偏見を学校側から受けました。

この事件が起きた直前の週末に、アハンマド君は学校の課題のために一生懸命勉強をしていました。彼は時計を解体し、筆箱の中に新たに時計を作る作業をしていました。

アハンマド君は学校でも電子機器のものを直す才能があると評判があり、「開発キッズ」としてのあだ名まであったのです。彼の父も息子のモノ作りに巧みな才能を誇らしく思っていて、作った時計を先生に見せるべきだね、と息子に促したのです。

アハンマド君の英語の先生はというと、そこまで素晴らしいと思わなかったのでしょう、そうするどころか校長先生のオフィスへ連れていくことにしたのです。

・学校側はアハンマド君を3日間も停学

彼の作った自家製の時計を爆弾だと思ったのでしょう、先生たちはすぐさま、警察を呼ぶという行動をとったのです。1時間以上もアハンマド君は事情聴取を受け、手錠をつけられ少年犯罪センターに入れらたのです。

アハンマド君の作った時計が爆弾ではなかったとわかったところで、彼は釈放されました。しかし、学校側はアハンマド君を3日間も停学させたのです。

アハンマド君のストーリーはすぐにニュースやオンラインブログにも取り上げられました。多くの人たちは学校側のとった判断を人種的な偏見だったと見ていて、疑わしいものを持ち込んだ全ての学生にも同じ対応を取るようにと促しました。

アハンマド君の家族が直面したトラウマは大きなものだったので、彼を転校させることにしました。

・人種によって賞賛されるか逮捕されるかの二択

アメリカの敵は毎回変わります。始めはタリバンで、今はISISです。

アメリカの兵隊たちはイスラム圏の国へ「平和維持者」として送り込まれ、存在もしない大量破壊兵器(WMD)を探し求め、恐怖によって統治されているエリアにアメリカの自由主義を広めたいと言っています。

もし、イスラム系の人が誰かを殺したら、テロリズムとして扱われます。だけどもし白人が同じように誰かを殺したら「精神的な病」として扱われます。学校の科学フェアで頭がよいとみなされたら、人種によって賞賛されるか逮捕されるかの二択です。

多くのイスラム教徒の女性たちはイスラムもしくは古い伝統の奴隷だと言われたり、彼女たちの信じているものを奪おうとしています。

ジハードというようなイスラムに関する言葉は憎まれるものとして扱われますが、本当の意味は、屈することなく自分の信じるものを信じ通しなさい、イスラムの教えを強く信じなさい、という意味なのです。

・人種による固定概念をなくすこと

私たちは物事を一緒くたに言うべきではありません。少数の人間のしたことが、その人種の全ての人たちにも言えることとは限りません。

この人種問題における記事を書いている理由は、みなさんが自分の中にある知らず知らずのうちに持ってしまっている先入観に気づく機会を与えるためであり、それを直して欲しいからです。

憎しみを解き放って、人種による固定概念をなくすことで、この世界をより素晴らしいものにすることができると思うからです。

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