記事提供:TRiPORT

TRiPORTライターのHiroです。

皆さんは旅行先の国の人が、我々日本人をどう思ってるのか、気になったことはありませんか?

今回はそのことについて、2年7か月で中国を6回訪れた体験をもとに、少し考えてみようかと思います。結論から書きますが、私は一人たりとも反日人には出会いませんでした

私は中国という国に対して、今でも良い印象を持っていません。正直なところ嫌いです。ですから「日中友好、万歳」のようなスタンスは全くありません。

そんな私がなぜ旅行先に6回も中国を選び、旅行してきたのか?

それは「中国人の多くは反日」というイメージに対して、「本当にそうなんだろうか?」という疑問があったこと、そして「中国のイメージが悪く、多くの人が行きたがらないのなら見に行こう」という好奇心からでした。

そのよう動機で中国へ行くと「親切な中国人としか出会わなかった!」と言い切れるくらい、いい人たちばかりだったのです。そのうちの2つの出会いを書いてみようと思います。

親切な中国人

出典 https://www.compathy.net

上海浦東空港から直行バスで2時間足らずのところに、世界遺産にもなっている蘇州という都市があります。

空港から出るバスに乗り、着いた蘇州駅からの市内バスに乗り、ホテル近くのバス停で降りるところまではスムーズにいきました。しかし、一応地図は持っていたのですが、方角がわからなくなり、そこから道に迷ってしまいました。

ガイドブック等で探そうと頑張りましたがどうもわからず…。意を決し、近くの民家に入って聞いてみることにしました。

「晩上好(こんばんは)」と声をかけながら、私は勝手口から家に入りました。すると、人の良さそうなの田舎っぽいおじさんが出てきたのです。「Excuse me…」私は中国語は5フレーズしか知らないので、基本的には英語です。

おじさんは、私が危惧した通り英語がわからないようで困惑している様子。英語が通じないなら、もう日本語で聞いてみようと思い、

「いきなりでごめんちゃばってん、ホテルに行きたかちゃけど、道が分からんくなったとよ、教えてくれんやろうかぁ?」(私は博多出身です)

と、尋ねながら、ガイドブックの地図のホテルを指差しました。

そうするとおじさんは、家の前の通りまで出て、地図と前の通りを交互に指差しながら、嫌な顔一つせずに教えてくれました。このとき、すでに辺りは暗くなっており、しかも初めての土地で言葉も通じない中国!このおじさんの少しの親切な行動でも「地獄に仏」でした。

「謝謝、再見(さようなら)」と、感謝を伝えることしかできませんでしたが、本当にありがたかったです。

でも親切なのは、このおじさんだけでなく、この日だけでもあと2回、そしてこの旅行だけでも多数の親切を受け、再び訪れた中国旅行でも、本当に親切な人ばかりに出会いました。

とても親切な中国人

石林(筆者撮影)

これは中国世界遺産、石林(雲南省)で道に迷って、お店に尋ねに行ったときのことです。

どうやら石林への直通バスに乗らずに、誤って普通の市街地行きのバスに乗ってしまったようで、全く見当がつかないようなバスターミナルで降りてしまいました。仕方なく地図を片手にトボトボと歩き、思い切って食堂のようなお店に飛び込みました。

全体の経緯は上記のエピソードと似ていますが、ここの男の店員さんはさらに親切でした。お店を別の者に任せて、店の外の交差点まで同行してくたのです。そして、50mはあろう大通りを一緒にわたり、そのまま道路を歩き、バス停まで案内してくれたのです。

このときの状況では、まさに神様。今でも思い出すと感動し、心から感謝しています。

とても親切な中国人:右(筆者撮影)

こんな紆余曲折はありましたが、案内してくれた彼のおかげで無事、石林には到着できました。噂通り、石林の自然世界遺産は素晴らしかったです。しかし、ここに来るまでのハプニングのおかげで、それ以上の素晴らしきものに出会えました

私は一般的に報道されているような「中国人は反日が多い」という既成概念に疑問を持っていて、「なかには親切な中国人もおるやろぉ~」ぐらいには思っていましたが、想像以上の親切ぶりでした。

それも1回や2回ではなく毎回旅行に行くたびに、何らかの形で助けてもらっています。

自分でも知らぬ間に、ステレオタイプの既成概念に、浸かっていたのかもしれません。ぜひ海外旅行するときは、その国や国民をニュートラルな目で見てください。そうすれば、訪問国の人々も、間違いなく温かい心で迎えてくれるはずです。

出典:「何かと予定外の蘇州」

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