最近街でよく見かける光景があります。
それは抱っこ紐で子供をおんぶ又は抱っこをして自転車をこいでいる母親です。
ネット上ではこの行為に対して、危険だという声が多く聞かれます。

ではこの自転車おんぶ又は抱っこ、本当に危険なのでしょうか?


足元が見えない

抱っこ紐で抱っこした場合、足元は確かに見えなくなります。子供は赤ちゃんでも意外と大きいですからね。
ただし、自転車を運転している場合直接足元を見ずとも、少し前方の足元は見えるわけですから障害物や段差などは予め予測できることもあります。
それでもやはり危険はありますし、ペダルを漕いだときに足が子供にぶつかります。


ふらふらして危ない!

これもよく言われることですが、実際そんなにふらふらしている人を見たことがありません。
よく考えてみてください。
後ろのせ自転車に子供を乗せている場合と、自分自身に子供が密着している場合、どちらの方がバランスがとりやすいでしょうか?重心の問題ですね。

実際、後ろのせ自転車に子供を乗せていて、急な方向転換でバランスを崩しかけたことは何回もあります。

ただし抱っこ紐で暴れる子供に関しては、無謀だと思います。


こけたらどうするの!

「自転車が倒れたときに、だっこ紐の子はヘルメットしてないんだから危ないわ!」
という人もいるでしょう。
確かにヘルメットはしていません。

しかし、バランスを崩して自転車が倒れそうになったとき自分の体なら倒れずに自転車から離れることもできるでしょう。その場合は赤ちゃんも一緒です。
逆に後ろのせ自転車に乗せている場合は、倒れていく自転車を支えるなんてことはまず無理です。
自転車も乗せるシート自体も重いのに、そこに子供の体重が加わるととんでもない重さになってしまいます。
ヘルメットをしていてもすごい衝撃でしょう。
しかもヘルメットをせずに乗せている人も見かけるので、その場合はもっと恐ろしいことになると思います。


移動手段がないんです

とはいえ、抱っこ紐でおんぶ又は抱っこしている母親も何も好き好んでわざわざこの方法をとっているわけではありません。

例えばベビーカーで行くには遠いけれど自転車でならいける所へ行きたいとき。
車は家族が使ってしまい、公共の交通機関でも行きにくい所へ行きたいとき。
そもそも車を持っていない場合。
ベビーカーや徒歩でも行けるけれど、炎天下やとても寒い日に赤ちゃんを長時間外気にさらしたくない場合。
などなど、人の状況は様々です。

「それならタクシーを使いなさい。それくらいできない分際で子供を産むな!」
なんて情のないことは言わないでください。
そのタクシー代で、もっと何かを買ってやることだってできるのです。


そもそもおんぶは条例で認められている

軽車両の乗車人員(京都府道路交通規則)
2輪の自転車又は3輪の普通自転車には、運転者以外の者を乗車させてはいけません。ただし、次のいずれかに該当する場合は、この限りではありません。
1. 幼児1人を幼児用座席に座らせる、又は、おんぶする
16歳以上の運転者が、幼児(6歳未満の者をいう。以下同じ。)1人を幼児用座席に乗車させ、又は背負い、ひも等で確実に固定している場合
おんぶをするときは、ひもなどを使って確実に背負ってください。

出典 http://www.pref.kyoto.jp

親と子供一人であれば、おんぶで自転車は条例で認められているのです。
ただし抱っこは認められていないようです。

抱っこもおんぶも一くくりにして危ない危ないと騒いでいる人は、まずこの条例を知ってもらいたいです。


さいごに

このように条例で認められていることでも、皆が危ないと騒げばおんぶで自転車に乗せている母親はとても肩身の狭い思いをします。
少子化の今、子育てしやすい環境を作っていくことも大事なのではないかなと思います。

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