気持ちが悪くなって、慌てて洗面所に駆け込む・・・・

テレビドラマではおなじみの「もしかして、赤ちゃんできた?これ、つわり?」というあの状態がつわりです。

でも、このつわりも軽い人から重い人までさまざまです。
中には、入院が必要となるケースもあります。
そんなつわりに悩む妊婦さんに、何気なくかけた一言が効いた!というケースを紹介します。

元気な子が多いらしいよ

つわりで辛そうにしているAさんを見て、同僚のMさんが言いました。

「大丈夫?つわりがきつかった子は、元気な子が多いってよく聞くけどなあ・・・Yさんの息子さん、大学でバスケ部の部長やってるんでしょ?小さいころから元気だったみたいだけど、つわり、きつかった?」

Yさん:「ああ~、結構きつかったなあ~。赤ちゃんに影響するんじゃないかとか不安だったけど、いざ生まれて来たら元気すぎる子だったわ~。ハハハ。
いつも走り回ってたから、もう後を追いかけるのが大変だったよぉ~」

友人のMさんが言ったこの何気ない一言や、上司のYさんの体験談で、それまでつわりが強いことに不安を感じていたAさんは、すごく気が楽になったそうです。

そしてそれ以来、つわりも軽くなりました。

その後Aさんは、無事に赤ちゃんを産みました。
予想通り、元気でお転婆な女の子で、育児にてんてこ舞いしています。

頭のいい子が多いみたいだよ

「つわりがきつかった子は、頭のいい子が多い、って聞いたことあるよ」

元気な子が多いらしいよ、に加えて頭のいい子が多いみたいだよ。と言われるとますます安心して嬉しくなりますね。

つわりの原因は、よく判っていません

つわりの原因はまだよくわかっていません。


黄体ホルモン絨毛ゴナドトロビン(hcG)というホルモンが大量に分泌されるため、急激な体内でおこっている変化に体がついて行かない、という説が有力だと考えられています。

しかし、hcGホルモンの分泌量とつわりの強さは比例しないそうです。

急激な体の変化に自律神経がバランスを崩している、母体を安静にするため、などの説があります。

そして、次のようなこともよく言われています。

旦那さんの理解

旦那さんが妊婦さんの体に起こっている急激な変化をよく理解しているカップルほど、つわりが軽いという報告もあります。

「つわりくらい誰にでもあることだろ」「また、起きないのか?」と妊婦さんが怠けているように思っている旦那さんの妻は、つわりが重くなる傾向があるようです。
夫が妻に対して非協力的で無理解なほど、つわりは重いという傾向があるのです。

これも夫源病の一種なのでしょうか?

解ってくれないという苛立ちがストレスとなり、ますます自律神経のバランスを崩すのでしょう。
理解してくれているという安心感が、自律神経のバランスを整えるのでしょう。

妊娠・出産に対する不安

無事に赤ちゃんを産めるだろうか?
こんなにつわりが強かったら、体の弱い子や病気の子が生まれてくるんじゃないだろうか?

このような類の妊娠や出産に対する不安感が、つわりを招いている一因だと考える産婦人科医や助産婦さんも多いです。

周りの人たちは、妊婦さんが不安になるようなことは決して言うべきではありません。

周りの人は不安を口にしない

つらそうにしている妊婦さんを見ると心配になるのはわかりますが、周りの人は心配を口に出さないでください。

「そんなに何度も吐いたのでは、赤ちゃんに栄養が行かなくなるんじゃないの?」
「赤ちゃんは大丈夫なの?」
といったセリフは厳禁です。

一番不安で心配なのは、妊婦さんです。
その不安をあおる様な発言は慎みましょう

このようなことを言い放ち、家事を手助けすることもなくいつも通りやらせる、などは言語道断です。

「大丈夫?お皿は僕が洗っておくから、少し横になったら?しばらく休んだらきっと楽になるよ」
などと、不安を煽ることなく休めばきっと良くなるよ、というメッセージを伝えましょう。

受診や入院したほうが良いつわり

多くの妊婦さんは時期が過ぎれば、つわりは治まります。
だいたい妊娠4か月ごろ(12週~15週)を境に良くなるケースが大半です。

しかし、中には入院治療が必要なケースもあります。
およその目安としては、

1日に10回以上吐く。
水も飲めない。
3日間ほとんど食べられていない。
3kg以上痩せた。
日常生活もままならない。

このようなときは、次回の健診日を待たずに受診しましょう。
入院の指示が出る場合もあります。


入院は赤ちゃんと妊婦さんのため

入院となると、ますます不安になる妊婦さんも多いでしょうが、赤ちゃんも妊婦さん自身も楽になるために入院するのですから、いたずらに心配しないことが大切です。
入院するのだからしっかりと管理してもらえて、安心だと考えてください。(実際にそうです)

旦那さんも、「入院?そんなにひどいの?赤ちゃん大丈夫かなあ?」などと不安をあおるようなことは決して言わないでください。

「入院したら、しっかり管理してもらえるし、そのほうが安心だよ。僕も仕事が忙しくてろくに家事に協力できなかったし・・・入院したら家のことはやらずに済むんだから、ゆっくりするといいよ」などと安心させてあげてください。

最後に、理解しておきたいこと

つわりでつらそうにしているときに、さり気ない一言でつわりが軽くなったという例を紹介しました。

妊娠は病気ではありませんが、病気の時以上に体の中では大きな変化が起こっています
そのことを理解しておきましょう。

つわりはお母さんを安静にさせるため、という説もあります
つわりでつらいときは、無理をせずに過ごしましょう。
周りの人たちも、妊婦さんが無理をしなくてすむようにサポートしましょう。

つわりがあるのは、妊娠しているから、妊娠が継続しているからです。
これも、理解しておきたい事項です。

また、つわりは、吐き気や嘔吐だけとは限りません
だるい、熱っぽい、無性に眠いなどの体調不良となって現れることもあります
これも知っておいてくださいね。

どうぞ、元気な赤ちゃんを産んでくださいね。お大事になさってください。

この記事を書いたユーザー

不死身のひみこ このユーザーの他の記事を見る

患者からの目線と元医療従事者としての目線とで、医療や健康に関する記事をメインに書いています。
4度の手術に膠原病でバツイチで・・・と波乱万丈の人生ですが、”人生に喜びや笑いを添付したら結果は出るはず!”という「喜笑添結」で毎日を過ごしています。

得意ジャンル
  • 育児
  • 暮らし
  • 美容、健康
  • 感動
  • コラム

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス