記事提供:Doctors Me

医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
ようやく涼しくなってきましたが、まだまだ日中は汗ばむ陽気が続きます。汗の臭い、体臭が気になる方もおられるのではないでしょうか。

冬場は重ね着により通気性が悪くなり、かえって夏より臭いが強くなる場合もあります。最近、体臭が強いことにより他人に不快感を与えることを指して「スメルハラスメント(スメハラ)」という言葉も生まれ、ビジネスシーンでも体臭を管理して相手に不快感を与えたくないという方も増えているようです。

そこで今回は、なんとかしたい体臭の予防法について、医師に解説していただきました。

やっぱり気になるのは脇のにおい…?

体臭には口臭加齢臭など様々なものがありますが、最も多くの方が気にされるのは脇や足の汗の臭いではないでしょうか。これは汗に含まれる皮脂が酸化し、皮膚表面の雑菌が繁殖して生じるとされています。

汗臭対策には多くの商品が発売されていますが、細菌繁殖を防ぐ殺菌剤、汗を吸収し皮膚をさらさらに保つ乾燥剤、汗の分泌を抑える成分、クール感を出すためのメントールやアルコール、香料などが配合されています。男女問わず利用されている方も多いと思います。

古代ローマ人も使っていた?ミョウバンの効果とは

ところで、ミョウバンはご存知でしょうか。小学校の理科の実験で、ミョウバン水溶液から結晶を作った覚えのある方もおられるのではないでしょうか。実は、お漬け物の発色をよくしたり、中華麺のかんすいとして使われたりもしています。

このミョウバン、水に溶けると酸性になり、皮膚の雑菌の繁殖を抑える作用や、汗のアンモニア臭(アルカリ性)を打ち消す作用があります。また、汗の分泌を抑える作用もあります。古代ローマ人も消臭剤として使っていたといわれている、歴史あるデオドラント剤なのです。

ミョウバンで激安簡単消臭スプレーを作ろう!

スーパーやドラッグストアで50g100円程度で売られている焼ミョウバン10g(粉状なら小さじ≒ティースプーン約2杯、粒状なら大さじ≒カレースプーン約2杯)と水道水300ccを混ぜ、よく振って1日ほど置きます。
白濁していた液が透明に溶け切ったものを、10~30倍に薄めてスプレー容器に入れ、脇や足など臭いが気になるところに吹きつけたり、コットンに染みこませて拭いたりしてください。
香りをつけるためにアロマオイルを数滴加えても結構です。

はじめて使用されるときには薄めに作って肌への刺激感がないか様子を見て頂くことをおすすめします。肌に傷があると染みる感じがすることがあります。薄めた液は冷蔵庫保存で1ヶ月程度で使い切ってください。

ミョウバンは食品にも使われるものですので、安全性は高いです。市販のデオドラント商品の添加物や価格が気になる方、手作り化粧品に興味がある方、お子様の臭いが気になる場合などに、一度試してみられてはいかがでしょうか。

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【医師からのアドバイス】

自分の臭いは慣れてしまってよく分からなくなる、嗅覚疲労という現象があるため、自分は臭いのでは?他人に不快感を与えているのでは?と気になりだすとどんどん不安になってしまったりしますが、臭いの全てが悪いわけではありません。

個性の一つ、性的な魅力という見方もできます。自分に合ったデオドラントを選んで、さわやかに過ごせるといいですね。

(監修:Doctors Me 医師)

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