ワインといえば、白ワイン・ロゼワイン・赤ワイン・スパークリングワインとタイプも様々ある事が特徴ですよね。色合いも品種や生産者によって違いが見られます。

そんなワインの中でも、一風変わったワインがここ数年雑誌などで取り上げられワイン好きの間で話題となっています。「オレンジワイン」を聞いたことがありますか?

白でもロゼでもない、オレンジ色をしたワイン

「オレンジワイン」と聞くと、フルーツのオレンジを漬けてるの?と思われそうですが…特徴はその造り方にあります。造り方は白ワイン品種を赤ワインのように造るという方法なんです。

白ぶどうを果皮や種・果梗も含めて漬け込む手法で造るワイン

オレンジワインは、通常の白ワインの製造工程とは少々異なります。通常の白ワインの場合、ブドウから果汁を抽出する際に、早い段階でブドウの果皮と果汁を分けておくのですが、オレンジワインは、ブドウの果汁と皮、種を長く漬けておくのです(スキンコンタクト)。

この発酵方法は、4500-5000年もの昔に開発されたもので、現在の白ワインの製法とは逆。どちらかというと、赤ワインの製法に似ています。

果皮を長い間果汁に漬けこむことによって、より多くの風味が加わり、その他、果皮に含まれるタンニンをより多く抽出することが可能になります。

出典 http://www.ngc-japan.co.jp

白ワインを造る際、絞った果汁を発酵させるので果皮・渋味や色合いがあまり抽出されません。一方赤ワインを造る際は、色合いや渋味を出す為に果皮や種から抽出する為にぶどうを果汁に漬けてから(醸し)発酵します。

要するに、 白ワインに使うぶどう品種を赤ワインのように色素やタンニンを抽出して造られている「白ぶどうの醸し発酵」なのです。

「オレンジワイン」その味わいは?

そんなオレンジワインの味わいは白と赤とはどう違うのでしょう。

赤ワインのように造られているため、タンニン(収斂性)があるものや、発酵期間が長いものはシェリー酒のような香りを感じ取れるでしょう。

少々クセのある味わいに好き嫌いは分かれますが、珍しい製法なので見つけたら必飲ですよ!

日本でも造られている「オレンジワイン」

白ワインを赤ワインのように醸して発酵させて造るオレンジワイン。そんなオレンジワインが生まれた場所は、ジョージア。以前はグルジアと呼ばれていました。

ジョージアといえば、世界最古のワイン造りで有名で、素焼きカメから造るワインがユネスコの「無形文化遺産」に選定されているほどの国です。

実は海外だけではなく日本でも造られています。一部例をご紹介します。まだまだ日本でも造られているんですよ。

いかがでしたか?ワインの世界は広すぎるほど、未知なることが魅力でもあります。実りの秋はワインの季節。ぜひたくさんの種類を飲み比べてみましょう。


きっと長い人生の間で豊かな趣味になるはずです。

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紀子 このユーザーの他の記事を見る

JSA認定ワインエキスパート
少人数制ワインサロン主宰
ワインライフを豊かにするコツをブログとサロンで発信中。
ワインタイプ別(スパークリング・白・ロゼ・赤)におつまみを創作しブログに綴っています。
ブログ:http://ameblo.jp/norikostyle2/

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