世界を我が手に

今や35億人分に相当する資産をわずか80人の最富裕層が握っている。

出典 http://www.newsweekjapan.jp

35億人分の資産を80人で独占。。。なんか、そう言われてもピンと来ませんよね。

もう少し詳しく説明をすると、全世界の富の約半分は1%ほどの富裕層に独占されていて、その中でも特に超お金持ち、つまりスーパーリッチな人々80人の個人資産額と、世界中の一般庶民35億人分の個人資産額がほぼ同額だという事みたいです。

また、世界の中で、特にこのスーパーリッチが多い国というのが↓

なんとスーパーリッチ80人のうち35人はアメリカ人

出典 http://mnky.jp

※写真はイメージです。

80人のうち35人がアメリカ国民で、14年の彼らの資産総額は9410億ドル。

出典 http://www.newsweekjapan.jp

9410億ドル。。。って、日本円で考えると。。1ドル100円換算なら約94兆1000億円ですか。。。

え!? 35人で94兆円の個人資産!!!

日本の今年の国家予算が96兆円と言われていますから、それにほぼ匹敵する額です。。。仮に35人で94兆円を頭割りにすると1人あたり2兆6857億円。。。

この人が例えばいま0歳で100歳まで生きるとしても1年間で268億5700万円も使えますよ。。。

しつこい様ですが、これを月割にすると22億3808万3333円。。。実際、この額でも十分一生遊んで暮らせると思うんですが、皆さんはどう思われます?

30日で割って1日分で換算しても7460万2777円。。筆者ならまず10年、いや15年は楽々暮らせますね。

こういう人達にとって1億円なんてほんのお小遣い程度なのかな。。。だって1.5日分程度だし。。。

また他にも↓

濡れ手に粟の人達が

80人の中には単に多額の資産を相続しただけという人も11人含まれている。

出典 http://www.huffingtonpost.jp

ウハ—!!単に親からの遺産相続でスーパーリッチに成っちゃう訳ですね!!

80人中、11人も。。。全世界のトップ80に入っちゃうぐらいだから、その額も半端じゃないと思います。

一体、どんな生活してるのかな。。。

愛人バンバン作って、ドンペリぽんぽん開けて、キャビア食べ放題とか(べタな妄想ですいません。。。)、リムジンで自家用ジェットに乗り付けて、世界中のリゾート地を飛び回るとか。。。超豪華客船貸切にして世界一周なんかも出来そう。。。

金塊を1トン大人買いするとか(こんな奴↓)、フェラーリをミニカーの様に車庫に何台も並べて置くとか。。。

出典 http://gigazine.net

重さ1トン:世界最大の金貨(時価43億円)

お金は唸るほどあるんですから、何でもやりたい放題出来るでしょうね。

しかし、今回はそれだけに留まりません。。。

次々に衝撃的な事実が。。。

厳密にいえば、現時点で1%の超富裕層が保有するのは世界の富の48%。残りの52%の大半は、上位20%の富裕層が独占している。 つまり、それ以外の80%の人々は世界の富の5・5%という小さなパイを奪い合っていることになる。

出典 http://www.newsweekjapan.jp

なんか、こんな事聞くと、生きてるのがイヤに成っちゃいますね。。。

要するに全世界の富の大部分はお金持ちな方々が独り占めして、我々一般庶民にはお金持ちのおこぼれ(5.5%)しか回って来ないという事の様です。。。

そして。。。↓

もっと貧しい人々が。。。

1日2ドル以下で暮らす人々も数十億人に上る。

出典 http://www.newsweekjapan.jp

つまり日本人はまだいい方の部類で、1日2ドルにも満たないお金で暮らす人々が全世界で数十億人も居るそうです。

冷戦が終わり、グローバル経済が始まった当初、途上国の人々は豊かに成ると言われていました。

しかしその実態は欧米企業の極端な利潤追求の為、労働者はドンドン劣悪な低賃金労働を強いられてゆきます↓

バングラデシュ 労働者代表 「聞いてください、私たち工場労働者に公正な補償金が支払われるべきです。」

「労働者は長時間働いても、1日50セントしかもらえません。」

出典 http://www.nhk.or.jp

国際NGO 東南アジア責任者 ボビー・サンタマリアさん 「衣料業界の企業が得る利益は、工場の低コストによるものです。 危険な労働や極めて低い賃金がまかり通っています。」

出典 http://www.nhk.or.jp

そして貧富の格差を急拡大し、結局豊かに成ったのは欧米企業とつながった僅かな人々(許認可権限を持つ高級役人&現地の実力者(政治家))だけという事に成るのです。

その他の大多数の人々はまさに石川啄木の「働けど働けど、わが暮らし楽に成らざり、じっと手を見る」という、そのままの暮らしをしている。

確かに日本は今の所、そこまで酷くありませんが、格差社会が言われ続けて随分経ちます。TPP容認問題など対岸の火事で居られない状況に成りつつあるのは確かでしょう。

ともあれ、この極端な貧富の格差の主原因は間違いなく冷戦以後、1部のマネタリスト達により主導され提唱された新自由主義の所産である事は間違いありません。

この人も

新自由主義の下では、格差が拡大し続ける のは当然。
アベノミクスで言えば、余裕で株を運用できる1%の 富裕層だけに、ひたすら富が集中するのであり、貧困層はひたすら拡大していく。

出典 http://ch.nicovideo.jp

コチラはゴーマ二ズム宣言などで有名な漫画家の小林よしのりさんのコメントです。

筆者はこの人の意見に賛同できない点も多々あるんですが、この新自由主義の見方については、まったく同感です。

株が上がったと喜んでいる人は極々僅か、一般庶民には殆ど関係ありませんよね。

また、株価が上がっても昔のバブル経済の頃の様に、企業がドンドン設備投資して、ガンガン景気が良く成るなんて事も全然有りません。上場企業は自社の価値を高める為、株の上昇分を内部留保として溜め込むだけです。

1番の問題は彼らが分相応に金を使わないという事

かの豪商紀伊国屋文左衛門は自分の儲けた千両箱の小判を部屋にぶちまけ、吉原遊郭の2階から民衆に向かって「ご祝儀だ」と言って、全部ばら撒いたそうです。

彼は何のためにそんな事をしたのでしょうか?自分の評判を高める為?

確かにそれも有るでしょうが、もう1つには儲けを独占した事による「世間の批判」を回避しようという意図が有った様にも思えます。

つまり、トップにいる80人が分相応、つまり、儲けた金をドンドン気前よく使えば、下流に居る我々も全然文句はないのです。むしろ、彼らを少しは見直せるように成る事でしょう。

しかし、残念ながら彼らは儲けるだけ儲けた富の殆どをただ蓄積し、益々超金持ちに成ってゆくだけです。

なるほど、よくよく考えて見ればお金持ちほどケチな人が多いってよく聞きますよね。

しかしそこで大問題なのが、そうやって蓄積された莫大な富(個人資産)は投資や消費に回る事も無くただ無駄に保管されるだけの存在に成るという事です。

その割合は上に書きましたが、実に全世界の富の約半分が、いまそういう状態で死蔵されているそうです。

持つ者と持たざる者の相関関係

出典 https://donoc.wordpress.com

※写真はイメージです。

うまく描かれていますね。今のアメリカというのはまさにこの絵の通りで、アメリカンドリ—ムなどという物は完全に「過去の遺物」でしかありません。

金持ちは巨大な権力やコネクションを使って益々金持ちに、そして貧しき者は富める者に収奪されるまま、益々貧しく成るという相関関係の下に、アメリカ社会が成り立っている。

アメリカ社会の大きな問題としてよく言われるのは上流社会(金と権力を持つ者)に暮らす人々と、それ以外の人々というのが分断され、上流社会の人間は無能だろうと無知だろうと常に上流へ居続ける事が出来る。

これこそが今のアメリカを黒々と覆う悪しき社会システムの元凶であるという説が有ります。

大多数が報われない社会

出典 http://free-notebook.jp

高級マンションのすぐ横に広がるスラム街

グローバル経済の終局を一言で言うなら、市場というパイを世界中で潰し合った挙句に出来上がる、巨大な多国籍企業体、または大国による富の寡占化と市場の実質的支配という事では無いでしょうか?

成るほど、モノの値段はいくばくかは下がるかも知れません。しかしその過程では激烈な価格競争と超合理化が進められ、世界中の国々で雇用が失われる事に成ります。

いや事実、日本でもこの20年余りで現実に膨大な量の雇用が失われ、大多数の労働者が低賃金労働を余儀なくされています。

つまり、過去にあったはずのほどほどで幸せに暮らすという中流階級・ミドルクラスという物の許容性が、現在のグローバル化した経済社会ではほぼ皆無に成ってしまい、上流に入れなければ下流へ流れて行くしかないという社会システムが、いま全世界を覆っています。

それでも下層から上層へ登ろうとするなら、あのイチロー選手やマイケルジョーダンの様な傑出した才能を持つ者や、スティーブ・ジョブズ、ビルゲイツに代表される様な、革新的な技術を開発するなど、本当に極々僅かな可能性を模索するしかない。

でもそれでは大多数が報われない社会を容認している様に思えます。本当にそれで良いのでしょうか?

再分配の方法は無いのか?

この様に極端に偏ってしまった富再分配する方法はもう無いのでしょうか?

筆者はその1つの手掛かりとして、全米ベストセラーリスト第1位と成った、フランスの経済学者「トマ・ピケティ」の書いた「21世紀の資本論」をご紹介したいと思います。

暗黒の未来予想図:富は賃金所得や産出を上回って成長し、持てるものと持たざるものの格差はどんどん拡大する。

出典 http://www.amazon.co.jp

賛成・反対に関わらず,格差を論じるなら必読書:資本主義経済が発展しても格差は縮小しないことが分かったというのが衝撃の始まり

出典 http://www.amazon.co.jp

今や成長の時代は終わりを告げ再び格差拡大の時代に戻ろうとしている。
- 格差拡大を防ぐためには、高度な国際協力と資本に関する情報開示を基礎とした累進資本税の導入が最適な解決策である。

出典 http://www.amazon.co.jp

この本には今まで明らかにされて来なかった現代資本主義の実態が事細かに分析され、その酷い現状や、富の不均衡を無くす為の対処法までが、克明に書かれてます。

経済が発展すれば人々は豊かに成れる。それが全くの幻想であるという事を、本書はまざまざと教えてくれます。

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