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医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
動物を飼い始めると、もう一匹飼いたくなる!という方も多いはず。あるいは、いつもたくさんのペットに囲まれたい、という動物好きの方もいるのでは?このように複数の動物を飼うときに気になるのが、それぞれの相性。喧嘩をせずにペット同士が快適に暮らす上で、気をつけたいポイントとは…。

先住している動物を優先させて

異なる動物を飼う際、先住しているペットが後からくる動物を受け入れられるかどうかがポイントになります。

<先に家にいる動物がケージの外にいる場合>

後からくる動物を即、自由にさせるのは止めたほうが無難。たとえば、犬を先に飼っていて、猫を後から飼う時は猫をケージに入れておきます。神経質な犬の場合、普段過ごしている部屋にも入れないようにしましょう。強いストレスを感じてしまうことがあるのです。

<ペット同士の接触のタイミング>
・空腹でも満腹でもない昼間の数時間
・飼い主がしっかり見守ることができる時間帯でお見合いさせる
・後からやってきたペットは必ずケージの中へ
お互いに友好的な態度をとるか、無視をするか、あるいは威嚇して攻撃的になるかはお見合いさせてみるまではわかりません。その時々の反応を観察しながら、上記のような方法による接触を1週間ほど継続します。そして、だいぶ慣れてきたタイミングでケージから出してあげましょう。大喧嘩が始まらない限り、そのままようすを見る形で問題ありません。

忙しい飼い主の場合…

飼い始めから、そんなに毎日見ていられないという方は、先に飼っていた動物(この場合、犬)もケージの中に入れてケージ越しにお見合いさせます。ケージからお互い前足を出しても届かない距離に置いておきます。そして、徐々にケージの距離を近づけていきます。最終的には隣り合わせになるようにしてください。その状態で慣れてきたら、余裕のある時にお互い外に出してみます。

年齢による相性も考慮して

<年齢が近い場合>
性格が合えば仲良く遊んでくれます。

<中高齢と幼齢の場合>
中高齢の動物が幼齢の動物に体力的についていけないので、嫌がることもあるでしょう。性格によってはうるさいけど満更でもないと思って許容してくれますが、拗ねてボケてしまったり元気や食欲がなくなったりすることもあるので、後から飼う動物選びは慎重に行ってください。

また、激しい遊びを好む動物を後から飼うのは先住動物がとても大人しく優しい性格の場合か、年齢が近いことを前提にした方がいいでしょう。

小動物と犬、あるいは猫の場合

片方が小動物の場合、野生では、狩る側と狩られる側です。食べられてしまわないようにしなければいけません。時々、テレビやSNSなどで異なる動物同士、仲良く過ごしている姿を見ることがありますが、これは非常に稀なケース。動物には元来、狩猟本能が組み込まれており、それゆえ基本的には仲睦まじく過ごすことはほぼ不可能です。いっぽう、狩られる側は本能的に恐怖心を抱き、逃げようとします。
このことからも、眼が届かない所ではケージの中に入れて、しっかり蓋を閉めておきましょう。器用な子は蓋を開けることもできますので、可能なら鍵つきにするか、2段階、3段階で開く蓋にしてください。

幼少期から飼い始めても、関係性が変化することも

お互い幼少期から飼い始めて仲良く過ごせていても、性成熟を迎えてからは関係性に変化が起こるかもしれませんので、注意が必要です。

感染症にも注意が必要

お互い移しあう感染症がある動物なら、しっかり予防しておきましょう。たとえば、犬とフェレットの組合せではジステンパーウイルスや狂犬病ウイルスのワクチン接種をしておくと安心です。また、細菌や真菌、寄生虫も感染しやすいので、予防を忘れずに。

獣医師からのアドバイス

飼い主を介して感染するウイルスもあるので、いっぽうの動物を触ってから、もういっぽうを触る際は、消毒をしっかりする、場合によっては服を着替える方が良いケースもあるでしょう。

(監修:Doctors Me 獣医師)

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