記事提供:心身調律セラピスト 岡田哲也のブログ

※2014年8月の記事に補足しました

たまたま出逢った言葉たち

『本音』=喜怒哀楽を表現することと、相手に変わってもらおうとすることは、別のことなんです。

奥さんから『帰りが遅くて寂しい』と言われたら、旦那は『早く帰ろう』と思いますし、愛情も伝わりますが、『帰りが遅くて、寂しいから早く帰ってきて』と言われると旦那側は【帰りが遅い自分を否定された】と思って反発されます。

早く帰れない理由を延々と語られるでしょう。しかも大体の場合は正論を。

男性的な脳のメカニズムで言うと、『問題を掲示されたら解決しなきゃ』なんですよね。

【本音を伝えることで相手に変わってもらおうと期待する】

これは一見当たり前なようですが、そこにあるエネルギーは【相手を変えようとするコントロール】。コントロールの裏側は怒りです。

怒りによるコントロールは、同じ量の反発のエネルギーを産みます。

ただ、こう感じたと伝える。感情を表現して伝えることで、感情をそのまま感じやすくなる。

それが1番大切なことなんです。

相手を変えるためじゃなくて、自分が楽になっていくためにね。

本音を伝えるのは大切です。

でも『休みの日を増やしてよ』『メールにはすぐ返信してよ』『残業しないで早く帰って来てよ』は本音ではなくてただの解釈で、問題に見えてるものを、変えようとしてるエネルギー。

視点が外側にしか向いてないんです。

その裏側にある想いが寂しさなら、それを伝える。相手が受け入れてくれようがくれまいが、出てくる感情を感じていく。

そこを意識してみてください。

なお。『寂しいの』と言われたなら、ちょっと気がつく男性なら、ちゃんと共感してくれますよ。そして勝手に『どうしたらいいのかな?』と考えてくれます。

自己啓発マニアだと『原因は?』となってしまうことがあるので、余計ムカついたりしますが、その時はその時で感じやすくなりますね。

自分を押し殺して笑顔を作って、寂しくないフリをする。それが1番心にも身体にも辛いこと。

スピリチュアルな綺麗事やポジティブな自己啓発に、ハマってる人はよくこの視点が欠けているのですが、もう上っ面のスキルでごまかせない時代に入ってるんですよね。

ちなみに、メソッドにハマってる人の中には、笑顔が大切だ、全てに感謝すべしだとやたら語る人がいますが、それが本当は寂しかったり辛かったりする自分を押し殺してるなら、やってることはネガティブな自己否定の自己犠牲に過ぎません。

毎日抑圧を繰り返してうん十年したら、そりゃあネガティブな感情を感じることも自覚することも出来なくなるってもんです。

痛々しい作り笑顔は、作ってる方も見ている方もまじつれーよ。

そして、そうしないといけないと思い込んでるのは、そんな風に両親から教わったからです。

両親から教わった通りにヒーラーやセラピスト、自己啓発本の著者の言う通りにしなきゃ!と囚われ続けているんです。

もう、『いい加減目覚めなさい』ですよね。

※感情の抑圧のメカニズムは、精神神経免疫学の良書『身体がノーというとき』にも詳しいですが、本音を押し殺したポジティブ仮面は、自分の免疫力すら低下させるんです。

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