結婚式で娘と踊るラストダンス。1度は諦めた夢を叶えたい!

純白のドレスに身を包んだ花嫁と、笑顔でダンスを踊るひとりの男性。

花嫁の名は、ブリトニー(Brittany Déjean)男性は、彼女の父。17年前、家族に悲しい不幸が訪れました。交通事故で背骨を骨折し、父は四肢麻痺になり、車椅子の生活を余儀なくされたのです。同乗していたブリトニーの弟さんは、帰らぬ人となりました。ブリトニーが12才のときのことです。

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事故前の父は、踊りが大好きで、自分の結婚式のときには、ダンスフロアーで最初から最後まで妻と踊り続けたほどでした。ブリトニーが子供の頃から、いつも一緒に踊っていた父は、将来娘が嫁ぐ日は、ラストダンスを踊って、花婿に娘を自分の手で渡したいと夢見ていました。

四肢麻痺になった父は、厳しいリハビリを余儀なくされました。そんな中、車椅子の社交ダンスを目にします。当時はまだリハビリをはじめた頃で、動かない手でカップを持って水を飲むことさえできませんでした。そんな彼にとって、ダンスをするなど全く想像もつかないことだったのです。しかし、車椅子でもダンスができるということに、希望の光を見出した父でした。

何年か経って、父はダンスのレッスンを始めます。ダンスの先生は、車椅子で驚くほど上手にダンスを踊るのですが、両手の麻痺は無く、自分とは違うレベルの障がいだと気づきます。やはり、自分には無理だ・・・レッスンを止めてしまいます。このとき、再びダンスを踊るという夢は、遠ざかってしました。

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そして、ブリトニーは美しい大人の女性に成長し、一生を共にしたいと思う男性に出会うのでした。

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父は、この男性になら、自分がラストダンスを踊ることができなくても、娘を送り出せる、そんな風に思いました。そして、そのことをブリトニーに告げました。

しかし、ブリトニーは、父に言いました。

ラストダンスを2人で踊ることがどれだけ意味深いことであるか、ということを。

1度決めたら、ブリトニーの気持ちを変えることはもうできません。それを知っている父は、一念発起して、 Roll Call Wheelchair Dance Academyに出向きます。そこで3時間みっちりダンスを教わりました。

振り付けを練習する2人

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そして迎えた結婚式

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こうして、夢が叶い娘とラストダンスができた父。この日は魔法がかかった夜だったと語ります。

その後も、ダンスフロアで踊りつづけ、時には男性ともダンスを踊りました。「こっけいに見えたって平気、だって今日は美しい娘が幸せになる大切な結婚式なのだから!」とインタビューで笑って答えた父。

17年ぶりに思い出の曲をバックに妻とダンス

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娘の結婚式というだけではなく、父にとって妻と再び踊ることができたこの日のことは、生涯決してわすれることができないと思います。

2週間後には他の人の結婚式でもダンスを踊り、以来夫婦でレッスンを受けているそうです。

ブリトニーさんは語ります。
「障がいを持っていても、充実した生活を送ることができる、父を見ていてそれを学びました。本当に好きなことがあれば、それを決して諦めてはいけない、そう思います。」

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末永くお幸せに!

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公式プラチナライター。テキサス州在住。料理研究家でフリーランスのコラムニスト

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