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歯科医師をはじめとした専門家が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
近年、歯列矯正を受ける人が増えてきています。 婚前の女性の場合、特に「結婚式までに美しい歯にしたい」と考える方が多いようです。そんなかたが気にしているのは、歯列矯正と結婚・妊娠とのタイミング。「歯列矯正中の妊娠は大丈夫?」という疑問や「出産後は育児に追われ、歯列矯正の時間が取れなくなるかも…」という悩みも耳にします。そこで今回は、結婚・妊娠・出産と歯科矯正のタイミングについて、歯科医師に聞いた話をお伝えします。

結婚式までのカウントダウン…歯列矯正、4ヶ月あればみちがえる!

女性にとって結婚の直前は、人生の中で特に重要な時期でしょう。結婚式までの期間が半年間、少なくとも4カ月ほどあれば、歯並びや歯の見え方を、今の状態よりもかなりきれいにすることが可能です。これから式場予約をするなど、結婚式を考えているかたにとって4か月間はちょうど区切りがよく、都合のつく期間ではないでしょうか。

4カ月という短期間で矯正作業をすべて終了することはなかなか難しいですが、歯列矯正を初めて4ヶ月目くらいになれば、つけ外し可能な矯正装置使用になっているでしょう。そしてそのころにはすでに歯並びが美しくなっていることが期待できます! そのうえで結婚式の後にも矯正治療を継続すれば、歯並びはさらに美しく仕上っていきます。

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妊娠中、歯列矯正ってできるの?

妊娠中の歯列矯正についてですが、妊娠中であっても装置を着ける矯正治療は可能であり、赤ちゃんへの影響は特に考えられません。ただし、まちがっても胎内の赤ちゃんに影響が出てはいけないので、局所麻酔を用いる抜歯などの外科的な処置、抗生剤を使った薬の処方、歯のレントゲン撮影などは避けたいところです。

そういった意味では、妊娠前に処置が必要なことはすべて終わらせておき、妊娠活動を始めるときには、装置の治療のみとなっていることがベストでしょう。ただし、矯正治療の使用薬剤は、医学的に胎児に対して悪影響があるような薬剤は含まれていないため、要望があれば妊娠中に治療を開始する事も可能ではあります。

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つわりと歯列矯正は相性が悪い?!

また妊娠中の歯列矯正治療は、多くの女性が経験する「つわり」が障害となる事があります。歯列矯正の治療には、口腔ケアが非常に大切です。矯正装置には食事のたびに食べかすが付着してしまいますが、それをしっかり取り除き、清潔な状態を保持しておかなくてはなりません。

また妊娠初期のつわりの時期は、矯正装置が口の中にあるわずらわしさを感じるかたが多いでしょう。装置の味すら気持ち悪く感じるかたもいるかもしれません。ですから妊娠と歯列矯正を同時に進めることが医学的には問題となることはありませんが、精神的につらい可能性もあるので、あまりおすすめはしません。

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【医師からのアドバイス】

つわりのあまりのつらさに、第二子妊娠をためらう女性も多いようです。無理やガマンをしすぎないよう、現在手の届く治療をうまく組み合わせ、自分に合った対策を見つけて乗り切るのが、現状では最良の方法と思います。

(監修:Doctors Me 医師)

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