◆ オランダと聞いて何を思い浮かべますか?

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風車、チーズ、チューリップ…オランダと聞いて一般的に思い浮かべるイメージはこのようにのほほんと穏やかな風景や物が多いのではないでしょうか?
ところが、自由の国・オランダにはとんでもない観光地があったんです。

◆ アムステルダムの「飾り窓」

出典 http://oneshotlife-tom.hatenadiary.jp

アムステルダムの人気の観光スポットのひとつでもある「飾り窓」地区。実はアムステルダムにはいくつか存在するのですが、最も有名なの場所はDe Wallen(デ・ワレン)と呼ばれるところで、実際に売春がされてもいながらにして観光スポットともなっている不思議な場所なのです。

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飾り窓地区は道沿いに赤い灯に縁取られた窓がいくつも並んでいます。その窓の中に、沢山の女性が下着姿でお客さんを待っているんです。つまり、飾り窓の中には売春を職業としている女性達が、自分自身を商品に見立ててショーウィンドウ(=飾り窓)の中に並んでいるのですね。

軒に赤いランプを灯しているため、英語では"Red-light district"と呼ばれる。

出典 http://kwww3.koshigaya.bunkyo.ac.jp

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会長 島耕作の2巻にも、オランダの農業視察のエピソードに交えて飾り窓のついての解説がなされていました。

◆ 飾り窓のシステムは?

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さて、気になるのは飾り窓のシステム。まずお客さんは飾り窓の並ぶ道を歩きつつ、自分の好みの女性を選びます。お客さんは女性と個別交渉を行い、金額に折り合いがつけばそのまま個室へ…という流れになるんだそう。
女性は個人として飾り窓を借りているだけ、つまり場所を借りているだけなのです。ですから、相場価格というものもありません。ただ、観光客はお金を持っていると思われているので、高い金額をふっかけられる可能性が高いそう。

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衛生面が気になるところですが、オランダでは売春が合法化されているため、アンダーグラウンドに潜る事なく行政の指導が入り、私達が思っているよりも実はきちんと管理されているんだそう。とは言え、自己責任ですので飾り窓で遊ぶ場合は気をつけて…。

◆ どんな女性が働いているの?

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飾り窓に立ち、通行人に顔を晒す事になるので現地の女性はほとんどおらず、飾り窓で働く為にオランダへやってきた外国人女性がほとんどなんだそうです。
また、バックにヤクザやマフィアがついている…なんて事もなく、完全なる個人営業ですので、女性はあえてこの職業を選んでいると言えます。これはオランダの「職業選択の自由を認める」というスタンスによるものです。

◆ 観光客向けのツアーまであるらしい

この飾り窓の部屋はレンタルして働く人が多い。値段の高いエリアと低いエリアに分かれている。1日60ユーロ~180ユーロ。

出典 http://gokidance.exblog.jp

アムステルダムに行かれる際には、お姉さんにカメラを向けないことを強くおすすめします。カメラを向けると、僕の人生においてベスト5に入る程の恥ずかしさ、それをあなたも味わうことになるでしょう。

出典 http://yokohamanogin.com

↑観光で訪れる事が出来てもマナーを守らないと大変な目にあってしまいます。

◆ オランダでは売春は合法化されている

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身ひとつで稼ぐことが出来る売春は、世界最古の職業とも言われています。
ヨーロッパのベネルクス三国のほか、スイス、オーストリア、ドイツなどでは売春は合法化されています。その方が合理的、という考え方に基づいているのですが、日本の感覚からするとすごく自由に思えますよね。

2000年に飾り窓での売春が合法化され、主に東欧、南米、アフリカ、アジアから出稼ぎとしてきた女性が合法的に“仕事”として行っている。

出典 http://kwww3.koshigaya.bunkyo.ac.jp

全面的に禁止にすると闇に包まれてしまい、取り締まりが難しくなるため、逆に合法化することで、行政の管理下に置き、犯罪を防ぐとともに、税金を徴収することにした。

出典 http://kwww3.koshigaya.bunkyo.ac.jp

出典 https://www.compathy.net

また、ヨーロッパで唯一マリファナが合法であることでも有名なオランダ。コーヒーショップかな?と思って入ってみたら、実は中で吸えた…なんてことも。

◆ 同性愛者にも優しい自由の国

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また、自由の国・オランダを象徴するものとして、同性愛者にも理解がありアステルダムにはゲイ・スポットも多数あるんだそう。同性愛者が集まるカフェやバー、関連グッズを取り扱うアダルトショップなど、わかりやすいようにゲイ・スポットにはレインボーカラーの旗がかけてあります。

オランダは世界で最初に同性愛結婚を認めた国でもあり、ゲイ、レズビアンが非常に多く、ゲイのための飾り窓地区も存在している。

出典 http://kwww3.koshigaya.bunkyo.ac.jp

◆ 飾り窓閉鎖の危機?

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そんな何もかもが自由に感じられるオランダですが、実は2015年春、この飾り窓を一部閉鎖するという市の再開発計画に抗議するデモが行われました。ニュースなどで見た方も多いのではないでしょうか?(※写真はイメージです)

無理矢理働かせられている訳でもないですし、必要を感じて働いている女性もいるとの事ですから、個人的には働く場所が失われてしまうのは厳しいだろうなあ…と思います。

「プロジェクト1012」と呼ばれるこの飾り窓閉鎖計画は、売春にまつわる犯罪や人身売買などをなくすのが目的だという。アムステルダムでは500軒以上あった飾り窓のうちすでに115軒が閉鎖されブティックやギャラリーとトレンディな店に変わっている。

出典 https://www.portfolio.nl

近年では、アムステルダム市は、廃業になった窓を借り受け若手のデザイナーやアーティストに貸しアトリエやギャラリーに変えたりして、イメージアップ作戦に努めています。

出典 http://www.holland.com

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